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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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意見と時間の制約

 どこに向かって走ってるのか……それはよくわからなくなる。だって自分は誰も先が居ない道なんて走ったこと無いから。誰かの後についていく、それがいつもの自分。けど今は誰かの作った道を走ることは出来ない。

 自分達の道を切り開いてくれてた人を助けに行かないといかないからだ。自分が頼れる仲間達があとどれだけ残ってるのかも分からない。最悪、たった一人って事も……そうなったらもう絶望的。そうじゃない事を願うことしか出来ない。

 手探りで進んで、足元は真っ暗で何も見えない……苦しくて不安で、一歩を踏み出すのも怖い。自分にはもうどんな力も残ってないんだ。スキルはあるけど、それは基本的なスキルばかり。最大の武器だった鉱石操作のアイテムは使いきった。

 自分にはもう特徴なんてない。平凡で平均、それ以下とも言える戦闘力しか残ってない。けど、この足はとまらない。託された思いがある。自分に課した責任だって……見上げた城は再び魔城の様に見える。

 既に自分達を守る頼もしい物じゃない。まあ元から敵の建造物何だし、そんな思いを持ってたのが駄目だったのかもしれない。


 戻ってきた城の内部へと入り、エントランスホールへと向かう。そこは敵が人質を取って固まってる場所だから危ないわけだけど、もしもまだ捕まってない仲間が居るのなら、様子を探ってる可能性は高い。

 そんな仲間と合流できれば……


「かなり多いな。人質も、そして敵の側も」


 元々敵はホームがここなんだし、取り返す為に、全力なんだろう。そして自分達の領域だからこそ、ここで決めたい思いもある筈。実際グレートマスターキーを壊さなくたって、自分達を全滅させれれば、バトルの継続は不可能になる。

 それなれば、向こうの勝利。傭兵を雇った敵側を全滅させる事は自分達には不可能に近いけど、傭兵が居る敵側は自分達を全滅させることは容易い。それだけ傭兵という駒は強力だ。チェスで言うと、クイーンの駒を入れまくってる状態って感じ。

 それだけに自分達は不利。まあこっちもとびきりの駒が来てくれたけど、それは敵側のクイーンの駒を複数相手にしてもらってるからね。ここで頼りには出来ない。


(誰か……誰か居ないのか?)


 周囲に視線を走らせる。けど目につくところには見えないな。いや、当然か。そんなあからさまに分かる所に居たらバレるしね。それならもうちょっと考え方を変えるのはどうだ? 見つからないように敵の様子を探る……自分とは違ってそれなりにスキルも豊富な他の人達なら、きっと別の方法をとれる。

 全員のスキルを把握出来てたらよかったんだけど……流石にそんな事やってないからな。会長ならもしかしたら全員のスキルまでも把握してたのだろうか? あり得そうだ。そういうことを自分もやっとくべきだった。ホント、怠惰に生きてきたよ。必要なときに悔やんだって遅いのに……頭ではわかってるのに、行動に出来ない自分が難い。その時にならないと後悔にならない。

 けど後悔になった時点で遅いんだ。でも人は後悔しないと実感しないし学ばない。自分みたいなのが大半だと思う。

 だから後悔は先には意味あるけど、今には意味が無いよね。今は後悔して足を止めてる場合じゃない。少し距離をとって自分は考える。


「さっきの戦闘でもかなり時間を食ったし、もたもたしてられない。誰か生き残ってるのなら、きっと合流を考えるのは自分だけじゃない筈。それなら、どこかにメッセージとかがあるかも」


 そう思って自分は近くにある絵画の裏とか、観葉植物の鉢の下とかを確認してみる。すると案の定一枚の紙を発見。その紙には部屋番号と合言葉が書かれてた。なるほど、この合言葉でちゃんとメモを見て来たやつかどうか判断してるわけね。

 でももしかしたら敵側が見つけるリスクもあるよねコレ。まあけど敵側は傭兵しかうろちょろしてないようだし、奴等は、適当に歩いてるだけっぽいからそうそう見つかるリスクもないか。知り尽くしてる鯨とミジンコのメンバーは固まってて動かないからね。

 それならこれでも安心? 取り敢えずこの場所に行ってみよう。



 コンコン––部屋の扉を二度ノックすると内側からノックが返されてきて、更にそれに今度は三三七拍子のリズムでノックを返す。すると合言葉を求める声が聞こえてきた。


「アイ・アム?」

「トノサマガエル」


 なぜにこれにしたのかはわからない。けどまあ合言葉なんてこんな物だろ。ガチャリと鍵が開く音が聞こえて僅かに開く扉。自分はさっと内側に入る。すると素早く扉を閉めて再び鍵を掛けた。


「貴様か」

「げっ……アンタ達か……」


 どっちもなんだか残念そうな反応。それもその筈、だって真っ先に目に入った奴は、自分達を売ってたやつだった。ウルって名前の通りに自分達の情報を敵に売ってたまさにそのチームが揃ってる。後はまちまち……だからなんだか中心がそいつ等みたいな……これは大丈夫なのか? って不安になるね。

 再びこっちは劣勢なんだ。また裏切るかも知れないじゃん。一度やったら何回だって疑われるものだ。


「ふっ、安心しろ。向こうだってもう俺達を信じはしないさ。行く宛なんて無いんだ。しかもここで負けて、奴等に組み込まれたら、俺達の立場相当悪いだろ? そんなゴメンだな」

「今でも相当悪いけどね」


 アンタ達が許されてるのは会長が寛大だからだから。普通ならそっこう追放ものだよ。まあ今はバトル中だし、それも出来づらいけどさ、幽閉しとくとかは出来たんだ。けど、会長は自由にさせてる。

 流石に中枢からは排除してるけど、なんだか雰囲気がギクシャクするよね。この人達が居るとさ。


「信頼……なんて物を口にする気はない。認めさせるだけだ。会長にも、お前達にもな」


 まあ戦闘力で言えば、自分達のチームの中では一・二を争うグループなのは間違いないし、こいつらが揃ってるのは今は心強い……けど、だからこそこいつらの暴走を止める術はないよね。他の皆は距離を置いてるっぽい雰囲気だし、でもこういう状況ではまとまりって大切だと思うんだ。自分が言うのも何だけどさ。

 だから自分まで引いちゃいけない。あくまで対等、その位置に自分が居ないと。


「それで、作戦はあるんですか?」

「勿論あるさ。お前達でまずは一階にたむろってる敵へ突っ込め。俺達は謁見の間に居る奴等をやる」

「なっ!? そんなので上手くいくと? こっちの犠牲がどれだけに成るか。そっちの方が戦闘に長けてるはずだ。大人数を相手にだって出来る」


 こっちは同じチームと言っても、前衛がそんなに多く見えない。魔法はそうバンバンと使える物でもないし、詠唱を支えるには前衛の粘りが必須。後衛が多い部隊は、切り崩されるのなんてあっという間だ。


「ある程度の犠牲は仕方ないだろ。俺たちまで会長と同じように犠牲を気にしてたら負ける。俺は勝ちたいんだよ。勝利には犠牲は付き物だ。それともお前達は負けて良いと思ってるのか?」


 それを言われると……自分達は反論できない。それに何か代わりの代案がある訳でもないしね。


「それに俺達が上階へ行くのも理由がある。上でミスる事は出来ないからだ。会長達を謁見の間から出すためにも、確実にそして素早く敵を処理する必要がある。お前達に、それが出来るか? それに俺たちが上手くやれれば、そっちにも造園が来るんだぞ。

 これが最善。貴様等は自分達の命を燃やし尽くしてでも、チームの勝利に貢献できる。文句があるのか?」


 ぬぐぐ……理にかなってるじゃないか。確かに上の階に籠城してる会長達を解放するには、交渉に言ったデザイア達を素早く、そして確実に倒す必要がある。そうすれば、外に出られて、自分達の応援にだって確かに来れるかもしれない。


「けど……そんなの会長が……」

「アイツも、そこまでして動かない程バカじゃない。俺達が動けば、どの道人質も生かされてはいまい。会長も動くしか無いんだよ」


 したり顔でニヤリと口角を上げるウル。こいつ……どんどん本性出して来てる。どう考えても、こいつは誰かの下に付くとかいうタイプじゃない。蛇の様にしたたかに這いよって、隙さえあれば噛み付こうとしてるように感じる。

 実際、会長さえも操ろうと、こいつはしてる。全然反省なんかしてない。危険は大きい、けどそれしか無い感じもある。でもここで諸にこの意見を通すのは、危ない気もする。後々もだし、そして今も。

 何かがピリピリと警告を発してるようにも感じるんだ。


「時間もない。何も無いようなら、動くぞ。これ以上の増員は望めないだろうしな」

「しょうがない……か」

「うん……」


 周りも他に良いアイディアも無いから、ウル達の案に収束してく。確かにこれだ––って物は何もない。無茶しなきゃいけないのもわかってる。けど……これは本当に無茶なのか? 無謀じゃないか?

 どうして敵はくまなく城を探索して、自分達を排除しない? この場所……キッチンの奥の隠し部屋だって絶対的に知ってる筈。まあこれ以上人質が必要ないってのも考えたし、向こうには傭兵だって居る。

 十分な数は既に確保してるからって考えた訳だけど、何が起こるのかわからないのも戦闘だ。いや、そもそもは外で戦ってる傭兵連中が城をもっと隈なく探す筈だったのかもしれない。それなら、自分達を捜索する人手が圧倒的に貧弱な理由の説明は付くかも。


「貴様の腕、あっても無くても変わらないだろうが、一応治して貰っておけよ」


 そう言って肩を叩かれた。奴に引っ張られる感じ……やっぱり居心地が悪い。引っ張っていくというより、引きずる感覚があるような……自分の足が疲れとかじゃなく、重く感じる気がする。会長の後についていく時は、こんな自分でもどこまでも行ける––そんな感覚に成るんだけどね。


「あ、あの、治しますね」


 そう言って来た可愛らしい感じのお下げの娘は、キースさんのチームの……


「ゴメン、自分のせいでキースさんは……」

「あの人はああいう人ですから。気にしないでください。でもあの人が惚れ込んだのは会長さんですからね。他の人の傘下に入るとかは正直な〜ってかんじです。今が楽しいですし。あの王様の下じゃ、ちょっとどうだろうって思います」


 幼気で可愛らしい顔した少女なのに結構ストレートにおっしゃられる娘だな。まあでも確かに、デザイアの奴の下は嫌だよね。何もしない癖に威張るとか……良くあのチームの人達は納得してるよね。ホント、裸の王様として見てるのだろうか?

 詠唱が終わると光が集まって腕が構成されてく。元に戻った腕をギュッパっとして感覚を確かめる。


「ありがとう」

「いえ、これがヒーラーの勤めですから。上手く行くと良いですね」

「ん……ああ、そうだね」


 歯切れ悪くそう応える。上手くいく……だろうか? 皆が覚悟を決めてる。けど、ズッシリと空気は重い。確かに成功率なんてどれだけあるかも分からなくて、チームは崖っぷち。自分達に全てが掛かってるこの状況で明るくなんて無理があるのはわかってる。

 けど……それでも、雰囲気って大切じゃないだろうか。この戦いで何回もピンチは既にあったけど、どれもこんな空気じゃなかった気がする。無我夢中だったからあんまり覚えてないんだけど、もっとこう……勢いを感じてた様な。

 でも今はどうだ? 勢いなんてどこにもなく、停滞した重い空気がまとわりついてる様な……そんな感じだ。絡みついてくるその空気が、自分達を奈落に誘ってるような……下を見ると真っ暗な闇が口を開いてるような……そんなイメージが拭えない。


「会長は……」

「ん?」


 扉から出て最後の自分達を待ってるウル達に向かって自分は控えめな声を出す。


「会長だって、きっとまだ諦めてない。あの人はそんな人じゃないからだ。そしてあの人なら言う、無茶と無謀は違うって。思考停止して、これしか無いと思うのが一番ダメなんだって。きっとある。もっと良い方法が」

「そうかもな」


 あれ? まさか肯定するとは予想外。絶対に頭ごなしに否定すると思ってたのに……そういえば、別にこいつは頭の回転が悪い訳じゃないのか。寧ろ自分なんかよりも回りそうだよね。チームのリーダーとかやってる人は総じて、頭良さそうに見える。

 そうでもないと、出来ないものだとも思えるしね。


「だが、その時間はない。悠長にやっとく暇はないんだよ。それに俺たちが貴様が来るまでまともに話し合わなかったと思うか? 散々やったさ。だがこれしか無いんだ」


 確かに、自分は最後だったんだ。過程はしらない。けど……それはちゃんとした議論の場であったかは甚だ疑問だ。ウルのチーム以外のメンバーは縮小してるし、奴のチームはリーダーであるウルが絶対っぽい。

 そうなると……結果は自ずと収束する。その場で一番力を持ってる奴の意見にだ。それは何も珍しい事じゃない。力のある奴が大体票を集めるんだからそうなるのは明白。家の学校だって、普通にやれば、会長の意見に反対をする奴は居ないだろう。

 それだけ会長の人望は圧倒的だからね。でもちゃんとした議論は出来るように工夫されてるよ。議題は大体会長が引っ張ってくるけど、それに対しての意見や対策は匿名性だ。議題は少なくとも三日前には告知されるから、その期間に生徒会の目安箱にアイディア成りを投稿しておく方式だ。

 まあ緊急の議題の時はやっぱり面と向かってになるけど、それでも会長は上手く議会を潤滑させるからね。駄目な意見は会長にだって駄目という人は居る。主に雨乃森先輩だけど。やっぱり先輩って立場上言いやすい訳でもあるしね。

 でも、そもそも会長は十分練って、考えて、考察して、そしてとんでもない事言うから、勢いに流されてって事も少なくはない。けれども皆の気持ちは上の方にいつだって向く。こんな……今の感じじゃない。今のままじゃ自分達は飛べない。堕ちてしまう気がする。


「その話し合いで最初に意見を出したのはアンタだろ? そしてその意見に収束した。それは誰も何も言えなかっただけだ。そもそも向こうには傭兵が居る。少人数で行った謁見の間の方の奴等の中にも傭兵が居たらどうする?

 アイツ等を短時間で倒すなんて土台無理だ。地力の差がありすぎる」

「それでもやるしか無いと成ったんだよ。なんだ? お前は勝ちたくないのか? 負けていいと思ってるのか?」

「そうじゃない……そうじゃないけど、これは無謀だって言ってるんだ」


 鋭い視線が突き刺さってくる。唇が震えて、鼻がツンツンしてくる。目にもゴミが入ったのか、なんだか視界がボヤけるし……啖呵切った割に情けない。


「えっと……確かにちょっと無理っぽいかなとは思う……ます」


 モジモジしながら回復してくれた彼女がそうポツリと言った。自分を支援してくれてる? するとポツリポツリと上がる不安視する声。けどそれにウルが喝をいれるよ。


「それじゃあ他に何か策があるのか!? やってみなきゃわからないだろう!! 会長の奴だってそういうさ」

「いや、だから会長は言わない。絶対に。自分の方が会長の事はよく知ってる。それだけは間違いない」


 断言して、こっちを温かい目で見てくれる皆と視線をかわす。


「まだ負けてないんだ。焦らず一から考えよう。会長はまだ城のコントロールを得てる筈だ。それなら、会長は自分達の事を見てるはず。そう過程しよう」

「それこそ希望的観測だ」

「けど、会長はいつだってそうだった」


 ウルの意見は却下します。それに根拠はあるさ。完全に城のコントロールを奪われたのなら、取引なんか必要ない。まだデザイア達の手元に完全にこの城が戻った訳じゃないんだ。


「あの人なら、上手く私達の行動に合わせてくれる筈ですね。けどどうして通信が通じないのでしょう?」

「わからないけど、通信妨害をされてるか、それか会長の意志」

「会長さんの意志? 何のために?」

「わからないけど、意味のない事はしないはず」


 無言で伝えれる何かがあるのかも。まあただの妨害行為なら考えだけ無駄なんだけど。すると今度は別の人がこんな事を言ってくれる。


「そういえば、会長さんの指示で、特定の場所数カ所に紙を仕込んだんだ。何のためかは聞いてないけど、あれが壁をすり抜けるのとかと同じなら使い道はあるかも」

「どこに仕込んだか分かりますか? それとどんな文字が書いてあったとか?」

「そうだね〜」


 部屋の壁にあった見取り図に印をつけていく彼。彼は一つしか、中身見てなかったようで、文字と言うか、数字が書いてあって、良くわからない線が、紙からはみ出るように描かれてた。


「五つの箇所に、中心を囲むように配置……この模様は星じゃないですかね? 数字はただの番号?」

「確かに言われてみれば星っぽい。けどどんな意味が……中心には何が?」

「確か、今皆が囚われてる場所で……エントランスホールの彫像に貼り付けた筈。他は植木鉢の下とか」

「はいはい、そういえば、私も何枚か絵画の裏に無地の紙を貼るの頼まれましたよ。なるべくバラけさせてとの事だったので、色んな階に貼りました」


 色々と意見は出てきた。でもこれでどうにかなるのか? なんの為に会長は……彫像も絵画も、観葉植物も、この城には普通にある。それが何になる? 


「ふん、どれもコレも役になんか立たない事ばかりだ。そもそも奴の考えを凡人に理解出来るか?出来ないだろう。そういうものなんだよ」

「確かに……自分達は会長とは違う。会長は本当に凄い人だ。けど、凄いからって自分達を置いてったりはしない人なんだ。一人で昇る気なんかあの人にはない。結構寂しがりやだからね」


 自分は諦めないよ。だから、待ってくれ。自分はウル達にもしっかりと頭を下げてこう頼む。


「お願いだ。もう少しだけ一緒に考えてください」


 第七百十四話です。


 宣言通り。間に合って良かったです。

 次回は火曜日にあげます。ではでは。

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