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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2577 前に進む為のxの問い編 962

「私の目的は既に達してる。あとはこの月で平穏無事に暮らせればいいだけだ」

「それならなぜに侵攻をする? 平穏無事に暮らしたいなら、静かにしときなさいよ」


 妖精王の言葉に対してセラは全く物おじせずにそういった。光り輝いてるような妖精王に対してセラはいつもの……いや一応セラはこだわりがあるみたいで、微妙にメイド服にもアクセントを出しておしゃれをしてる。

 いっとくけど私の趣味ではない。そもそもが既にセラは私の元から離れてるからね。私がメイド服を強制的に着せてるわけじゃない。でも私と行動するときは大体セラはメイド服を着てくる。

 きっとそれもカモフラージュなんだろう。私は利用されてることになるけど、でもセラだからそこは許してる。てか今の妖精王の言葉……なんだか余生を残す老人みたいな……そんな感じがある。

 大丈夫? 見た目は若々しいのにね。もうそんなことをかんがえてるなんて……いや妖精王のその考えはいい。だって本当にそれをやってくれたら……こんな面倒なことにはなってなかった。

 でも事実は違う。セラのいう通り、月は地上に侵攻してきた。それって言ってる事とやってることがちがう。こんな風に敵である妖精王と向かい合って話し合う状況なんて今後なさそうだし、色々と真意を確かめておくのはいいかもしれない。


「静かにしときたいさ。妖精は争いを好む種族ではない」

「いたずらは好きだけどね。これをその延長とか言わないでよ」


 なかなかにえげつないいたずらをするのが妖精という奴らだ。まあいる場所は限られてるから、そこに訪れない限り実害はない。妖精王も妖精だから、いたずら感覚でやっちゃった……とかじゃないでしょうねって思った。


「私は月に来れた。そして準備をしてる。ここが私達の故郷。ならば、ここに皆が来るべきじゃないか?」

「ここに妖精の国を作るとでも?」


 妖精は月から来た――という事は妖精って地球外生命体って事? でも月には何もないが……ここで生命がうまれるとはちょっと思えないよね。まあそういう設定……なのかもしれないけど。

 つまりは妖精王は全ての妖精をこの月へと寄越したいということだろうか? 妖精たちを故郷へと……という思い? まあでもどのみち……


(勝手にすれば……)


 ――という感想しか出てこない。それは迷惑かけないとできないの? って感じだよ。実際故郷に帰ることを止める気なんてない。でも、だからってなんで地上を侵攻するのか? そもそもが侵攻するとき、明確に月の方が上とかセツリちゃんに言わせてなかったか?


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