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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2612 前に進む為のxの問い編 996

 一番最初に思いつくことはこの余計なことをやってくれてるコードを排除することだ。削除といってもいい。デリートでもいいぞ。まあとりあえずこの勝手に差し込まれたコード。それが悪さをしてるのは確実だからこれを排除したらきっと見えるようになるだろう。

 でもちょっと気になる事もある。それは……


(なんかこのコード短くないか?)


 当夜さんだけが知ってる短縮方法があるのかもしれない。それか的確にピンポイントなコードとか? 僕がもしも誰かの視界を奪うとなると、こんな一行のコードで納める事は出来ないと思う。きっと少なくとも三行、文字数的に100文字以上は必要かもしれない。

 それに対して当夜さんのコードは20文字くらいである。これだけでその命令を実行できる? とりあえず一行だけのコードを削除するなんて簡単だ。パパっと消してしまえばいい。自分の中のコードを意識して、この対象部分を囲う様に意識する。するとその部分が選択されたのが分かった。

 よし……そもそもがこっちではリアルの様にキーボードを使ってカタカタと入力する……という方が珍しい。思考……それが大切だ。だからこれまでの経験が生かされてるといって良い。何もなくても、選択も排除もできる。


(よし、デリート!)


 ピーーーーー、そんな音が響いた。いや僕の頭の中にだけだろうか? あれ? あれ? 消えない。これって……そういう保護がされてる? それともリアルタイムで当夜さんが邪魔してる? どっちもあり得る。けど保護であってほしい。だってリアルタイムなら、相手は当夜さんという事になる。勝てるわけない。

 保護されてるだけなら、回避策がいくつかきっとあるだろう。


「排除できない」


 僕はポツリとそういった。すると日鞠の声が非難めいて「当夜さん……」と聞こえた。


「俺は見せたくないんだ」

「私はもう見ました。諦めてください」

「ふざけんな」


 確かにふざけんな――である。だって自分の黒歴史が見られようとしてるのだ。僕だって全力で妨害する。だから僕には当夜さんを非難することは出来ない。一人に見られたからって、広められたくはないだろうしね。

 でもこのまま見えないのは困るから、この状態は解除したい。だから僕は諦めることはできない。でもこの反応的に、リアルタイムで当夜さんが妨害してる?


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