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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2522 前に進むためのXの問い編 906

「ほとんど決めてないってことか。つまりは月の女王であるセツリからの連絡待ちなの?」

「こっちでもやれることはやろうと思ってる。具体的には月の石をゲットしようかと。前はそれで月へのゲートを開いたから」

「今回もテア・レス・テレスに言えばいいんじゃない? 協力してくれるでしょ?」

「協力……ね」


 今のテア・レス・テレスはとてもピリピリとしてる。なにせ予定を過ぎても会長が戻ってきてないからだ。いや、末端の奴らはきっと知らないから、そこまででもないだろう。末端の人たちなんて時々会長を見れたら「キャーキャー」とするくらいだ。だから数日程度じゃ、末端の人たちは気づかないだろう。でもそこそこ上の人たちは会長への依存度も高いし、事情も知ってるとなって、ピリピリとしてる。それが周囲にも伝染したりしてるだろう。テア・レス・テレスはとても大きいチームだから全体としてはきっとまだそこまででもないから、テア・レス・テレスの内部でとんでもないことが起きたなんてひろまってはない。いや、広まってくれては困る。なにせこれがばれたらフルダイブゲームが終焉しかねない。

 だからこそ、会長だって限度を三日と定めてたんだろう。でも既に五日……どれだけテア・レス・テレスの知ってる奴らが大人しくしてるのかわからない。


「テア・レス・テレスが動いたら目立つだろ? なにせ最大チームだ。下手に動いてほしくない」

「別に、月への侵攻ってことにして日鞠の事は黙ってればいいでしょ? それで誰も疑わないと思うけど?」

「そうか? テア・レス・テレスは結局会長を頂点にした絶対君主性みたいなものだぞ。大きな動きをするときはちゃんとあいつは顔を出すようにしてた。もしも月への侵攻を行うのなら、今度は絶対に秘密裏になんてできない。そうなったら、会長がいないのはおかしいって思うやつは出てくる」


 なのでテア・レス・テレスには言いたくない。絶対にあいつら、生徒会とか、テア・レス・テレスの上層部は出来る限りの戦力を整えて進攻しようとするかもしれない。そんなの絶対に何事か? と思われるじゃん。


「それじゃあ……」


 考え込むローレ。そしてポンっと手を叩いてこういった。


「替え玉を用意するとかは。とりあえず変身できる奴とかいるし。そいつに日鞠の代わりをやってもらえばいいじゃん。てかテア・レス・テレスにだっているでしょ?」


 確かにローレの言う通り替え玉は現実的だ。デジタルなのに現実とはこれいかに……だが、ようは実現性があるという事だ。リアルとは違ってゲームだからこそ、まったくもって体格とか違っても、スキルや魔法、それかアイテムでどうにかできる領分だ。いや、実際そんな魔法やスキル、アイテムがあるか知らないが、大体そういうのはこういうゲームではお約束的にあるだろう。そしてLROはお約束を大体網羅してる。だからきっとそういう事も出来ると思う。


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