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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2414 前に進むためのXの問い編 798

「ぐっ!? ぐあああああああああああああああああああああああああ!!」


 全種類の属性を合わせる。それは字面上ではまるで最強に思えるだろう。だって全属性が合わさってるんだよ? すべてをかけ合わせたら最強になる決まってるじゃん!! というのはまあ小学生の発想である。

 そんなのは僕だってわかってる。実際、これをただやるのは失敗しかしない。失敗が確約されてるといっていい。100%失敗する。

 だって……だ。だって属性というのは相性がある。火は水に弱く、雷は土に弱い。光は対になる闇に弱い。まあ光と闇はそれぞれ相互に強みも有ったりもするけど……

 つまりはそれぞれの相反と相乗があるのだ。だからそれらを一気に混ぜ合わせたらどうなるのか? 結論から言うと混ぜ合わせるってことができなくなる。ただそれが発動しただけで終わりである。何なら発動とかもしなくてエネルギーだけ消費することになるだろう。札だけを無駄に消費するとか……そんな感じになる。

 だからこそ、全種類の札を開放して全属性の初級魔法を集めたとしても、実際はそんなに脅威なんかじゃない。まあただ圧倒的な感じ? は出せるかもしれない。

 使えるのはハッタリかますくらいだろう。でもそんなただのハッタリに使うために僕がこの場面でそんなことをしたと? そもそもすでにかなりの札を使ってる。在庫がほぼない属性の札だってある。つまりは……だ。その属性の強さも今や千差万別。

 もしも轟々たる炎にたった一杯のコップの水をかけて消えるか? といえば、それはただの無駄……でしかないだろう。弱点属性だって絶対じゃない。実際今はそれだけの差がある札とかある。明らかに釣り合いが取れてない。

 これまでの戦いで使ってきた札は大量に消費してるし、これまでそれまで使ってなかった札はまだまだある。けどそれらに制限をなくして一気にすべてを僕は解き放った。


 明らかに開放された属性の強さにも差ができる。なんの意味もないことだと、レシアだって思ってるかもしれない。でも……僕は祝福をもってる。それに今までで僕は『掴む』ということの感覚を掴んでる。

 そもそも、その掴むという感覚を感じれるやつでないと『祝福』という力を得ることはできない。僕は会長ほどに祝福を使いこなしてないだろう。それは僕の頭が足りないからだ。

 そんなのは自分でもわかってる。でも、感覚ならそんなに負けてないだろう。僕は誰よりも早く祝福を得た。風を掴んできた。そして雷帝・炎帝とかのために炎や雷だって掴んで制御してきた。

 その経験……それをここで最大限に活かす!! これまでは掴んできた。それは何も間違ったことじゃない。けど今やすべての属性がバラバラだ。ただ掴むだけじゃだめだ。小さな属性はそのまま飲み込まれて消えてしまう。それじゃあ、すべての属性を開放させた意味がない。

 それに対消滅させることだってできない。すべてを都合よく使う! それのために、僕は『掴む』の先の『結ぶ』ことに挑戦する!!

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