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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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「シルクちゃん?」

「あっ、なんですか?」


 務めて普段通りの感じ。けど何だが一瞬作ったような間があった気がしなくもない。


「オルガト、あんたはどうして領主を拷問してる訳? ここにいる領民たちで契約は完了されたんじゃないの?」

「うぃっすーそれっすか? まあ単純に言うと、俺っちの契約はこういうものっすからね。救われる者なんて、何もいないんすよ」


 軽く言ってるけど……全然軽くない事を言ってるよ。誰も救われることのない契約。それがわかってて契約する奴なんて……


「あっそ、私は気にしないわよ」

「いや、気にしろよそこは!?」


 そりゃあ僕たちはプレイヤーだからここまでのリスクはない……と思うけど、何らかのリスクはあるはず。絶対やばい何かがあると思えるのに、そんな簡単に契約しようとするなよ。ローレの奴はどっかぶっ飛んでるな。こいつには恐怖とかがないのか? 


「恐怖なんてもので躊躇う理由がある?」


 寂しげでどこか儚げなローレの表情が見えた気がした。けど次の瞬間にはもういつものローレの顔をしてた。自信満々で、前しか見てない……そんな顔。何を言ってもこれは止まらないな……ってそれがわかる。


「本当にいいんすか? んじゃチューを!」

「ふん!」


 情けない音を出して転がってくオルガト。その唇を……というかくちばしをローレに近づけた瞬間にローレの杖にぶん殴られた。哀れな精霊である。


「け、契約してくれるんじゃないんすかああああ?」

「それが本当に契約に必要なら、してあげるわよ。必要ならね」


 そう言ってローレはオルガトを見る。するとオルガトはバツが悪そうにそっぽを向いた。


「あんた女好きでしょ?」

「もっちろーん。だから君みたいな子は味見したくなっちゃうもんっしょ」

「そんな姿で美少女の味がわかるわけ?」

「大丈夫っすよ。俺っちはこう見えて味には敏感なんすよ」


 そういって長い舌をペロッと出してるオルガト。ゾクッとするがローレの奴は別段普通だ。こいつはほんと肝座ってるよ。実際の年齢はしらないけどさ、ここでの見た目だけなら一番幼い感じなんだけどな。


「こんな俺っちでもいいんすか? しゃぶりつくすっすよ? 君を全部っす」


 どう考えてもやらしい考えが頭に浮かぶ。なとなくだけど……面白くはなないな。ローレがこいつに食べられるってのは。いや、簡単にたべられる奴じゃないけどさ。


「私はね、精霊を屈服させるのが趣味なの。あんたの力をしゃぶり尽くすのは私の方かもね」

「……それは、楽しみっすよ。本当に」


 オルガトは静かにそういった。そして二人は契約の儀式を始めた。

 遅くなりました。本当はもっとテンポよくいきたいんですけどね。なんか時間が……いいわけですけどね。次回は明日にはあげたいです。出来れば。

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