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1億℃の心臓  作者: ねこのけ
第三章
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第三十八話 因縁


 3月19日

 浜中さんと旅行に行ってから1週間の事。その間何かあったと言う訳でもなくいつも通りのバイトの日々。でもあの旅行から俺の視線が上を向くようになったのは事実だった。


「・・・・浜中さん今日も来なかったな」


 1人そう呟きながらロッカー室で制服を脱ぐ。旅行からの一週間シフトが合わないのか、浜中さんがスーパーに現れる事が無かった。それに一昨日送ったメッセージにも既読は付かないし、もしかして何かしてしまったのか不安になる。


「てんちょー、お疲れ様です」

「あ、おつかれ。明日8時からだっけ?」

「そうっす。何かあったんです?」

「いやバイト1人飛んじゃったからさ。明日忙しいよ~」

「え~まじっすか~」


 そんな会話をしつつ日が頭の上にある中空の下へと出る。もうそろそろこのダウンを仕舞いたいが、それはしばらく先になりそうだ。


「昼飯つくんねぇとな」


 前までは・・・・・いや、この思考ももういい加減辞めないとだな。渚の事なんて忘れるべきなんだから。するとスマホが震えそれを見ると、その主は浜中さんだった。


事故っちゃった

今入院中


 そのメッセージの重い内容とはそぐわない様なキャラクターのスタンプが送られてくる。俺は驚きつつも咄嗟にそれに返信をうつ。


え、大丈夫なの?


骨は折っちゃったけど大丈夫だよ


 軽い調子で言うが割と大きめの事故にあったのは分かる。だから俺は時間を確認しつつメッセージを送る。


お見舞い行こうか?場所教えてくれたら今から行くけど


 既読が付く。今からならスーパーで差し入れなり買っていけるし、何かしてあげたい気持ちがある。前の旅行のお礼をしたいのもある。


あ、じゃあリンゴお願い

気分だから


 そんなメッセージと共に病院の場所と部屋番号が送られてくる。俺を心配させないためか分からないけど、骨を折ってこんな調子なのは逆に心配になってしまう。


「・・・・でも行くか」


 そうして俺はリンゴの他に何個かフルーツを買い、その病院へと向かう。一人でお見舞いに行った事ないから、勝手が分かるか心配だったけど割とあっさりとその病室へと入る事が出来る。


「・・・お邪魔します」


 色んな人が一緒にいる病室らしい。カーテンで仕切られたベットから何人も声が聞こえる中、俺は教えてもらったそのベットへと近づく。


「あ、やっと来た。遅いじゃん」


 そこには水色の病人の服と言えば良いのか、それを着て浜中さんは上体だけ起こしてベットに横になっていた。


「足?」

「そ、避けたと思ったんだけどね。挟まれちゃった」

「聞いてるだけで痛いじゃん」


 俺がそう言いながら傍にある椅子に座ると、浜中さんは少し渋い顔をして零す。


「うん、正直痛い。薬無いと」


 あはは、と笑っているがぎこちない。やっぱり無理しているのは丸わかりだった。


「いつ頃まで入院?」

「分かんない。学校には間に合わないって言われたけど」

「そう・・・・か」


 どう反応していいか分からず俺は言葉を詰まらせる。だけど浜中さんは明るい口調と共に俺の手に持ったそれを見ていた。


「あ、リンゴ?青森の?」

「ん?あぁ多分そうだったと思うけど・・・・」


 取り出すと今すぐ食べたいらしいので、俺は念のため持ってきて良かったとリンゴの皮をむく。


「なんかこういうベタなお見舞いするとは思わなかった」

「私も。母さんとか絶対してくれないし」

「・・・・あぁ」


 あんまりお母さんとは関係が良くないんだっけか。仲よくして欲しいとは思うけど、本人間の問題だし少し触れずらい。


「ウサギっぽく皮剥いてくれないの?」

「俺にそんな技術ないから」


 皿に切り分けたリンゴを並べ浜中さんの方へと向ける。それを一個浜中さんは手に取り小さな口で一口齧る。


「当たりの奴じゃん。食感がシャキってしてる」


 浜中さんが俺にも食べろと皿を戻してくるので、俺も一個掴んで食べる。


「あ、美味しいね。これ」


 高いだけあった。これでまずかったらどうしようかと思ったけど。 

 そう安堵していると、浜中さんは嬉しそうに笑う。


「でも一週間入院してお前だけだよ見舞いに来たの」

「友達とかは?」

「伝えてない。おじいちゃんが明日来てくれるらしいけど」


 ならなぜ俺には伝えたのだろうか。そう思ったが、1週間と言う単語に違和感を持つ。


「もしかして事故したのって旅行の日?」

「あ、そうそう。岳人と別れてから」

「それは・・・・」


 なんか申し訳ない気持ちになる。俺の為に浜中さんが誘ってくれた旅行だったから、間接的に俺のせいでもあると感じてしまう。


「ま、命は助かったから良かったよ。また歩けるようになるらしいし」

「・・・・強いね。浜中さんは」


 俺がそう言うと浜中さんのリンゴを運ぶ手が止まって俺を睨む。何かまずい事を言ってしまったかと思ったが、別の所で怒ったらしく。


「また苗字で呼んでるじゃん」

「え、あ、あーごめん」


 しばらく浜中さん呼びだったから中々抜けない。でもここは病人の言う事を聞かないといけないか。


「じゃあ・・・結衣・・?」

「なにそんなにビビってんの?怒るとでも思われた?」


 浜中さんは笑いながら肩を揺らす。がそれが足に響いたのか笑いが止まり、空気を漏らすような音をしながら顔を下に向ける。


「・・・・・ってぇ。笑わせないでよ・・・」

「いや勝手に笑ったんじゃん。大丈夫?」

 

 そうして結衣と呼ぶことに詰まりつつもぼちぼち俺らは会話をしていると、外を見れば良い時間になったので俺は立ちあがる。


「またお見舞いくるよ」

「じゃあ次はイチゴで」

「また高いのを・・・・」

「おねがいしまーす」


 まぁでも結衣の足の痛みの気を紛らわせれる事が出来たなら良かった。俺はそう思いつつ仕切りのカーテンを揺らし、もう空が茜色になった中病院を後にする。


「今から帰ると暗くなるか」


 でも急ぐこともないと電車は使わず徒歩で帰宅をする。その間日も暮れ幾つもの車のヘッドライトがぼんやりと視界端を通り抜ける。地元と違って街はいつまで経っても明りが絶えない。


 そして人も例外ではなく。


「堤岳人。君とは初対面かな」


 帰り道いつも通る公園。俺の進路を塞ぐようにして現れたのは、ハーフなのか銀髪のスラッとした女。

 しばらく変哲の無い日々だったのだが、今日はやけに色んな事があるらしい。


「・・・・初対面なら名乗るべきでは」


 俺は警戒しつつもその女を観察する。スーツを着ているようだから警官の可能性もあるが、ならすぐに警察手帳を見せそうなものか。じゃあ他に俺を知っていて接触してきそうな存在だと・・・・・


「お察しの通りアンドロイドです。というかアンドロイドがこの時代に来た原因と言っても差し支えないですね」


 以前確か渚が言っていた。連携体と呼ばれる、いくつかのアンドロイドの集団がいると。そいつらが過去に来た原因を作ったのではと。だが、俺にとってこの接触は嫌な予感しか生む物でしかなかった。


「俺は渚の所有権を放棄した。だから俺に関わっても何も出ないぞ」


 じりっと一歩下がる。目的が分からない以上アンドロイドなんていういつ暴走する奴の相手なんざしたくないから。


「あのアンドロイドを放置したままで良いので?」

「・・・どういう意味だ」


 渚に似ている。表情の読めなさにどこか人間を下に見ている様な話し方。

 そしてそのアンドロイドは一歩また一歩と近づき、まるでスポットライトかのように電灯の下に立ち銀色の髪を照らす。


「浜中結衣。彼女なんで事故にあったんでしょうね」

「・・・・・・は」


 どこからともなく出てきたその名前に俺の思考は一瞬フリーズした。


「ちなみにその運転手は見つかってないそうですね。しかも車は盗品だったと」


 あとは何が言いたいか分かるよなと、目の前のアンドロイドが近付いてくる。


「さぁ~誰の仕業なんでしょうね?あ、誰と言うよりどれの方が適切ですかね」

「・・・・・・渚か」


 俺が違っててくれと思いつつ、真っ先に頭の中に浮かんだ名前を口にする。するとそのアンドロイドは煽っているのか、子供を相手にするかのように甘ったるい声で言う。


「良くできましたね~。彼女が事故にあったのも貴方があんな不良品ほっぽり出したからですよ~」

「・・・・・ッ」


 こいつの言っている事が本当かは分からない。でも俺の中であの状態の渚ならやりかねないという気持ちがあるのも事実だった。


 でもそれを知った上でも、このアンドロイドが俺に接触してきた理由が全くもって分からない。渚はもう俺とは関係無いし、俺がどうこうする事も出来ない。するとそのアンドロイドは、パンッと軽く乾いた音を両手で鳴らす。


「まずはあの不良品の事ですよ。あれは門浪千春を殺すつもりですよ」

「・・・さっきから話しが見えないな。だったらこんな俺なんて頼らずともお前が破壊すれば良いだろ」


 無責任な言葉かもしれない。でも事実ただの学生で何か特別な力を持っている訳ないのだから、何をしようとしても無駄。俺がアンドロイド相手に何か出来る訳がない。


「んー私は貴方に利用価値があると考えて接触しているだけなので。ご自身でそう思うのなら良いのですけど」


 またグイッと距離を近づいてきて俺を見下ろす。スタイルがいいとは思っていたが、俺よりも身長が高くて威圧感がある。


「あ、あと言えば門浪千春もアンドロイドを破壊して回っているようですね。一度事故なのかその所有者も巻き込んでしまったようで」


 まただ。またこういう事が起きる。嫌な事は纏まって同じ時期に来るんだ、母さんの事といい渚の事と言い。


「・・・・・んで・・・こんな・・・・また・・・・」


 渚が浜中さんを殺そうとしただけで、俺に取ったらきついものなのに、今度は千春さんまで人を殺したって誰も救われて無いじゃないか。


「まぁまだ警察は気付いてませんよ。私は情報を閲覧できるアンドロイドが破壊されたので知ってるだけで」

「・・・・それは言うのか?警察に」

「貴方の態度次第ですかね?」


 自然と舌打ちが漏れる。やっぱりこいつは俺の事を舐めているというか、下に見ている。それだけ立場の差があるのは分かっているけど、こんな自分が情けなくなる。


「で、私の要求は貴方に私を所有してもらいたいんですよ」

「・・・・俺に取り入っても何もないぞ。渚とも本当に連絡を取ってない」


 俺がこいつの所有者になった所で出来る事なんてたかが知れてる。それにこいつの意図が分からないし、渚と同じように暴れるつもりなのかもしれない。そう考えると易々と受け入れられない。

 

 すると俺の耳元でケタケタと癪に障る笑い声が響く。


「いやいや貴方に価値は無いですよ、何勘違いしてるんですか」

「・・・・・あ?」


 自然と拳を握る力が強くなる。


「あの不良品に関して囮として使えるって話ですよ。別に貴方の力を借りたいとか無いですから」


 そしてそのアンドロイドは「それに」と付け足し俺から背を向け歩き出す。


「あの不良品にとったら私が貴方のアンドロイドになるのは死ぬほど嫌でしょうし」

「・・・・お前らアンドロイドは故障だろうが」

「言葉のあやです。それぐらい文脈で察しては?」


 渚を止めれるなら止めたい。でもそれをこいつが本当に言っているのかも分からない。それにこいつは千春さんの処遇について話していないのも気になる。


「じゃあ千春さんはどうするつもりなんだよ。お仲間破壊されてんだろ」


 すると思い出したかのように「あぁ」と声を漏らし振り返ってくる。


「あーあれも止めないとですね。破壊されたら困りますし」

「じゃあ千春さんはどうする」

「私は干渉するつもりは無いですね。警察に引き渡してそのまま法に基づいて裁かれるのでは?」


 つまり千春さんには手を出すつもりは無いと。ならまだなんとかなるかもしれないのか。


「ならどうにか千春さんは逃がしてやってくれないか」

「それは貴方のエゴですか?それとも何か理由でも?」

「俺のエゴだよ。俺があの人には普通の生活をして欲しいだけだ」


 アンドロイドが考え込む。でもさほど気にする所では無いらしく、あっさりと結論を出す。


「出来うる範囲でなら。主目標はあの不良品と門浪千春所有のアンドロイドの機能停止です」

「・・・・・そうか」


 あくまでついでに出来たらするレベルの話か。だけど俺が何か要求出来る立場にない以上、これよりも粘っても変わらないだろうか。それにこの選択肢が目の前に出てきてしまった以上、俺は何も出来ないと逃げる事が出来なくなってしまった。


 いつか渚がまた誰かを殺した。千春さんがどこかで誰かを殺して死刑になった。そんなニュースを耳にした時俺は多分後悔する。だからこそこのアンドロイドを所有して俺がなんとかしないといけない、そう言う事なんだろうけど。


 そう俺が心の内をなんとか整理しようとしていると、ふと思い出したことがあった。渚の話だとアンドロイドは所有者がいないと基本自律的に行動が出来ないはずだと。


「お前は所有者いるんじゃないのか?」


 するとそのアンドロイドは笑みを張り付けたまま少しだけ考え込む素振りを見せる。ただのポーズなのは分かっているが、何か意図をもって時間を空けているのだろうか。


「ある警官と仮契約を結んでいましてね。いつでも私から所有関係を破棄出来る条項付きで」

「じゃあ乗り換えるって事か」


 そう思ったのだがアンドロイドは首を傾げ、その銀色の髪を肩から落とす。


「いや?」

 

 煽るような薄ら笑いが余計に俺を腹立出せる。でもそれを何とか抑えつつ、俺は会話を続ける。


「・・・・じゃあどうやって俺の所有物になるんだよ」

「仮契約を破棄した所で所有者は気づかないですから。だから貴方の所有物になりつつ、その警官の所有物の振りをします」

「・・・・二股みたいなものか」

「品性の無い言い方しないでくださいよ。別に何も契約には違反していないですから。まぁ本来は事前に試用期間を設けるのが前提の契約ですけど」


 正直もうアンドロイド関係の事なんて関わりたくない。それに特に渚と関わると碌な事になりかねない。


「渚は・・・あいつは千春さんを狙ってるんだよな」

「そうですね~まぁあっちのもアンドロイドがいるので苦戦しているようですが」


 選択肢が出来てしまった。これまでは諦めるという選択肢しか無かったから逃げれてこれた。

 でも今の俺にはこのアンドロイドと手を結ぶという選択肢が生まれてしまった。誰かを助け得る選択肢を持ってしまった。


 こんなことしたくない。またせっかく普通の生活に戻れて立ち直れそうだったのに、それが壊されて無理やり引き戻される。


「・・・・・・はぁ」


 つくづく俺はアンドロイドに滅茶苦茶にされるらしい。でも俺は小心者だから、関係無いと逃げるには心が持ちそうにはない。だから俺はその右手を差し出す。


「じゃあ俺とは仮契約じゃない本来の契約をする。それが条件だ」


 このアンドロイドも渚みたいに暴走する可能性がある。二度は同じ事を起こさないために、次はしっかりとしないといけない。

 するとその手はアンドロイドの冷たい手に握り返される。


「まぁ・・・良いですけど、そんなやる気出されても私が勝手にするだけなので」

「俺も関わらせろ。名前だけ貸して終わりは俺が嫌だ」

「・・・・・はぁ?」


 右手が軋んでひどく痛む。顔を上げればアンドロイドは不快と、言わなくても分かる表情を作り俺を見下ろす。


「貴方はなんでもない一般人です。私の指示に従っていてください。何者かになろうとしなくていいです」

「でも俺が所有者だ。嫌なら今からでも契約破棄するか?」


 アンドロイドでも腹が立つのか舌打ちが聞こえる。

 でもこいつの判断で俺が利用できると接触してきた以上、これぐらいで俺を手放さないと判断したからの要求。多分このアンドロイドの言う俺の価値ってのは、渚にとったら言わずもがな、千春さんもある程度親交があるからカードとしては使えるはずだっていうのだろうから。


「あの不良品と揃って不快ですね」

「でも手は離さないんだな」

「時間を無駄に出来ないので。妥協してあげます」


 余程俺は嫌われたらしいが、どうやらこのまま契約してくれるらしかった。だから俺はこいつの名前を考えないといけないのか、そう思ったがそのアンドロイドは言う。


「名前は山田で良いです。貴方に付けられるの嫌なので」

「・・・・そうですか。じゃあ山田で・・・あと俺の名前か堤岳人よろしく」


 契約は完了したらしく俺の右手を強く握っていたその機械の手が離れる。


「まず門浪千春を止める方を優先します。あの不良品も門浪千春を狙うでしょうし先に抑えます」

「警察には協力するのか?」

「使いません。これ以上この時代の人間にアンドロイドの情報を流すのは危険だと判断したので」

「俺は良いのかよ」

「貴方みたいな一般人が言った所で誰も相手しませんよ」


 そんな会話をしているとスマホが震える。


「基本私は警官の元で所有物の振りをして、情報を集めつつ貴方に遠隔で指示をします。ですので不良品に怪しまれない様せいぜい普通の生活をしてください」


 メッセージには勝手に登録された山田というアカウント。まぁ渚がどこにいるか分からない以上、いつもこいつと一緒にいる訳もいかないか。だけどこのまま俺が放置と言う可能性だってあるから、先に所有者として釘を刺す。


「絶対に勝手に動くなよ。何かするなら俺に全部報告しろ」

「私に他のアンドロイドの仲間はいますから。あまり偉そうに命令すると事故にあいますよ」


 堂々と睨み返してくるアンドロイド。でもこうなった以上俺が引く訳にもいかない。


「それでも俺は引くつもりないからな。報告義務を怠るなよ」

「・・・・ッチ、本当に不快ですね」


 多分だけどこいつは俺を殺さない。殺せない理由があるんだと思う。

 そもそも俺を暴力で脅して監禁するなりすれば、もっと都合よく使えるはず。なのに俺との契約という形に拘った以上、何か俺に関してあのアンドロイドが持っている物がある。それは分からないけど、俺は千春さんを助けて渚を止める、その目的の為に使わせてもらう。どうせあっちも俺を利用するのだろうしな。


「・・・・・シフト減らさないとだな」


 それにあのアンドロイドに任せっきりなのも怖いから、俺からアクションを起こそう。もう傍観はしない、俺が後悔しない様に。


 そうまだ息が白く上がってく中俺はまた巻き込まれてしまったらしかった。

 


 

 



すみません!私用で明日(1月13日)明後日(1月14日)の投稿をお休みします!

1月15日から投稿を再開します!

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