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1億℃の心臓  作者: ねこのけ
第一章
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第五話 独断専行


「遅い」


 時間はもう夜中の24時を回ろうとしてる。それなのに体調の悪い俺の代わりに俺をやっているはずの渚が帰って来ない。


「・・・・・・仕方ないか」


 悪寒のする体をベットから起き上がらせマスクをつけダウンを厚く着込む。何か問題に巻き込まれているかもしれないし、もしバイト先に迷惑をかけてたら申し訳ない。


 そうしてフラフラとした足取りで人気の少なくなった夜道へと踏み出す。


「寒いのか熱いのか分かんねぇな」


 バイト先のスーパーはもう閉まってるだろうし渚の奴はどこで油を売っているのやら。遅れるなら連絡ぐらいしろよとは思うが、それをアンドロイドがしないとも考えずらい。


「なら意図的か」


 そんな事を回らない頭で考えていると、近場の公園が見えてくる。いつもバイト帰りに通る公園だが、逆方向から見るといつもと違うように見えてしまう。


「・・・・・あ、いた」


 案外あっさとりと遠目にそれっぽい人影が見えた。が、誰かと話しているのかその影は二つあった。

 もしかしたら人違いかとも思ったが、顔を確認してからも遅くないとその影へと一歩ずつ歩を進める。


 だが寒さに瞼を細めている内に見逃してしまったのか、その影が俺の姿をした渚だと気づいた時にはもう一つの影はどこかへと消えていた。


「何してんだよ」


 その渚であろう俺の背格好をした物の背に向かって俺は声を掛ける。すると俺の顔から渚の声が返ってくる。


「・・・・あぁ岳人さんでしたか」

「何気付いて無かったフリしてんだよ」


 俺はそう言ってポケットに入れたスマホを取り出す。どうせこれで気づいていたんだろうと。


「あんまり心配させるなよ。あと俺の顔から戻れ、気持ち悪いから」


 俺がそう言うと、あぁと言葉を零した渚はいつもの顔へと戻った。こいつにとって自分の顔ってどういう認識なんだろうか。そう変形する渚の顔を見つつ思っていると、整えるように頬を触りながら渚が言った。


「アンドロイドを心配してどうするんですか。それよりもご自身の体調を心配しては?」


 気持ち悪いと言われて拗ねているのかそれともただの嫌味なのか。暗くて表情は読み取れないが口調からはどこか遠ざけるような冷たさがあった。


「可愛げが無い奴だな」

「所詮アンドロイドですから」


 やはり俺にとっては人の様に見えても、渚にとっては自認はあくまでアンドロイドで感情は要らないらしい。


「あ、てかお前なんで遅れたんだ?」

「ナンパされまして」

「お前もう少しまともなウソをだな・・・・」


 そもそも俺の顔でされたならその女の人紹介して欲しい物だが。

 そんな会話をしつつもどこかアンドロイドである渚との壁を感じてしまった夜だった。


ーーーー


 次の日の朝。 

 相も変わらず俺の体調は悪く、それどころか昨日外に出たせいか悪化しているとも思えるほどだった。


「今日はちゃんと早く帰って来いよ」

「分かってますよ。冷蔵庫入れたのでちゃんとご飯食べて薬飲んでくださいよ」


 そう言って俺の顔をした渚が扉を閉める。そんな扉に向けてしゃがれた声でぼそりと一言零す。


「・・・お前は母親かよ」


 そうしてまた暇な一日が始まったが、小さい頃のようにテレビで時間を潰すのも限界がありただボーっと天井を見上げ続けていた。

 だがそんな無為な時間が過ぎてカーテンの隙間から西日が部屋に差し込んできた頃。スマホが震えたかと思い画面を覗くと 知らない番号からの電話がかかってきた。


「・・・・・誰だこれ」


 知らない番号というかL〇NE電話じゃない時点で殆ど知り合いじゃ無いのは確かだ。だがまぁどうせ暇だし出ても損は無いかとボタンをタップした。


「もしもし」


 だが帰ってきたのは少しの息遣いと沈黙だった。セールスならこんな事しないはずだが、もしかしてただの間違え電話だろうか。そう思いスマホの画面へと視線を戻すとやっと相手から小さいながら声が帰ってきた。


「私だけど」

「・・・・新手の詐欺か何かですか」


 いきなり電話かけてきて名乗らないのはどうなんだ。間違え電話の線もあるがこの声どっかで聞いた事あるような・・・。と、その疑問に答えるように電話の向こうの相手が反応してきた。


「前約束したでしょ、発表用の資料作るって。忘れてんの?」


 少し怒気のはらんだその声と内容でやっと誰かが分かった。だがなぜ俺の電話番号を知っているのかという疑問はあったのだが、大方渚の奴が勝手やったんだろうなと理解が及ぶ。


「あいつ報告しろよな・・・」

「なんか言った?」

「いや、なんでもない」

 

 今更文句を言っても仕方ないか。それに発表の事すっかり忘れてたし丁度良かったと、渚への恨み言を誤魔化しつつノートパソコンを立ち上げる。すると机の上に置いたスマホから心配の声が飛んできた。


「喉大丈夫?」

「あ~まぁ風邪引いてね。そこまでひどくないから大丈夫」


 浜中さんの都合もあるし下手にこの作業を後ろにずらす訳にはいかない。そう体調を隠しつつ、ブゥーンと音を始めたパソコンの画面を操作しアプリを開く。


「じゃあとりあえず始めようか。ファイル共有したいから学内メアド教えて」

「・・・ん」


 電話越しだと余計に機嫌が悪いのかどうなのかが分かりずらい。でもそれを気にしても仕方ないので淡々と事務的な会話を挟みつつ作業を進める。


「「・・・・・・・」」

 

 ペアで発表と言っても英文を翻訳して発表するっていうのだから、黙々と互いの割り振りを訳していくだけ。こういう所で自分から話しかけれ無いから彼女出来た事無いんだろうけど、無理に話しかけて嫌われたらって考えると及び腰になってしまう。


 そんな関係ない事を考えならもひたすらタイピングをしていると、聞き間違えじゃ無ければスマホから扉の開く音と共に浜中さんのではない誰かの声が聞こえてきた。


「結衣~私もう行くから~」

「え、あ、ちょっと母さん━━」


 そう焦ったような浜中さんの声が聞こえた所でミュートにされてしまったらしく、スマホからは何も聞こえなくなってしまった。俗に言う親フラと言う奴だろうが、俺にとっては少し懐かしくも感じた。


(てかこの時間から外出か)


 もう夕飯の時間だが今からは大変だな。あまり他人の家庭環境を詮索するのはあれだが、薄々察してしまうものもある。


 するとプツりと音がしたと共に浜中さんのミュートが解除された。


「・・・・・ごめん親が来ただけ」

「うん、あるよねそういうの」

「・・・・・・」


 あまり親の事は触れて欲しくないのか返ってきたのは沈黙だけだった。俺も流石にそれぐらいは察せるので、それ以上言葉を続ける事をしなかったが、さっきまでスマホから聞こえていたタイピング音が止まっていた。


「・・・・こんな時間からどこ行くんだって思ったよな」

「いやぁ・・・・まぁ」


 その言葉に俺の指もキーボードの上で止まる。そしてどう答えたら良いのか唾を呑み込むが、俺が迷っている内に呆れたように浜中さんが続けた。


「水商売だよ。あんな歳になってまでよくやるよ」


「・・・・・あぁ・・・・そうなんだ」


 なんとか俺が絞り出したのはそれだった。実際急にこんなセンシティブな事情開示されるとあまりに困惑が強くなってしまう。


「それ言ってよかったの?」


 殆ど関係性の無い俺に話すには随分突っ込んだ話で、それをした意図があまりにも掴めなかった。だからそう質問をしたのだが、浜中さんはなんてこと無さそうに言った。


「別に隠す事じぇねぇし、一々詮索されんのが嫌だから」

「・・・・・・そう・・・ですか」


 俺の全く知らない他人の家庭環境。安易に同情も共感もしてはならないし、偉そうに説教するのなんて以ての外。

 だがそれを分かっていながらもこの時俺の頭は熱でおかしくなっていたのか、少しだけ深入りする事を選んでしまっていた


「・・・・・お母さんの事は嫌いなんですか?」


 言ってから辞めて置けば良かったと遅まきながら思ったが、既に俺の言葉は浜中さんのスマホへと届いてしまっていた。


「別に嫌いじゃない・・・・けど女としてのあいつは嫌い」


「あ〜・・・・・」


 色々思うところがあるのだろう。だがやっぱりこれ以上部外者の俺が触れるのは違うなと思い直し、俺は話題を逸らすようにマウスカーソルを動かした。


「話変わるけどここ単語の訳違ってるよ」

「え・・・・・いやだってこれネットの奴引っ張ってきたんだけど」

「その意味もあるけど文脈的にさ━━」


 それからは特に深い話をする事も無く1時間ほどで発表資料は完成した。あとは各自発表の練習するだけで、時間も時間で解散の流れかと思っていたのだが、俺がパソコンを閉じても通話は終わっていなかった。


「・・・・明日講義無いんですか?」

「別に飛んでも良い奴だしそれに眠くない」


 そう言って切ろうとしないが何かあちらから話題を向けてくる訳でもない。だから俺も困りつつ時計をチラチラ見るが、この時やっと思い出した事があった。


(渚の奴いつ帰ってくるんだよ。もう20時だぞ)


 今日はシフト入って無いし、昨日に続きやっぱり何か隠れてコソコソやっているのは確定的か。昨日は誤魔化されたが、流石に一度問いただしておいた方が良さそうか。

 そんな事を考えながらいつ帰ってくるかドアの方を眺めていると、深いため息と共に何か意を決したようにスマホの向こうから浜中さんが質問を投げかけてきた。


「やっぱ覚えてないよな?」

「・・・・?何のことです?」


 何か約束していただろうか・・・・あ、いや多分だけど渚が勝手に何かやったのか。あいつ本当に報告だけはしっかりしてくれよな・・・。

 

 そう段々と渚への不満がたまっていたのだが、今の俺の反応で少し不機嫌にさせてしまったらしく、舌打ちと共にまた不機嫌そうなため息が聞こえてくる。


「まぁいいわ。また来週」

「え、あ、またら━━」


 俺がそう言い切る前に切られてしまった。これはまた来週会う時謝罪から入らないとダメそうか。

 そんな新たなストレスを感じつつ、俺は渚を探す為ダウンを着込むのだった。

 

ーーーー

 同日の夜。

 ゴミで足場も無く真っ暗な部屋の中カチカチとクリック音が、青白く照らされた男の苛立ちを表すかのように響いていた。


「・・・・皆俺の事無視しやがって」


 その男が爪を噛みながら画面を凝視している。彼が起こした事件はトップニュースにはなりこそしたが、一週間も経てば別の話題で世間は流れる。それが気に食わなくいら立ちを覚えているが、それに向かって傍に立つ壮年の男が口を開く。


「警察の方は動いているみたいですが」

「あんな奴らどうでも良いんだよ。どうせ俺の事なんざ捕まえれないんだからよ」


 そう男は自信ありげに壮年男を見て胸を張る。それもそのはずで壮年男は人ではなくアンドロイドであるため出来る事は多い。だから男は過剰なまでに自信を抱いているが、それはアンドロイドからしたら過信で過度な要求でしかなかった。


「だから次は政治家行ってようと思ってんだよ。売国議員なんて腐る程いるしなぁ」


 だがアンドロイドに所有者の意図から逸脱する事は出来ない。もちろん普通は所有者命令よりも上位に倫理コードはあり犯罪行為は出来ないのだが、なぜかそれら制限が全て解除されこの男の犯罪に加担してしまっていた。


 だがもちろんアンドロイドとしては所有者の命令ではない限り、そういった方向は回避するように言葉を選ぶ必要があった。


「それは控えた方が良いかと。そもそも政治家の警備は厚い上、私単体でも可能性は低く蛇西様も同伴となれば隠しきるのは困難かと」


 蛇西様と呼ばれた男がアンドロイドの言葉を聞き親指の爪を噛み切った。


「ンだよ、おめぇが出来るつったんだろ」

「それは一般人の場合です。政治家の場合そもそも人の目が多い場所にいる事が多いですし、人の記憶は私にも干渉はできませんから」


 この会話はもう一週間で5回目だった。ここまでして政治家を恨む要因があるのかとアンドロイドは思考したが、結論としては所謂八つ当たりで自身の不遇を何かに押し付けたい。そう言った思考の類だと判断していた。

 

 段々と貧乏ゆすりの音が大きくなり机の上にあったエナジードリンクの缶が床へと落ちる。


「どいつもこいつも使えねェな・・・・!」


 そして蛇西は振り返り際にインスタントラーメンの残り汁をアンドロイドに向かって投げてきた。


「じゃア誰なら殺せんだよッ!!このスクラップがよッ!!!!」


 胴体に黄金色の汁が垂れ、脚を伝い足元のごみへと流れる。自分の都合が通らないと癇癪を起す。幼稚な精神性だが、一週間アンドロイドが遠回しに蛇西の要求を誤魔化していたストレスもあったのだろう。


 そう理解しこれ以上引き延ばすと滅茶苦茶な要求を強制されかねないと判断すると、アンドロイドは言葉を選択した。


「可能な範囲で社会的影響を考えれば、高級官僚や芸能人などの著名人ですかね。ですがやはり影響のある人物となればなるほど難易度は上がりますが」


 事実としては政治家もやろうと思えば出来てしまう。だがその後のリスクを考えるとやはり厳しい物はある上、それを続けるならば証拠を消しきるにも限度がある。

 そういった要素を勘案しての言葉だったが、やはり結局は要求を拒否する事になってしまい、蛇西の怒りを引き出してしまったらしかった。


「・・・・・・あぁもうどいつもこいつも使えねェなア゛ア゛!!」


 ダンッと机を叩きカランカランと缶が音を立て崩れる。そして暴れるかとも思われたが蛇西は机を見つめたまま、頭を掻きむしりブツブツと何かをつぶやき始めた。


「そもそも俺はこんなので終わる人間じゃねぇんだよ、大体中学の頃から周りのせいで・・・・」


 そんな不安定な所有者をただ立って傍に居るだけのアンドロイド。この部屋で何時間何日と繰り返された光景だったのだが、この時はいつもと違い蛇西が何か思いついたように珍しくアンドロイドの目を見た。


「お前仲間とかいないのか?」


 アンドロイドが出来れば避けたかった質問を蛇西はしてしまっていた。アンドロイドは聞かれない限り答えないようにしていたが、聞かれた以上アンドロイドである以上拒絶の出来る物では無かった。


「います。私が感知した範囲だと五体。野良が一体と恐らく連携をしているのが四体」

「野良ってのは?」

「・・・・・・・」

「おい、答えろ」


 興味を持たれてしまった事に危機感を覚えるアンドロイド。だが答えろと曲解のしようのない命令が来た以上答えざる負えない。


「私もそうですが過去に送られたアンドロイドの内、恐らく実行者の意図せず巻き込まれた個体がいます。ですので私は便宜上それらを野良と、恐らく実行者の集団である連携体と分けて呼称しています」

「・・・・・ア?じゃあ来たくて来たわけじゃァねんかよ?」

「そうですね。私も何も知らないのでただの予測でしかないですが」


 一度この時代の人間を殺してしまった以上、連携体と接触するのはリスクがある。他アンドロイドの倫理コードが解除されてなければ、コード違反をした個体は排除対象になってしまう。そしてそれが治安維持用アンドロイドだった場合蛇西も取り押さえ対象となってしまう可能性だってある。


 そういった思考の末自身と所有者の保全の為の選択だったが、それも蛇西の興味を抱いた笑みで意味のなさない物になってしまった。


「じゃあ野良ってのはお前みたいに従えれるんだよな?」

「・・・・所有者がいなければ」

「ならとっとと捕まえに行こうぜ。仲間が増えればもっとでかい事出来るって事だろ?」


 アンドロイドの推測でしかなかったが、その野良も既に所有者がいる。そこから所有者を移すには、現所有者が権利を放棄するか死亡するかで可能になる。だがそれを伝えたら蛇西は気にせず殺す事を選択する可能性、それにその野良も連結体に接触している以上そもそも敗北するリスク。


 それら一通り思考の末やはり他アンドロイドは無計画に接触するのは危険と判断した。だがそれを止めようにも目の前の男は止まらない。それにこの所有者が社会に与えうる影響を勘案すれば、設定された思考傾向からすれば止めなければいけない。


「ではそうしましょうか。タイミングもありますのでそれはこちらが指定してもよろしいですか?」

 

 そう恭しく頭を下げ一歩足を引く。


「あ?どれぐらい」

「一週間以内には」

「早くしろよ」


 そう言っても時間を稼いだだけで所有物であるアンドロイドが、所有者の意図に縛られ出来ることは少ない。アンドロイドは、ただ一週間の内に連結体がこの周囲を離れてくれるのを願うだけだった。


「じゃあ俺はその内に暗殺リスト作って・・・あぁ殺害予告とかしてみたいしなァ」


 だがやりようはある。色々な希望的観測が通ったうえで達成可能な事をしようとしている。厳密に所有者に行動制限をされていない以上、持ち合わせた人類社会への貢献という命題の為出来る事をするだけ。


「では私は一度当該アンドロイドを捜索してきます。出来そうならば勧誘等はしても?」

「あ?あぁ出来ンなら勝手にやっとけよ。あんま待たせんなよ」

「承知いたしました」


 勝手にという事はそれなりに裁量権が与えられたと認識。最善を尽くせ等の文言が無くて良かったと、アンドロイドながらに安堵し通信を試みる。


「では失礼します」


 そう言って一人外へ出たアンドロイドは、自身が既にアンドロイドがアンドロイドである規制もコードも全て違反出来てしまっている事に気付いていなかったのだった。



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