第27話:第三の勇者、異世界へ
再開しました!詳しい頻度はまだ未定ですが、2日に一回程度の更新になる予定です。
「……これでいい。もうここで遊んでいる場合ではない」
秩序の神が、静かに手を掲げた。
『第三の勇者――佐藤光。その存在がこの世界を混乱させすぎた。』
「待て! まだ俺そんな大したことしてねぇぞ!? 叫んだだけだぞ!?」
「叫んだだけで街が二つは消えたからのぉ」
賢者が冷静にツッコむ。
「お前らの巻き添えだろォォ!!!」
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変態の神がにやりと笑う。
「フフッ……いいではないか。ならば異世界で存分に“変態”するがよい!」
「言い方ァァ!!」
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タンクが肩をすくめる。
「まぁ光、正直こっちの世界じゃ収まりきらねぇよな」
「え、俺もう強制送還コース!? 選択肢ねぇの!?」
元勇者が淡々と告げる。
「転生は阻止した。だが“転移”なら倫理にも反しないし……誰も犠牲にならない。よし、お前は異世界送りだ光。正直戦い疲れたし汗でベタベタやし風呂入りたい」
「屁理屈すぎるだろォォ!!!」
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秩序の神の光が広がり、地面が足元から透け始める。
空間が裂け、向こう側に見えるのは見知らぬ大地。
『行け、第三の勇者よ。その存在が真に必要かどうか……そこで証明するのだ』
「いや、だから俺まだ何も準備してないって! 勇者装備もないし、生活費もねぇし、スマホの充電器すら持ってねぇんだぞォォ!!」
変態の神が声を張り上げた。
「安心せい光! お前は既に“変態”を経ている! 裸一貫から進化してゆけ!」
「裸一貫!? ちょっと待て、服置き去りにされてんだけどォォォ!?!?」
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次の瞬間――光の身体は完全に飲み込まれ、衣服も荷物も現世に置き去りにされたまま、異世界へと転送されていった。
次回、第28話「勇者候補、無一文どころか全裸で異世界生活スタート」
転生は阻止できたが、“転移”なら犠牲が出ないから勇者的にはギリギリOKだった!? そして光の尊厳はどこへ――!?
あっ、、元々無かったか




