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吹雪舞う空の下

「粉雪」をテーマにどうしても書きたくなって書いた、詩。

多分ホラーです。



 それは


 とても綺麗に見えました





 麗らかな春の空に舞う、桜の花びらたち



 夏の夜空を七色に彩る、ホタルの光たち



 山の秋には欠かせない、散る木の葉たち



 冷たい冬に暖を添える、純白の粉雪たち




 どうして、美しいんだろう


 どうして人は、それを真似したがるんだろう




 拍手喝采とともに舞台を舞う、紙吹雪



 夜空を煌々と照らし出す、打上げ花火




 散る姿は


 美しい?



 死ぬ姿は


 美しい?





 美しい


 たぶん、この世で一番に





 吹雪舞う空の下、


 胸に、手を当ててごらん


 想像してごらん



 この命がばらばらになるとき、それは美しいのかなって……








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