表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2462/2704

2450 前に進むためのXの問い編 834

「さあこっちです! 皆さん落ち着いてください。大丈夫、みなさんがリア・レーゼを脱出できるまで自分たちがきちんと守ります!!」


 そんな風に声を出してるのはテア・レス・テレス・のメンバーたちだ。同じ制服で揃えた人たちがリア・レーゼに住んでたモブリの人たちを誘導してる。どこに? と思うだろう。それは空港の方へだ。世界樹にある重要施設には直接飛空艇が乗り入れれるようになってるが、そっちじゃなく、民衆とか物資を運ぶ為に使うための空港である。

 それはリア・レーゼの外れにある。だからそこまでの護衛をテア・レス・テレスが引き受けてる。なにせもうこのリア・レーゼは星詠みの御子であるヒイラギが月側についた。そのせいで世界樹も自動的に月側になった。

 そうなるともうここには住めない。だからこのリア・レーゼに居た人たちは脱出しないといけなくなった。本当なら奪還が必要だった。でもそれはできなかったんだ。きっとここには月人が住み始める……ことになるんじゃないだろうか? 

 そんな場所にそのまま住み続ける? そんなメンタルのやつはいないだろう。なにせ普通の人達……戦闘力もない人達ならなおさらだ。子供だって老人だっている。そんな人達をこの場所に残してさっさと撤退?

 出来るわけはなかった。


「スオウさん、貴方は早く行ってください」


 そんなことを言われもしてた。確かにその気持はないわけはない。だってなんとか早く会長の方へと僕だって行こうとしてた。でも……だ。でも今ここからすぐに離れるとか……僕は酷いやつじゃないか? 僕にだって罪悪感くらいある。

 なにせ僕にはここを取り戻せなかった……という責任がある。僕一人のせいじゃないって言ってくれる人だっているだろう。でも……僕がヒイラギを引き止めて要られたら……リア・レーゼが月側に行くことはなかった。

 実際セツリ達の関係性的を知ってたら、難しかったと思うけど……でもそれでも……だ。何も知らない人たちにしたら、僕がただ失敗したからだ。一応ヒイラギはリセットをちゃんと受けてた。

 なのに……結局元鞘に戻ったような状態になってしまった。いちおうイーブンだったのに……なので僕は償いがしたいのかもしれない。これは勝手な自己満足だ。この地にいる一般の人達を脱出させる……それで自分の罪を軽くしようとしてるんだ。

 だから僕はここで一般人の人たちを守る役目を請け負ってる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ