134
せっかく強い近接攻撃ができるようになった。それに今までの魔法を組み合わせることができたら、私はセツリが目指す魔法と近接のハイブリッドな戦いができるようになってしまうだろう。やっぱり二つの力を操るっってのはなかなかにあこがれる。
なにせLROでは魔法と近接の武器を操りながら戦うってのは難しい。それはなぜか? それは魔法には絶対に詠唱が必要になるからだ。それにそこそこ長いし? 思えば発動できるっていう代物ではない。
まあ今は詠唱には改編の余地があると発見されて短縮詠唱とかも盛んに検証されてる。でも短縮は短縮であって、無詠唱ではない。でもどこかに無詠唱もありそうだよね。いや、このゲームでそれがないなんて考えられない。きっとどこかにあるはずだ。無詠唱を取得するためのクエストとかなんなりが。だってこのゲームには必ずエンタメのお約束がある。
それならば…………だ。それならば魔法がでる作品のお約束といえば強キャラ感を出すための無詠唱。それに決まってる。長々とした詠唱がある作品で――「無詠唱だとおおおお!?」――というのはお約束だ。
まあけど私はできない。だからここでこの腕や足を一生懸命動かしつつ、相手の攻撃に対応しながら、さらには詠唱? 無理無理(無理じゃなかった!?)――と行きたいところだったけど、正直に言えば無理だった。
どうにかこうにか、この戦いのまえに近接戦闘中の詠唱を創育工夫もしてみたよ? なんとか詠唱を短縮するとかさ? でもね……ここで言っておきたいのは私はバカではないってことだよ。そしてどっちとかというと? 私は賢い。ハイハイここで学校の成績をもってくる奴こそがバカだとおもってるから! 私はあの監獄の成績なんて一ミリも気にしてなんてない。自由をもぎ取る、社会という監獄に順応させるためのあのシステムが私は嫌いだ。
だからこそ、それに反逆をしてるのである。でもちゃんとやりたいことは私は勉強してるのだ。このLROでのことは結構頑張ってやってる。それはここに自由があるから。フリーダムで魂のサンクチュアリ……それがこのLROだ。
私はいっぱい頑張って詠唱を短縮したよ。でも私は格好いいのが好きだし、派手な魔法が好きだった。私が好んで使う魔法はそもそもが強く派手だから詠唱が長い。つまりはもともとも長い詠唱を短縮したからって……てやつだ。
うん、さすがに戦闘中に体を動かしつつ、敵の動きも注視しながら詠唱できるような短さにはできなかった。それにこの妖精王の攻撃ははっきり言ってどこからでもくる。私はつい最近近接を始めたばかり。攻撃はいいよ。ノリノリでできる。
てか私が攻撃ばかりやるのは攻められたくないからだ。攻撃なんてノリノリでやってればなんかなんとかなる。でも……よけるのには私的には色々と考えることが多いんだよね。だから私はただただこっちのペースで攻撃をし続けたいのだ。




