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命改変プログラム  作者: 上松
前に進む為のyの解編
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 あいつは私の視線に気付いてるはずだ。だってあいつはローレだよ? あいつは私も認めてる強いやつだ。見た目は私の方がお姉さんだけど、強さでいうと……うん、今や同等くらいだろう。メーモスの杖を得た私ならきっとそうだ。勝ち筋は見えてる。

 それはとっても簡単。つまりはローレに召喚をさせる前に倒す……これだけだ。なにせローレは召喚士何だからその前に潰してしまえばいい……というのは至極当然のこと。そして今や私は近接戦もめっぽう強い。このメーモスの杖の攻撃を初見で見極めれらる敵はそうそういないだろう。


 だから同等……先手必勝なら勝てるだろう。今のローレはアーシアを守りつつ、ずっと詠唱をしてる。絶え間ない詠唱で魔法を常に放ってる状態だと言えるだろう。それはとんでもないことだ。なんでそんな絶え間なく魔法が打てるの?

 私もつい最近まで後衛をやってたからわかる。魔法というのは連発できるものじゃないんだ。とくにこのLROというゲームではそうなってるといっていい。連発を意図的にできないように細工されてるというか? そういう仕様ということだ。


 詠唱はながく、そしてその詠唱に対するシステムの判定も厳しい。だからこそ、魔法を併用して近接も行うなんていうロマン的な魔法剣士みたいなやつがなかなか現れないんだ。それをシステムで阻んでるんだから当然だろう。


 でも今のローレなら……今のローレの詠唱速度ならもしかしたら全てのプレイヤーの夢である魔法剣士が実現できちゃうかもしれない。ローレの奴は自身で魔法剣士をする気はないらしい。だって今も一歩も動いてないし、ローレはどどん! −−とその場に鎮座してるのが気に入ってるんだろう。


 たしかに後衛の醍醐味というのは後方から戦場の全てを蹂躙することにあると思う。わたしもそれが好きだった。だからわかる。後ろから長く格好いい詠唱を終えて極大魔法を放つ快感……あれをしってると前衛ってなんかちまちました戦闘してんなって思ってた。

 まあけど、メーモスの杖の戦闘は格好いい。だから許せる。すると今度はローレの奴と視線がぶつかった。ん? 何か伝えようとしてる? もしかして私の方がなにかわかってない?

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