第33話:裸でウサギ退治
投稿時間に少し遅れました!申し訳ない
「……で、これが俺の初仕事ってわけか」
畑の前に立つ俺。もちろんまだ裸。
村人の視線は痛いほど突き刺さってくる。
「本当にこの人が……?」
「神に選ばれた“変態勇者”様だぞ」
「すごい……裸なのに堂々としている……!」
「堂々としてるんじゃねぇ! 必死に隠してんだよォォ!!!」
※隠せてはいない
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依頼の対象――子ウサギがピョンと姿を見せた。
白くて丸っこくて、耳がピンと立っている。
……どう見てもただのかわいいウサギだ。
「いやいやいや! こんなの退治したら読者がドン引きするだろ!? 何この倫理観試されるクエスト!!」
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タンクが腕を組んでニヤリとする。
「おい光。裸でウサギに噛まれる姿、想像しただけで腹筋崩壊だぜ」
「誰がそんな命がけギャグやるかァァ!!」
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賢者は杖を構えて冷静に言う。
「ふむ。ウサギと侮るなよ。異世界のウサギは群れで襲いかかる。牙も鋭い」
「え、マジで!? ちょ、子供向けじゃないんすかこの依頼(小説)!?!?」
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そのとき、空から虹色の光が差し込む。
メタモルフォス様が荘厳に告げる。
「よいぞ光! 変態は小さき試練で股間を守る術を学ぶもの!」
「なんで毎回俺の尊厳に直結するんだよォォ!!!」
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ウサギの群れが一斉に飛び出した。
「きゅぴぃぃぃ!!」
……かわいい鳴き声とは裏腹に、牙がやけにギラついている。
「おい! 普通に強そうじゃねぇかコイツらァァ!!!」
次回、第34話「変態勇者 vs キラーファング・ラビット」
裸一貫で挑む初戦! 尊厳を守るか、股間を守るか!?




