伸し掛かる重責
天井から垂れるのはシャンデリア。それはとても上品で、そしてきらびやかに見える。店内の雰囲気はファミレスとは全然違って、上品な雰囲気が漂ってた。それにテーブルには一人一人スーツを着た人が白い布みたいなのを腕に掛けて姿勢正しく控えてる。
人件費どうなってんだろう……と思わず思ってしまった。まあファミレス程席が多いわけでもないけどさ、流石にこれは……あれだろうか? 控えてる人達は皆さんソムリエとかなのかな? そもそもああいう人達には何を頼む物なの? 注文をするのは分かるけど、それ以外では無駄では?
でもちょっと観察した限りでは、控えてる方々はなんか一切微動だにしてない。背景に同化する能力でも持ってるよう。事実、席について食事やお喋りをしてる方達は彼等を意識してる様子はない。
けど一度食器を落としたり、何かを察すと直ぐ様さり気なく動き出すという……なるほど、あれがプロか。なんか納得。実際あれだけ動かないとか辛いだろうにね。動かないって事は中々出来るようで出来ない事だ。厳しい訓練の跡が見える––なんて分かったような事を考えてみたり。
ちなみに自分達は手ぶらです。鞄や上着は入り口で没収……もとい、預かられた。
「ではこちらです」
店内を闊歩して通されたのは二階部分。半螺旋階段を上がると広いスペースに一組のテーブルと椅子が用意されてた。え? まさか二回まるごと!? これって所謂VIPルーム的なアレじゃないのかな? やばいよ……自分制服だよ。ほら、能登君も末広さんも微妙に服装気にしてる。けどある意味私服よりも良かったのかもしれない。
こんな場所に似合う服なんて一般の高校生が持ちあせてるわけもないし、制服は学生である自分達のいわば正装。むしろ一番無難な格好だったといえよう。うん、そうだ。
「ほら綴君もっとビシッとして。大丈夫、ファミレスだと思えばいいよ」
「それはちょっと無理があるのでは……」
だって椅子は高級そうだし、テーブルにはテーブルクロスが敷かれてて、さらに邪魔にならない程度の植物……それに透明な丸いボール? みたいなのに入った水? あれかな……植物へ与えるための物だろうか? それにしては数が多いような……しかもテーブルのさきっちょ、案内された人達が最初に近づく部分に集中してる。
「まだ来てないんですね」
「ええ、ですが直ぐに到着すると連絡が有りました。飲み物だけでもご用意いたしましょうか?」
「そうね、お願い。あっ、皆未成年だからね」
「承知しております」
案内して下さった人は軽く頭を下げて近くの電話に向かう。どうやらアレで厨房とかと連絡を取るようだ。黒電話ってレトロだなーとか思ったけど、良く見ると滅茶苦茶高級感ある。なんか漆塗りして有りそうだし、金属部分はゴールドだ。自分が知ってるレトロ丸出しな奴じゃない……洋画とかで出てくるオシャレな方の黒電話だった。受話器を置く部分もクルクル成っててなんか凄い。
音まで高級に思えて来た。連絡を終えるとその人は席に案内してくれる。
「うお……」
一体どこから出てきたんだ? いつの間にか椅子を引いて待ち受けてる同じ服の人達が……凄い、けどちょっと怖い。なんなんだこの世界。リアルなのに……まるで別世界だ。
ちゃぷ––
庶民である自分達が物怖じしてるとそんな音が聞こえた。前を見ると雨乃森先輩が例の水に手を入れてた。洗うためだったのーーーーー!! しかもすかさずにタオルを差し出してくる店員さん。そして一回使ったボールは回収されていく。
なるほど、あれは一人一回こっきりなんですね。恐る恐る自分達もテーブルに近づいて見よう見真似で同じようにやってみる。うう〜んこれは水からして違いますね〜〜なんて通な事を思ってみたり。
「あのこの水って……」
「特性の海洋深層水でございます」
「かい……へえ〜な、なんだか普通の水よりも浸透率が違いますよね。汚れの落ち方とか……」
自分が思っても口に出来なかった事を末広さんが呟いて墓穴を掘ってた。汚れとか食事の場で使うのはちょっとどうかと……それに落ち方とか言うと、そんなに手が汚れてるの? って思われそう。でもやっぱり高級な水だった。同じような事言わなくて良かった。
差し出されたタオルにもちょっとビックリ。めっちゃふかふかだよ。思わず顔を埋めたくなふかふかさだよ。なんでもないような事なんだろうけど、自分達には今の所驚きしかない。これがカルチャーショックとか言うやつだろうか。取り敢えず落ち着くためにも座り心地が良い椅子に腰掛ける。
左右に男女が別れる様な形。自分の向かいは先輩で、能登くんの向かいは末広さんだ。まあ当然だね。すると腰掛けて直ぐにさり気なく飲み物が提供された。早い……タイミングまで完璧だ。ここに来て喉が乾いてしょうがなかったんだ。
取り敢えず軽く会釈してワイングラスっぽいのに入った飲み物を口にする。クイッと一口––するとその旨さと喉越しの良さに思わずグイグイ飲んでしまった。あっという間に空っぽだ。
「美味しい……」
全部飲んだ気恥ずかしさを隠すために、ちょっとしたり顔でそう言ってみたり。まあ単純にオレンジジュースだったんだけど、果肉があったりしてそのつぶつぶ感とか、さわやかな味わいとか、今まで飲んできたオレンジジュースとは一線を画する代物だった。
これがオレンジジュースの真のポテンシャルなのか……恐ろしい。自分はどれだけ小さな世界で生きてきたんだろうか……今、自分の世界は限りなく広がってる。てか最近は広がってばかりだけどね。LROもそうだし、こんな身近にこんな世界があるのもそう。
リアルでさえ、自分達には知らないこと、知り得ないことがいっぱいだ。
「ありがとうございます。おかわりはいかがですか?」
「あっ、はい」
凄い、流石常に控えてるだけあって対応が早い。しかもどうやらVIPにはテーブルに一人じゃなく、一人につき一人のサービスマンが居るようだ。半端ない世界だ。運ばれてきたカートにはいくつかの透明な容器が見える。カートの中には大量の氷……どうやら氷で外側から冷やしてるみたい。しかもそのカートも簡素な物じゃないし、目を楽しませる為か、花や植物で飾ってある。凄いこだわりだ。高級店は違うね。
「どれになさいますか? 他にもアップルにグレープフルーツとありますが」
「えっと……オレンジで良いです」
別の物を頼むとか気が引ける。そんな好き放題出来ない。
「えっと、じゃあ次はアップルで。お、美味しいですとっても」
「ありがとうございます。当店特性のフレッシュジュースでございます。シェフの厳選した果実をキッチンで直接絞って提供させて頂いております」
「な、なるほど〜〜」
そう言ってゴクゴクと飲む末広さん。緊張もあるんだろうけど、やっぱり美味しいからが一番かもね。なるほど、フレッシュジュースって言うんだ。搾りたてだからこんなに美味しいのかな? 今気づいたけど、女性には女性の店員さんが付くようだ。配慮って奴だね。やっぱり同姓の方が機微を感じやすいのかもしれない。
自分は今度はちょっと飲んでグラスを置く。トイレとか立ちづらいしね。末広さんはそこら辺考えて無さそうだけど……
「ふふ、皆面白いね。新鮮な感じ」
慣れきってる先輩は自分達を観察して楽しんでるようだ。案外趣味悪いなこの人。言いたい事あるけど、やっぱりちょっと周りが気になる。だって知らない人いっぱい出し……控えてるし……
「ん? 大丈夫、いつもどおりしてていいんだよ」
「そうですけど……」
別に周りの控えてる人達はこっちをジーと見てるわけじゃない。寧ろ意図的に目とか合わないようにしてくれてる。けどやっぱり下の階の人達みたいに、居ることを意識しないってのは難しい。
でも何か話さないと気まずいからね。ドリンク美味しいけど、そればっかり飲んでるわけにも行かない。
「それで、どうして私達までここに? え〜と雨乃森さんでしたっけ?」
「食事は皆でするほうが楽しいじゃない。それに新しい出会いを開拓するのもいいかなとね」
「へぇ〜ありがたいですね。私達にはこういう所縁無いですし、お金持ちのお友達が居ないとまず来れないです。あれ? 二人はお友達じゃなく恋人ですっけ?」
「ふふ、面白い冗談。綴君はお友達よ。それに生徒会の仲間かな」
「それだけ––ですかぁ?」
ゴクッ––と喉が鳴る。なんだろう、二人共笑顔なのに、自分に変なプレッシャーが伸し掛かってる気がする。
「それだけだよ。それとも他にどんな意図があると?」
「それは〜勿論、LOVEですよLOVE」
「ブハッ!?」
思わず噴出す自分。だってLOVEとか……彼女の口からそれが出るのはなんか複雑。ゴホゴホやってる自分にすかさずナプキンを差し入れてくれる控えてる人。自分はお礼を言って受け取った。
「あはははは、あはっごめんなさい。考えた事も無かったからついね。だってほら、綴君だし。可愛い後輩だとは思ってるけどね。あと扱いやすい」
酷い……何気にグサッと来ましたよそれ。先輩はやっぱりあの噂とか迷惑だったってことですね。自分も迷惑っちゃ迷惑でしたけど、少しだけは優越感があったり無かったりしてたのに……まあ確かにこんな自分ですから、先輩に釣り合ってないのは認めますけど。
「可愛い後輩ですか。でもそれで家族と同席の席の食事に呼びますか? しかも男の子」
「女の子なら良いのかしら?」
「印象は違いますよね。しかも私達が居なかったらまさに親にご挨拶みたいなシチュエーションだし、だから私達は邪魔なんじゃないのかな〜と思う訳ですよ。しかもやっぱりそんな場に招待する男の子は特別だと思うわけで……そこにはやっぱり多少でもLOVEがあるのかなってね」
「ふふ、他人の恋話が好きなのは世界中の女子の共通点なのかもね。けど残念、私にも綴くんにも相手は別に居るから」
その言葉にピクッと耳が反応する。相手は別に居る? それって初耳だ。どういう事だろうか? それともこの場をかわす為だけの嘘? てかやっぱり来るのは家族ですよね。あんまり言明してなかったけど、なんとなくはそう思ってた。
「ええ〜つまり二人共既に別に彼氏・彼女が居るって事ですか?」
「恋人じゃないかな。でも私達の気持ちはお互いを向いては居ないって事。互いに別の方向を向いてるの」
「他に好きな人が互いに居ると……誰?」
何故かその話題でだけ思い出したようにこっちを見てくる末広さん。多分雨乃森先輩が言ってるのは君のことだ。でもここでそんな暴露出来るわけない。そもそも今の段階では脈なんてほぼ無いし。
今の自分の彼女の中での立ち位置は敵だからね。どうしたら……
(いや待てよ…)
自分は閃いた。電球がパッと付いたような閃き。敵––その立場を使えばいい。
「て……敵にそんな事教えてどうする……んですか?」
「なるほど、敵同士なんだからねじ伏せて聞き出せと。そう遠くない内に私達はぶつかるでしょうし、その勝敗で本心を暴けということだね」
「まあ、そういう事になるかな」
あれ? なんか自分、とんでもない約束してないだろうか? つまりこれ、自分達がエリアバトルで負けたら自分の本心を彼女に打ち明けなきゃ行けないということだよね? めっちゃ不味いじゃん!!
「へぇ、面白い。それじゃ貴女は……えっと」
「末広です。『末広 恵』」
「恵ちゃんは負けたら何を差し出してくれるのかな? その体?」
「ブッ!!」
またまた吹き出した。だってなんてこと言ってんだこの人。視線を向けると、何故かウインクを返されたし。先輩は色々と察してるようだし、ナイスフォローを行ってるつもりなのかもしれない。確かに女性の体には興味あるけど……ってそうじゃなく!
「か、体ってそれは正当な対価とはいえないわよ。そもそもなんでこの人と……好きでもない人と体を合わせるとか迷惑でしか無いじゃないですか。却下です却下!」
顔を赤くしながらゴクゴクとジュースを飲み干す末広さん。好きでもないか……まあさっきの発言で自分にも別に好きな人が居る設定が付け加わってるからね。でもそれが自分だとは思わないのだろうか……いや、思えないか。そもそもそんなに自分達繋がりないし。
そこまで彼女は自惚れて無いんだ。あんまり自分の事可愛いとか思って無さそうだしね。普通以上とは思うけど、地味だからね。でも自分的にはそんな所が良いんだけど。
「え〜でももしかしたら綴君的には迷惑じゃないかもしれないよ?」
「そう……なんですか?」
二人してこっち見ないで欲しい。雨乃森先輩はニヤニヤと笑って末広さんはなんだか引いたよう顔してる。もう何なのこの状況。どう返せばいいのか分からずに自分は口をパクパクするしか出来ない。
「酷いですね……好きな人が居るのに他の女性も味見したいとか不潔です! 今までは単なる向こうでの敵でしたけど、女性として貴方を嫌いに成りました!」
ガーン!! 何もやってないはずなのに、どんどんと自分の印象だけが暴落していく……何なの……コレ一体どういうトラップ何ですか? 効果的過ぎでしょ……一体誰の思惑が働いてこんなことに?
全ての元凶は……先輩? 自分は光を失った目を向ける。すると先輩もちょっと不味そうな顔はしてた。こういう方向に行くとは思ってなかったのかもしれない。距離を近づけようとしたんだろうけど、全ては裏目の方向へ向いた感じだもんね。
「ええ〜と、ほら、この年頃の男の子は性欲が強いのは当然じゃないのかな?」
「それ、なんのフォローにも成ってないですよね!?」
寧ろ事態を悪化させるワードだよ!! 自分、雨乃森先輩はもっと賢くて聡明な方だと思ってました。でもそれは違うようですね!
「もう、じゃあ恵ちゃんは何を差し出すのよ。なんでも言うこと聞くとかでいいでしょ。そしてついでに私は綴君……と言うか家の学校が勝つ方に賭けるから。もしも負けたら私もなんでも一つ言うこと聞いてあげる。これで平等でしょ!」
「なんでも……それって貴女のこの財力と権力でって事?」
「まあ、私の利用できるお金も権力も微々だけど、可能な限り善処するわ。それでもきっと貴女のなんでも––よりもやれること多いと思うけどね」
「なるほど。分かりました。色々と期待できそうですしね、貴女なら」
なんだか勝手に大事に成ってる気がする。実際先輩は直接対決も出来ないわけだし、自分に重荷が押しかかるんですけど……
「それで、ヒロはどうするの?」
そう言われて一気に注目を浴びる能登君。全然喋らないから忘れてたよ。完全に我関せずを貫いてたな。自分が冷や汗を流しまくってたのに、優雅にジュースを煽ってたと思うとムカツク。
「どうして僕までそんな意味のないこと……」
「アンタがそこの奴を紹介して来たんでしょう? 責任取ってよ」
「じゃあ、そうだね。彼が勝つほうに五千円で」
「私に賭けなさいよ!!」
「いいじゃん、メグが勝ったら五千円勝ち取れるんだから」
「私達の付き合いは五千円って事ね!? そんなの要らないわよ。その代わり、そいつが負けたら絶交だからね!」
「はいはい」
結構重大な約束をしてるように思うけど、能登君は動じてない。やっぱりそんなに深い関係じゃないのかな? てか、彼的にはどうでもいい? でもそれなら末広さんの事をこんなに気にするとも思えないけど……この人の事はよくわからないや。てかそれよりも色んな重荷が自分に乗っかって来る度に胃が……
「うう、誰も彼も私を悪者みたいにして……こっちは遊びでやってるわけじゃないのよ!」
顔を赤くして目に少し涙を溜めた末広さんはそう叫ぶ。下の階にも響き渡ってそうな声……ざわざわとする音が聞こえてきた……と思ったらどこからともなく始まる生演奏。それが下の階の人達の気を引いたようだ。上手い……流石高級店は配慮が違う。
でもどうせなら自分をどうにかして帰らせるという配慮を願いたい。色んな物が伸し掛かってきて潰れそうんですけど……
「大丈夫、君の味方は居るよお嬢さん。私が成ろう。君が勝つ方にそうだね……一千万」
「「「一千万!?」」」
思わず自分と能登くんと末広さんは椅子を後ろに倒れさせて立ち上がる。てか能登君も立ち上がるとはよっぽどだ。でも一千万はそれだけの力があるよね。だって一千万だよ。想像できない。てか誰、このおじさん? 物凄くダンディーなおじ様だけども。高い背に広い胸板。バックに流した髪は決まってて、そして蓄えたヒゲが威厳を醸し出してる。
服装は何故かTシャツにジーパンなんだけど、変な迫力を感じる。
「パパ、そんな冗談はやめて」
「冗談? はは、水はパパが冗談嫌いだと知ってるだろ? 大真面目だよ。ああ、そうだ。そこの彼をゴミクズの様に叩き潰してくれたら円をドルにしてもいいよ」
「一千万円が……一千万ドル? ……お父様、契約書お願いできますか?」
「勿論用意してるさ!」
あの二人、やる気だよ!! マジもんの契約交わしてるもん! どどどどど、どうなるのこれ?
「先輩、こんな事って無いですよね? 冗談ですよね!?」
縋りつくようにして先輩に聞く自分。だけど先輩の表情は芳しくない。そう思ってるとドカッとテーブルを揺らす程に強く契約書を机に叩きつけて、自分達の一番上座……その椅子へと先輩の父上は座った。
「やあ、挨拶が遅れたね。私は『雨乃森 秀虎』水の父だ。先日は水が随分お世話に成ったそうだね。え〜とゴミム……いやいや風砂君だったかな?」
「いえ……あはは、とんでもないです」
「遠慮することはない、今日はちょっとした会食の場だよ。待たせてしまって申し訳ない。遠慮無く最後の晩餐……いやいや、最高の料理を堪能してくれたまえ」
「……は……ふぁい」
先輩の父上は明らかに自分を敵視してる。まさに愛娘に這いよってくる害虫を見るような目だ。ハッキリ言ってこれ移行の会話も料理の味も自分は覚えてない。余りのプレッシャーに耐えかねて途中で胃が痛くなりすぎてぶっ倒れたんだ。
そして救急車で運ばれて、胃に穴が空いてましたとさ。踏み出した事を後悔して、しばらく病院のベッドの上で蹲ることしか出来なかった。
第六百九十一話です。
とても遅くなってしまいました。ごめんなさい。ずっと同じペースで上げれたらいいんですけどね。まあ出来ないのは甘えですけど……厳格に締め切りと思えればいいんですけど。
難しいですよね。自分に甘くなっちゃいます。良い方法は無いでしょうか?
あ、あと今回からスピンオフの『イノカイ・スローライフ』を開始します。設定とかしか本編とは関係ないです。でも四コマだし––とか甘く見てたらやっぱり漫画って大変です。
同時に上げるためにここまで遅くなった所もありますし……続けて行けるか不安です。でも頑張ります!
てな訳でスローライフ共々、これからもよろしくお願いします! 次回は木曜日に上げますね。ではでは。