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命改変プログラム  作者: 上松
第一章 眠り姫
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破損の繋がり

「私に行かせて」


 そう告げた日鞠の顔は真剣だ。薄暗い部屋でパソコンの明かりとカーテンから漏れる光だけに照らされてる部屋の中で日鞠の澄んだ声が広がった。なんでこいつは……こんなに堂々と凛として言えるんだよ。

 危険なんだぞ。戻ってこれないかも知れないんだ。少しは震えるとかしてもいいだろうに、こいつは全然そんな事無い。自分が行くしかないみたいな……いや、今こそ自分の出番みたいな感じがしないでもないぞって感じに見える。寧ろちょっとワクワクしてないか? その爛々と輝いた瞳はなんだ? よくそんな目が出来るな……ってそうか、なんか分かったぞ。

 中学でも散々付き合って来たんだ。もう色々と俺だって察せれる。だから俺は日鞠の背中を見つめてこう言うよ。


「そんなにスオウが居ないとダメか?」

「当然。私の世界は彼の世界だもの。知ってるでしょ秋徒」


 知ってる。だけど、どうしてそこまでしてるのかは知らない。出会った時からこうだったからさ、もうそれが普通で疑問もどこかに置き忘れた位だ。でも……最近コイツ等はやっぱりなんか異常なんだと思ってきてる。

 スオウの奴は平気で誰かの為に命投げ出すし、日鞠の奴はそれをそこまで止めるなんてしなかった。普通大切な人がそんな事に巻き込まれたら止めるだろ。まあ悔いてる所はみたし、こいつのあんな弱い姿は初めてだったから衝撃だったけどさ……だけどどっちも何かを諦めるなんて事はしないんだよな。

 スオウはどこまで行ってもセツリを助ける気だし、日鞠はスオウを絶対に死なせる気はない。普通、そこら辺の高校生がこんな硬い信念を持てるか? なんでコイツ等の絆はこんなに固いんだよ。


(けど……何か歪な気もするんだよな)


 なんとなくだけどさ……そこまで鋭利で特別な感覚なんて持ちあわせちゃいないけど、少しだけそう感じる気もする。ずっと一緒に居るらしい二人だが、俺には二人の将来って物が見えないというか……なんか全然別々になりそうって気もする。

 いや、よく「さっさと結婚しろよ」とか言っといてなんだけど……なんとなくだけど、そう感じる気もするんだ。恋人には見えるし、互いに求め合ってるってのも分かる。この二人はずっと一緒に居るように見えるのは普通だ。けど……最近はなんだか、離れたくても離れられないって感じなのか? って……そんな言動が多々有った様な気がするんだ。ロマンチックに言うと……二人はまるで呪いの契約でも結ばされてるようなさ……二人を繋ぐ糸は綺麗な蝶結びじゃなく、絡まってしまった糸のような……そんな歪さが垣間見えてきてる様な……


「なあ、お前はスオウが好きなんだよな?」

「じょっ、女性になんて事を!」


 ラオウさんがその筋骨隆々の腕を俺に向けて伸ばしてくる。やばいやばい、殺される! だってその拳は鉄球のようだ。あんな物で殴られた死ねるっての!


「好きよ。愛してるわ。世界で一番。それを自信を持って言える」


 日鞠のその言葉の瞬間、直前で止まる拳。だけどその風圧が俺の顔の皮膚と髪を靡かせた。恐ろしい……もしも当たってたらどうなってたんだ? 考えたくないな……


「素晴らしいですね。そんなハッキリ言えるなんて……貴女がスオウくんの……お似合いです」


 何故か顔を後ろに背けるラオウさん。えっと……それはどういう反応? スオウ、お前もしかしたら、日鞠よりも厄介な奴になつかれてるかも知れないぞ。


「ありがとうございます。自負してますから」


 流石日鞠。ブレない奴だ。その自信が日鞠だよ。実際お似合いと思ってるのお前くらいだけどな。学校の奴等はお前とスオウなんてあり得ないと思ってるから。でも現実はお前がスオウにラブラブしてるものだからな、スオウが反感買うんだよ。


「さあ、リーフィアをください」

「マジで行く気か……最悪どうなるか、お前だって見ただろ」


 病院で、そしてあの連れて行かれた施設で見ただろ。一度眠れば、次目を開く保証もない。それにスオウ以外は既にゲーム内にだって存在してないんだぞ。死んでは居ないけど、その精神はどこに行ってるかわからない……そこになんの迷いもなく踏み込んで行く気か?


「行くわよ。大丈夫、スオウは私が引っ張り上げる。だって絶対、手を伸ばせば届くもの」


 長い三つ編みが揺れる。そのまま前に歩き出す日鞠。止めることは無理だと悟った。こいつはいつだって迷わないやつだ。そして真っ直ぐに歩き続けれる奴。だからこそ、どんな時でも眩しい位に輝いてる。

 その輝きに、誰もが魅せられてく。まあ正直に言うと俺もそんな一人である訳だしな……そう思ってると背中を向けたままで、いつの間にかグーグー言い出してたタンちゃんが机に突っ伏したままの状態でこういった。


「無理だな〜君じゃ〜無理〜むにゃむにゃ」


 完全に寝てるよな? 寝てる……か? でも言葉は返ってきた。ただの寝言の可能性もあるけど、それを確認する前に、日鞠は反応する。


「どうして? もう道は繋がってるんでしょう?」

「それは〜簡単な事だぁ。君にはその資格がぁ〜〜ない! ぐがあああ」


 やっぱ寝てるよな? でもどうやってか会話は成立してるぞ。どうして正しい言葉を返せてるんだよ。あれもインフィニットアートの力? だとしたら初めてスゲーと思える。いや、マジでこれは凄いだろ。

 なんか面白いんだけど、日鞠は至って真剣だ。


「資格って何?」

「それは〜リーフィアに君は認識されてないって事だぁ……アイテムを所持してる端末からしか、今のところぉアクセスする権利はぁない!!」

「アイテムを所持してる端末って事は……」


 そう言って日鞠は机の上と周りに転がってる幾つかのリーフィアを見る。そこには6つのリーフィアが転がってる訳だけど、今繋がってるのは三つだけだ。俺のとシルクのとテツの。でも今ここにはシルクやテツは居ない。って事は自動的にLROにいけるのは俺だけということに成るような……そう思ってるとなんだか突き刺さる視線を感じる。

 目線を戻すと、日鞠のキラキラとした瞳が俺を見てた。ヤメろ……その目はヤメろ。なんか苦手だ。


「秋徒……頼んまっす!!」

「潔いい程の頭の下げ具合だな!!」


 すっげー綺麗なお辞儀だ。それはもう惚れ惚れする程だ。受付嬢とかにきっと慣れるな。面接に行ったら即採用レベル。でも如何せん、こいつのスペックで受付嬢は受け皿として小さすぎるな。

 せめて社長秘書くらいじゃないと……なんかスーツ姿でキリッとしてる所はあんまり想像出来ないんだが、でもそのくらいじゃないとな。こいつの場合は。最低でも社長秘書。でも実際は上に立ってるのはこいつだと思ってる。

 殆ど頭なんて下げないくせにどこでこんな綺麗なお辞儀をマスターしたのやら––ってそうか、ウエイトレスとかやってたな。そこか。でもある意味ここまでのお辞儀をさせられると、気軽に入ってきた客も身構えそうだ。というか、襟を正すみたいな? こっちもこのお辞儀に応えないと行けないんじゃないかと思えてくる不思議。

 でもそれは日鞠が常時発動してる能力みたいなものでもあるな。相手を自分のペースに強制的に引っ張りこむみたいなさ。まあそれによって周りは自身の力の限界の先を知ったりする。

 普段なら諦めてた向こう側に引っ張って行くんだからな。こいつと居ると、可能性って奴が本当に無限にあるんじゃないかと、そんな風に思えてくるから惹きつけるものがあるんだよな。でも実際、俺はもう慣れてるからな……そう安々とは影響されないぞ。


「秋徒だってスオウを助けたいって言ったじゃん」

「それはそうだぞ。その言葉に偽りはない」

「では、これ以外に選択肢はない。異論はないわね」

「異論はないが、ちょっと待って」


 心の準備位させろ。それと、もしかしたら最後になるかも知れないし、愛の顔を見ておきたいな。それとやっぱり家族にも電話をしておかないと……


「戻ってくれば良いだけじゃない」

「そんな簡単に考えられるか! 俺はお前ほどに自信家じゃないんだよ!」


 それに特別でもなんでもない。俺は本当に普通の高校生なんだ。誰か特別な存在に見初められたり、お前のようになんでもかんでも成し遂げるスペックなんて要してない。どこにでも居る一般人で、その他大勢に括られたってなんらおかしくない存在なんだ。


「スオウの事は勿論助けたい……諦めるなんて出来ないさ。だけど……恐怖は消えないだろ! 俺はこんな図体してるけど、臆病者なんだよ! 誰にだって気兼ねなく接するけどな、深いところまでは踏み込んだり出来ないんだ!」


 なんとも情けないけど、これまで生きてきてそれを実感してる。俺は友達は多いさ。それこそ男女別け隔てなくな。そこはきっと弟と同じだろう。だけど、俺には親友って呼べる奴はスオウしかいないし、実際いつだって一緒に居るのはお前達だけだ。

 色んな奴等と外で遊ぶことは多々ある。でも家にまで行ったりする関係はずっとコイツ等だけだ。俺はきっと人間関係を無駄に広げる事で、自分を大きく見せようとしてるんだ。多分八方美人なんだろうなと、自覚してる。

 まあでも誰にも嫌がられない絶妙な距離を保ってると自負してるけどな。クラスには欠かせなくて、だけど休みに遊ぶほどではなく、人数合わせにいてくれると便利みたいな。きっとそんな感じだ。だけどそれが一番楽しい距離なんだよ。

 個人の深い悩みとか知ること無いしな。誰かに頼られるって部分もない。クラスではムードメーカーとだけ機能してれば良い。まさに俺の天職だろ。そんな俺が、色んな物を背負ってLROに飛び込むって……本当にどれだけの決意がいるか……日鞠には分からない。

 愛の時だってどうしようなくて逃げ出したんだぞ。スオウが居なかったら、俺はずっと逃げ出して……


「くっ……」


 ホント俺は最低の臆病者だな。誰のおかげで、大切な人を手に出来た? 誰のおかげで、前へ進めた? 誰のおかげで自分を変えようと思えた? 全部スオウのおかげじゃないか。それなのに……俺は何もしないのか? いや、ここまでよくやったで終わらせるのか?

 すると下を向いてた視界に日鞠の足が僅かに見えた。 


「知ってるよ。アンタが図体だけの臆病者って事。だけどね秋徒……私だって怖くない訳じゃない。ようはどれだけ信じてるかよ」

「自分自身をか?」

「違う……信じられる人を。自分が信じれる人をどれだけ自分自身が信じてるか。だから私はアンタの事もスオウと同じくらいに信じてる。だから託すの。願いって希望を。誰にでも持たせるものじゃない。

 特別かどうかとかそんなのどうでもいい事なの。私は私が見てきたアンタを信じてるもの」

「日鞠……」


 窓は開いてない。ここは五階建てビルの最上階……エレベーターも無いボロいビルで階段は交差式。流石にここまで風が入り込む余地はない。でも……不思議だが今オレは風を感じた。スオウの奴が向こうで発してた様な、そんな風をこの女は不思議と起こす。本当はただの気のせいかも知れない……けど、香る甘い香りに乗せて運ばれ来たような確かな思いは、この臆病者の気持ちを震わせる。


「分かった。やってやる。俺は……変わっていくんだ。そう決めてる」


 俺は日鞠を抜いて、タンちゃんの眠るデスクに近づく。そしてその傍らに置いてあるリーフィアの一つを取る。全部同じ形に同じ色……だけど自分の物位直ぐにわかる。使い込んだ後とか、目印のシールとか貼ってるわけでもないが、何故か分かるんだ。

 リーフィアは俺達の心を連れてってくれる機械。だからかな……付けてなくても、どこかで、もしかしたら心で繋がってるのかも知れない。


「頑張ってください。私もアナタを信じましょう。神のご加護が有らんことを」


 そう言ってくれるラオウさんに礼をしつつ、俺は装着したリーフィアにこの命令を送る。


「ふぅ……はぁ……ダ––」

「そう言えば、愛さんとかに言葉いいの? 伝えとくよ?」


 お前な……せっかくの決意が鈍るような事を言うなよ。その名前を出したら、躊躇ってしまうだろうが! 男はな、女が思ってるよりもデリケートなんだよ。体がデカくても小さくてもな。


「いい。俺は絶対に戻ってくるからな。愛が起きるまでには何事も無く、またここに居るさ」

「そうね。それが一番だしね」

「おう! 行くぞリーフィア! ダイブ•オン!」


 体が……というか意識がどこかに引っ張られる感覚……そうこれでLROへと––––


「って、ん?」


 あれ? いつもの感覚がない? 俺はリーフィアの側面部を触って電源ボタンとか確かめてみる。でも入ってないわけないんだよな。だって全部起動して、そしてアイテムの有無を確認してるはずなんだから。


「秋徒?」

「なんか分かんないが……LROに行けない」

「ちょっと、どういう事よタンちゃん!」


 日鞠は速攻でタンちゃんに掴みかかる。だけど既に彼は大きな寝息を立ててる始末だ。でも諦めるのはまだ早い。こいつにはどうやら特殊能力が備わってるようだからな。寝てても会話は成立する。

 

「しら〜ん。道は開いてるのはぁ……確実だ。だがいけないとなると、他に要因がぁ……あるのかも〜な」

「な。じゃないわよ! どうすればいいのよ!」


 日鞠は必死にタンちゃんの顔を机に叩きつける。いやいや、流石に激しすぎだぞ。でもそれでも起きる気配がないってのがなんともな……でも口だけは動く凄い奴。それがタンちゃんだ。


「続きはぁ〜後ほど〜〜」

「ちょっとおおおおおおおおおお!」


 それからは幾ら呼びかけても返事は返ってこないし、起きる様子も微塵もなかった。どうやら完全に体が休止モードに入ったようだ。折角あれだけ色々と決意とか言葉を紡いでこれってどうなんだ? 

 なんかちょっと恥ずかしいぞ。ラオウさんの方向けないな。そう思ってると日鞠の奴がタンちゃんを押しのけてマルチ画面が展開してる座席に座る。


「おい、どうする気だ?」

「どうするも何も、タンちゃんがこんなに成っちゃった以上、私達でやるしか無いわ。ここまでしてくれたのに、これ以上傷めつけるのは流石に可哀想だしね」


 それ思ってたのか。結構ボコボコにしといて今更だけどな。でも……出来るのか?


「やるしか無いじゃない。いつまでもゆったりなんかしてられない。道は開きかけてるのは確実なんだから、後は無理矢理こじ開けるだけでしょ!」


 なんとまあ力任せな案だな。でも実際、それしかないか……


「頼む日鞠!」

「秋徒も道が開くように願ってて! リーフィアは心も汲みとるんでしょ? それなら願うことも大切かも知れない!」

「よし!!」


 俺は心で「開け開け開け開け––––––」と唱え続ける。そして日鞠のタイピングの音が部屋に響く。流石に足の方は無理みたいだが、その速さは流石伊達じゃない。こいつなら、なんとかしてくれる。そんな気がする。


(頼むリーフィア! もう一度……もう一度LROへの道を……開いてくれええええええええええええええ!!)

「お•ね•が•いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」


 俺達の気持ちがシンクロして頂点に達したその時だ。ディスプレイの光量は際限なく増していき、繋がってたリーフィア達も息を吹き返す様に、その輝きを取り戻した。そして俺が被ってるこれも、目の前一杯に光が溢れだしてくる。

 そしてそんな光の向こうに何かが見える。それは大きな丸い星。一つの世界。あれはきっとLRO! 俺は必死にそこに向かって手を伸ばして飛び跳ねる。きっと端から見てると狂ってしまった様に見えただろう。だけどそんなの関係ない! そこにLROがあるんだ!

 するといきなり視点が移動しだした。大きな星を俯瞰で見てたはずが吸い込まれるように、吸い込まれていき、大空から広大な大地を見下ろした。そして更にその大地を一直線に駆け抜けて、大きな空に浮かぶ城へと突っ込んだ。

 差し込む日差しが眩しい。大きな部屋は五角形みたいに成ってるのが見て取れる。その片側全部が大きな窓に成ってて、周りは本で囲まれてた。そしてそんな部屋の中心には一つの白い椅子。そこに一人ぼっちで寂しげに腰掛ける女性と目があった。

 それは––


「サクヤ!」


 ––間違いない。それはサクヤだ。セツリに心を奪われたアイツの拠り所。シクラ達にお姉さまと呼ばれる、その存在。でも……どうしてサクヤに繋がってるんだ? 破損アイテムと繋がってるはずだろう?

 それなら見えるのはスオウでないとおかしい……いや、まさか!?


(その可能性はもしかしたら……ある––のか?)


 俺がそんな事を考えてると、光を失った瞳でサクヤが僅かに唇を動かしてるのが見えた。独り言? いや、違う。サクヤは真っ直ぐに俺を見てる。何かを伝えようとしてくれてるに違いない! 俺は必死にその形の良い唇を見つめる。


『ひ……み……つ……の……あ……い……ず……ふ……た……り……だ……け……の……そ……れ……は……じょ……う……を……あ……ら……わ……す……じぇ……す……ちゃ……こ……ど……み……つ……け……て……あ……げ……て』


 次の瞬間世界が暗転した。「落ちたあああ!」と叫ぶ日鞠の声から察するに、多分再びブレーカーが落ちたんだろう。世界は暗闇に覆われた。まさに今の俺達の現状の様に……だけど俺の瞳にだけは、さっきまでのサクヤの姿が眩しいくらいに焼き残ってた。

 第五百四十九話です。

 遅くなったと言えば遅くなりました! ごめんなさいはいい飽きたから、今更だけど、言ってなかったこれを言います。メリー・クリスマス! もう終わってるけど! 

 てな訳でサンタに免じて許してください。

 次回は金曜日にあげますね。ではでは。

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