表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
前に進む為のyの解編
2789/2805

126

 レビリオンテープで作った剣には麻痺が宿ってる。特殊な麻痺の特性だ。確実に数秒を得られる。その時間で僕には十分。初めての攻撃だったし、妖精王もこれには驚いただろう。実際当たってはなかった。けど、わずかでよかった。直撃じゃなくても……よかった。

 だから僕は風を使って投げた剣の起動を変えて、その無駄に……そう無駄に広がった妖精王の眩しい輝く羽。それに僅かに触れた。もちろんだけど、あれだけうすそうなのに、傷一つつけやしない。でも……確かに当たったのは確かだ。


「つっ!?」


 僅かな反応。でも……その動きが止まったのが僕にはわかった。充分だ!! 僕は針の代わりになる伝導率の良いアイテムを投げた。

 それは手のひらの中で四・五本くらいは持てるくらいの円柱状の物体だ。雷帝武装の欠点として、小回りの効かなさがある。攻撃力というか? 突破力なら随一の雷帝武装。けどその扱いにくさはかなりのものだ。

 けど炎よりも雷を選んでるのはそのスピードが僕好みだから……ってのがある。実は炎帝だって雷帝武装に劣らずの火力はある。けど……僕が好んで使わないのはそのスタイルの違いである。

 雷帝武装にはスピードがある。けど炎帝の方は一撃の威力に力をいれてる。しかも広範囲にそれはおよぶ。方向性の違いなんだよね。雷帝武装は一体に対してその瞬間火力を叩き込む感じ。

 炎帝武装はその高火力を広範囲に押し付ける感じだ。今の相手は妖精王一体。ならば、雷帝武装が最適だろう。それにこれまで何度も使ってきた雷帝武装だからこそ、改善策を用意してる。それこそがこの伝導率の良いアイテムだ。別に特別なものじゃない。

 どっかの村にあった工芸品だ。綺麗だなっておもった。それがたまたまなんかとても伝導率がいい物でつくられてたってだけ。でもこれを使えば――


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


 ――回転しながらの一撃を叩き込む。本来の雷帝武装なら直線的でここからもう一度となると、スピードが完全に止るのを待つしかなかった。その後にもう一度動く……そうしないといけなかった。

 けど今は違う。体の雷の率を上げて、そして周囲に投げた工芸品を感じる。そしてパリッ――としたその音とともに、僕はその工芸品のところに移動してた。移動速度もリセットされてる。運動エネルギーも完全に体から抜けてる。だからこそ……すぐにまた雷帝武装で動ける。

 雷帝武装で体が電気となることを利用した電磁誘導を利用した強制的な移動によってこれはなりたつ。まさに一瞬でその工芸品のところに僕は飛べる。そしてこれを繰り返せば――雷帝武装で僕は何度だって跳べるんだ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ