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三回目の天井の月人の吹き飛ばしが行われた。そして続けざまに月の模様が描かれてる提灯の破壊ももちろんだけど行われる。タイミングをすこしずらして提灯は破壊される。
なにせ全部一気に破壊したら、順番なんてあってないようなものじゃないか。だからきっとこうだ! と思う順番で破壊する為にタイミンをズラしてそれは行われたわけだ。
一体どういう風に提灯の破壊を決めたのか……これは大切な部分だからかなりの話し合いが行われた。
新月からいくのか? それとも満月を起点としておくのか? それにどっちから欠けていくのか? とかな。月は丸いわけて、そして光のあたり加減で右半分、左半分が現れて、それが半月や三日月なわけだ。
もしも右半分の方の先に壊したのに、次に左半分の三日月を壊したりしたら変じゃないか。どうにかこうにか、俺達はまずは完璧に天井の提灯……それの模様と位置を把握するのに苦心した。
壊したのを二度繰り返したせいで、どうやら天井に張り付く変な月人の攻撃は激しさを増してる。それが何が原因なのかはわかんない。けど確かに激しくなってるのは確かだ。だからこそ、あんまり繰り返すのはまずいという判断になった。だから、まずはよく提灯を確かめることにしたのだ。部分的に天井に張り付くスライムの体を吹き飛ばす。そしてその時に素早く提灯を記録するかかりを作った。まあそれはそれぞれのチームごとでやれた。
チームのメイン火力相当の人が月人の一部を削り、そのチーム内の斥候担当みたいな人たちが提灯の位置と月の模様を記録する。そしてしばらくそうやって月の模様と提灯の位置関係を把握して、最後はちゃんとそれぞれの情報を統合した物をその場で作った。
今度は絶対に失敗しない……その意気込みの現れだ。皆きっとここに時間を取られすぎてるって思ってもいたんだろう。だから速く攻略をするためにも、情報を集めた。無理やりに行こうとする奴はいなかった。
俺達はそうやって正確な提灯の位置と、月の模様を把握できた。そしてそれからどの順番でいくか? と言う事が問題になる。起点は新月か? 満月か? そこは教科書? を参考にすることになった。
どうやらなんか詳しい奴がいたのだ。ほら、小学校くらいの時に、月の満ち欠けが絵で説明されてた奴があった気がする。それを参考にした。それを憶えてる奴がいたからだ。
もしかしたら本当に小学生なのかもしれない。実際、大人だって子供だってLROは遊べるし? でもLROは子供よりも大人の方が割合としては大きいとは思う。なにせ前提としてLROを遊ぶためにはリーフィアが必要だ。それはゲーム機としては高い。子供が気軽には買えないし、大人だってそれなりに覚悟が必要だろう。
だから大人が割合多いとは思う……小学生ともなるとバイトだってできないし? でもありえないわけじゃない。けどそこはいい。仲間が小学生でもなんでも、ちゃんとやってくれるのなら、問題なんてないんだ。




