第22話:視聴者参加型!? 勇者技名総選挙
「――では!」
変態の神が虹色の羽をバッサァァァと広げた。
「ここに《勇者技名総選挙》の開幕を宣言するッ!!」
「総選挙!? 神の試練どこいったァァァ!!!」
俺は頭を抱える。
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秩序の神がドヤ顔で言う。
『候補①:《神罰・光断ち》! 勇者の名に最も相応しい荘厳な名だ』
「いやお前が勝手に決めるなって!」
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タンクが手を挙げる。
「候補②:《筋肉断斬》! 筋肉はすべてを解決するッ!」
「却下ァァァ!!」
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賢者が涼しい顔で続ける。
「候補③:《爆発大断斬》じゃの」
「余計に物騒になるだろ!!」
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元勇者は真剣に考え込み、静かに言った。
「候補④:《孤独必殺・絶叫斬》」
「いや急にポエム調やめろォォ!!!」
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そして変態の神が腕を広げて叫んだ。
「候補⑤:《愛と変態のメタモル斬》!!」
「一番最悪なの来たァァァ!!!」
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「よし! 全員、推しの技名に投票せよ!」
タンクが腕を組んで偉そうに言う。
「ちょっと待て! 俺の意見どこいった!? 勇者本人の投票権ないの!?」
「残念! 候補者は自分に投票できませーん!」
変態の神が満面の笑み。
「選挙ルール厳しすぎだろォォ!!!」
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街が半壊した戦場のど真ん中で――
神々と仲間たちによる、「技名総選挙」が始まってしまった。
次回、第23話「勇者候補、選挙結果に絶望する」
光が叫ぶ新技名は、果たしてどの候補になるのか!?




