ゾンビは死ねない 永遠に
どうもゲーム好きのxynjです。ちなみに今回が初投稿。現役中学生なので、色々と大目にみてください。(男子ですよ。悪かったですね) この物語は、死神と取引し、ゾンビから、城を奪い返し、都市を奪い返し、国を奪い返す物語です。序盤はわからないことだらけですが、少しずつ、秘密が明らかになっていきます! おっと、これ以上話すとネタバレになってしまいますね、では、最後に一言だけ、最後の最後に、主人公はメッチャかっこいいです!!! 絶対最後まで投稿するので、読んでくださいね!!!!
二年前、両親が死んだ。兄弟も親戚も、その時死んだ。僕の弟が産まれるので、全員集まっていたのだ。なにせ、王と正妻の子だ。集まるのが普通だろう。あの時はみんな喜びに満ちていた。彼女は体が弱く、子どもができないのでは?と思われていたので、そりゃもう大騒ぎだった。だが、その時異変は起きた。突然、ゾンビが入ってきたのだ。ありえないことだった。城は都市の中心にある。そこにいきなり現れるなど、あるはずがない。なのに、現れてしまった。当然警備兵が応戦するが、ゾンビの数は10や20などではなかった。100は超えていただろう。勝てるはずもなく、あっけなく、王のいる場所まで到達し、そしてーー 王たちは殺されてしまった。僕はとっさに兵の死体に身を隠したのでなんとか助かった。まあ、隠れる瞬間に、ゾンビに腕を噛まれてしまったので、腕は今でも動かないが。それからというもの、都市はゾンビの巣食う場所へと変貌してしまった。僕は、大切なものすべてをゾンビに奪われてしまった。 ーーエピローグ1 身を潜め生きるものたちーー 僕は今、都市の東にあるカーナリア砦にいる。この砦は、人ではなく、主にオークなどの亜人種に対抗するために作られたが、昨年和平が結ばれていこう放置されていた。この砦だけは、ゾンビ出現時に、放置された時にかけられた施錠呪文によってゾンビに侵入されていなかったので、僕はここに来たというわけだ。カーナリア砦内には、僕が連れて来た生き残った近守兵3人、その他23名の市民がいる。向かう途中に出会った人たちを、丸々連れて来たのだ。彼らは、家の中に籠城して、助けを待っていたらしい。全く、僕が来なかったらどうするつもりだったのだろう?まあ、それは今はいいか。今僕がやるべきなのは、状況把握と、この場にいるものの不安を取り除く事だ。まず分かっている事だが、都市は壊滅し、事実上滅びたと言ってもいいだろう。ここに来る途中、そんな光景しか見なかった。おそらく、都市全体がこの有様なのだろう。なら、どうする?この砦にはほとんど蓄えがない。今日1日分の水すら用意できないだろう。ならば…………近くの民家に取りに行くしかないな。だが、これは無理そうだ。人が行動するためには、希望が必要だ。こんな絶望しかない状況で、そんな危険な事させたら、壊れかねない。 「ふっ」我ながら、よわい頭だな。まあ、仕方ない。僕は考えるのが苦手だ。行動で解決しよう。「なあ、聞こえるんだろう?」僕は……いや、俺は、とても小さく、低い声で言った。「呼んだかい?」俺の声とは違い、とても高い声が聞こえた。「あの時の取引、今できるか?」「まあ、別にいいよ で、何が欲しいの?」「人間の時と同じような知能」 「……あー、なるほど。そういうことか、考えたね。ということは、もちろん差し出すものは…」「俺の命だ」「ははッ! いやー、君って本当に面白いね。今までいろんな人間を見て来たけど、君みたいに、人間を辞めようとしたやつは初めてだよ」「そりゃどうも。死神様に言われるとはとても光栄でございます」俺は少し皮肉を混ぜて言った。「やだなー……僕のことはゼロって呼んでよ…?」「はいはい、んで、ゼロ様はこの取引に応じてくれるのですか?」「はぁー、全くもう……。まあ、別に問題はないからいいよ」「おう、ありが…」「ただし! 三年だけだよ」「それはつまり、三年したら、俺の知性は吹き飛ぶってことか?」「そのとうりだよ、イヤー、理解が早くて助かる」なるほどな、三年だけか。いや、三年もあれば充分か?まあ、やってみるしかない…か。「分かった。その条件でいこう。じゃ、早速やってくれ」「もう、せっかちだなー。…じゃあ、いくよ。3 2 1 ……」0が聞こえるか聞こえないかくらいのところで、俺は、意識を失った。
そして、すぐにまた目覚めた。ゾンビとして……!!
すみません。なにぶん初投稿なもので、色々と分かりません。なので、今は割愛させていただきます。慣れて来たら、必ず修正しますので、それまで待ってください。お願いします。