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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2575 前に進む為のxの問い編 960

「こらやめなさいアーシア。一応こいつも真面目にやってるんだから」

「むうー」


 私がアーシアをスオウから離す。目を離したらすぐにスオウにちょっかいかけようとするんだから。さっきも集中してるスオウの頬をぷにぷにと突いてた。

 今のスオウの集中は凄くて、ハッリ気言ってこっちが何をしても彼は全く気にしてない。反応も何もない。それがアーシアは寂しかったのかもしれない。こっちにいるときはいつだってスオウが構ってくれてたからね。

 でも流石に今はちょっとは協力してあげよう。なにせ日鞠ちゃんのためだ。私は彼女とはネット上の関係しかないが……それでも友達とは思ってる。いつかはリアルで会いたいな。なかなか難しいが……でもあの子のバイタリティーならいつかは会える気もする。

 そのためにも彼女には戻ってきてくれないと。


「ローレちゃん、スオウが!」

「うんうん、今はいい子にしておこうね。アーシアだってまた会長に会いたいでしょ?」

「会長! 会いたい!」


 そういうと彼女は私にハギューとしてくる。身長的にはアーシアの方が高いから、私は足が浮いて彼女の胸に埋まってしまう。それ自体はいい。私は女の子の体は大好きだしね。今のお気に入りはアーシアだといっていい。


 流石にLROではなかなか偉い私といっても、いつでもおっぱい揉めるような従者はいないからね。向こうからこうやってギューギューとしてくれるのは実はありがたい。

 だって私は距離感を大切にしてる。お偉い私とその下の者達……という事でね。だから私のチームで私に触れてくる奴はいないのだ。それに威厳の為にも自分もそんなことはしない。

 そこはちょっとミスってしまった。いつも威厳たっぷりにいるのに、そんな奴がある日いきなり女の子を侍らせておっぱいもみもみしながら指示出してくるとか……流石にもうできない。


 最初からそういう為政者キャラなら行けたかもしれないが、私はこっちでは清純だからね。自分にも相手にも厳しいのだ。なので私を一友人として接してくれるアーシアはとてもありがたい。私の癒しだ。

 その点で言えば、会長はまだ接し易そうにしてていいなって……思う。


「自分が一番になろうとは思わないのですか?」


 なんかセラが妖精王に向かって、そんなことをきいてた。


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