mezamenasai
目が覚めた。
瞬間ここは自分の住んでいる家ではないことが分かった自分の家は布団派なのにベットで寝ているので違和感しかない。
極めつけは俺の布団の傍に椅子がありそれに黒上で短髪で紫の眼鏡をかけいる人がいた。
俺はねむけまなこをこすってよく見てみた、女性、前髪はぱっつん、スーツで性格はキツそうな顔読んでる本は・・・魔法の教え方と書かれた本を読んでいる!?
しかも右手に赤い紋章みたいなものが書いてあるし・・・どうしよう・・・
すると、その人はパタンと本を閉じこっちを見てきた。
目があった。
なんか容赦のない視線だと思う、しかもなんか空気がシリアスな気がする・・・
「さて、いきなりだけど君には2つの選択肢があります、強犯罪者更生プログラムをうけるか刑務所にはいるか・・・どっちがいい?」
なるほどなるほど、真剣な顔で鬼畜なこと聞いてきやがるっていうか刑務所ってなんだよ冤罪って俺大っ嫌いなんだけど。っていうかこれ選択しあってないようなものだよね?ねぇ?ねぇ?・・・やばいよなこの状況とりあえず質問しよう。
「質問いいですか?」
「いいよ」
「僕、犯罪おかしたんですか?」
「えぇ、聞きたいですか?」
・・・自分の罪と向き合える気がしない・・・っていうかそれよりも
「なんで犯罪を犯した記憶がないんですか?」
「あぁ、言ってませんでしたね、そうだねぇ君結構な罪を犯したからそれを踏まえて更生ってできなさそうだし、それにつらいことがいっぱいあったらしいからさ」
?疑問があふれでてくる
「なぜ僕を更生してくれるんですか?」
「それはね、君が有用だから。でも一応君以外にも有用な奴はいるんだよ?その中でも君はそこそこ有用なんだよね、あと一番罪重いし。」
「え?!」思わずそんな声がでた。
「あ、ごめん。今のわすれて。」
やばい、受け入れたくない。
「・・・」
「・・大丈夫?」
大丈夫なわけない、不安でいっぱいだ。
「忘れていいものでしょうか?」
「・・・・・・・向き合うの?」
「・・え?」
「向き合うんだったら、君が何をしてきたか教える。向き合わないんだったら知る必要はない」
「・・・そうですか」
「うん、本当に知らなくてもいい。これから君にはある程度のつらいことは絶対おこるのだから、必要のないストレスは感じないほうがいい」
「・・・」
「それに、君が闇落ちしたらこの計画は没になっちゃうしね」
このひとは取ってつけたような笑った顔をしている。・・・それがもうストレスなんだけど。
「・・・僕は衝動的に犯罪をおこしたのですか?それとも計画的に起こしたのですか?」
僕は何となく反射的にそんな質問をしてした。
この質問の答えによって僕が変われるか変われないかが決まる衝動的なら感情が高ぶったときに落ち着く癖をつけたらいい、だが計画的ならばどうしようもない。
「・・・どっちつかずだから・・情熱的、うん情熱的だった。」
「・・・」迷宮入りしてしまった。
「・・・大事なのはさ今から変わりたい?かわりたくない?」
「変わりたいです。」
「なぜ?」
なぜ?!なぜ、なぜ、なぜ・・・・・・・・・
「もともとこの性格を直したかったところなんですよ」
「そうなんだ、ちなみにどんなところ?」
「えっと、すぐに被害者面になるところですね」
「へーいいね、いいね。そうだったプログラム受ける?ちなみに内容を要約して説明するとまず最初に第一異世学園にかよってもらいまして青春を謳歌してもらい心身ともに成長し精神の安定を図ります。そして同時並行で戦闘力もA~Sランクを目指して頑張ってもらいます、次は国内の冒険者か異官になってもらいます。ちなみにどちらもSランクでしたら収入は800ぐらいはいくそうですよ!」
「あの、質問です」
「はい、はいどうぞどうぞ」
「その冒険者とかいかんとかどうゆう職業なんですか?」
「おお、そうですねー君目覚ました時私の右手みて‘うわぁ‘みたいな顔したでしょ?」
ばれてるぅ?!
「たしかに、ちょっと、したかもしれないです」
「まぁしょうがないよね、じゃあちょっとびっくりしてもらうね」
そんなことを言って彼女は右手を開いて僕のほうに差し出してきた。彼女の手相がよく見える。
2秒後彼女に超常現象と言いたくなるような変化がおこった彼女の手のひらをすっぽり覆い隠すように空色の魔法陣が浮かび上がってきた幾何学的な模様で空色の光がとても綺麗だ!ってそれよりもそこからなんか出てきてる?!
次の瞬間半径10センチぐらいの少し大きめでとげとげしている氷の塊が落ちてきた。
「どうやったんですか?!」
「これは魔法」
「ええ!?本気でいってます?」
「うん、ほかにもいろいろあるよ」
「たとえば?」
「そうだねー」
そういって彼女は立ち上がり今度は3秒後に彼女の右腕にいつの間にか水色を基調とした鎧が付いていて、開いた右手の魔法陣はさっきよりも2まわりは大きかった。すると今度はシュッと何かが出てきた。彼女はそれを手に取り右手だけでサラッとまわして僕に見せてきた。
それは氷の槍だった単純な形なのだが、それがすごい!
僕はすごく興奮した。これまでどれだけ願ってもゲームやアニメなどでしか見れなかった魔法が今僕の目の前にあるのだから当然だろう。
「質問しまくっていいですか?」
「お、君はアニメとかすきだもんねぇ」
「え?!何で知ってるんですか?」
「まぁその話は長くなるからあとでだよ、とりあえず。ここは現実で魔法もある。そしてほかにもスキルとか君がしらない概念がいっぱいある。まぁ最低限知らなければいけないものは後で学習して本格的に知らなければいけないものは学園で学習してね。」
えーと何お話ししてたっけ?
「えーと、えーとその冒険者とか異官とかもあとでわかるってことですか?」
「そうそう、まぁ冒険者のほうが命の危険は大きいし異官のほうが人数足りないから、できれば異官になってほしいかな!・・・まぁ、なんも考えず、異能学園バトルだー!とかハーレムつくるでぇ!とか俺はあの伝説のファイヤーディザスターだ!とかぁそうゆうノリでくるひとも少なからずいるし、っていうかそうゆう人を集中してあつめてるし・・・そんなに緊張しなくてもいいよ!」
やべぇなんか初めて学校が楽しそうに思えてきた!
「あ、じゃあ僕その学校いきます!」
「おお!よかったよかった。まぁ学校というよりも、なんていうのかなぁ入学の条件は今のところ義務教育を受けていることと常識がちゃんとあるかどうかだから年齢制限はないんだよね。だから大人の人もいたりするから大学ってかんじかな?・・・まぁとにかくプログラム受けるってことでいいんだよね?」
「はい!お願いします。」
「・・・一応いっておくけどこれが最後のチャンスだからね?」
え?、・・・あぁそうか僕はそうゆうやつだもんな
「はい、わかっています。」
「うん、がんばってね。それぐらいかな、・・・・あ、あと学園のイベントには極力参加してね!それと義務イベントには強制参加ね!」
そんなことを笑顔で言われた。
「・・・・・」ぐれたい・・・・・・
「今は、午後3時だから今日から学園に行こうか。5時間40分ぐらいで到着できるらしいから・・あとサンドイッチすき?」
「嫌いではないですけど?」
「じゃあ夕飯決定だね、あと車だからこぼさないようにだってさ。それとサンドイッチ食べ終わった後はタブレットで新しい概念について覚えてね。」
そんな感じで俺は指示どうりにこの建物から出て車に乗った。
ちなみに僕がさっきまでいた建物は刑務所だった。怖いよ!まぁ牢屋じゃないだけましか。
そして、車の中には鞄が適当に置いてある、そして運転席には黒い眼鏡をかけた普通のおっさんがスーツをきて運転するのをまっていた。「そのかばんの中には3万円が入った財布、タブレット、携帯、充電器、歯ブラシ、サンドイッチに食パンが入っています。タブレットの使い方はわかりますよね?」「はい」「インターネットの検索ランのお気に入りのところにAWという新しい概念について書いてあるサイトを登録しておきましたのでそこにアクセスしてください、アカウントは既に登録しておきましたので、・・その前にサンドイッチを食べるのも問題ありません。それでは出発します。」
・・・で今車の中でサンドイッチを食べ終えて渡された鞄の中からタブレットを取り出しAWというサイトに接続して情報収集をしている。ちなみにタブレットは大分進化していてa4のプリントぐらいの大きさで分厚さは5㎜ぐらいでかっこいい!・・・とこのサイトめっちゃまとまってんなえーっと‘初めてサイトにアクセスした方はこちら‘をたっぷして・・・ほうほう六年前に突然世界に新しい概念が入ってきて、それと同時にダンジョンなども一緒に入ってきました。このダンジョンには心臓と呼ばれる場所が最深部にありそれを破壊しない限りダンジョン内にモンスターが生まれてきます。それだけでしたら外に出ることはないのですが、ある程度たまるとダンジョンはモンスターに外に出て戦闘するように命令します。これをモンスターラッシュといいます。これは新しい概念の大災害の一つです。ちなみにダンジョンは陸では半径5キロの円の中に1つあると思ってください、海では半径1000キロメートルに一つぐらいだといわれています。
もう一つの災害は犯罪者全員のポテンシャルが向上したことによる治安の異常な悪化。
もう一つは王族が自分の国を作りそれを使い戦争をすることです。
このサイトはこの大災害などの情報を載せるページと、新しい概念、例えば魔法やスキルや紋章などの情報を載せるページに大きく分けてあります。
災害の情報が知りたい方はページ下のAWαをクリック。
新しい概念の情報が知りたい方はページ下のAWβをクリック。
・・・・なるほど、マジでどっきりとかじゃないんだなぁ・・・