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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2418/2703

2406 前に進む為のxの問い編 790

「えっとぉえっとぉ……えぇぇぇぇぇええええ!?」


 やばい、なにかヒイラギが混乱して変な声を出しだした。レシアが言った『お姉ちゃん』発言。それがきっとヒイラギは単純にうれしかったはずだ。僕が姉妹のなにこれにかかわってた事……それはきっと悲しかったはずだ。そしてレシアと僕、どっちを信じればいいのかわかんなくなったはずだ。

 そして今……僕もレシアも――


『でも今は姉妹でもなんでも実はない』


 ――で意見がまとまってしまった。いやまあ、それはそうなんだし……他に言うこともなかった。僕がもっとおろおろとしてあいまいに返してたら、きっとレシアは『今』の真実を認めることはしなかったかもしれない。

 けど僕ははっきりときっぱりといった。だからこそ、下手に自分が僕を悪者にしたところで、何もしらないヒイラギからの不信感を抱かられるのを恐れたのかもしれない。

 だからそのまま「うん、そうだよね。今はもう姉妹じゃないんだよね」――と乗ってきた。


 でもそうなると、困るのがヒイラギだ。ヒイラギは単純にお姉ちゃんとか姉妹とか……そんな『家族』的な存在に飢えてたんだろう。そんなところに現れたレシアという存在。もしかしたら私にも家族が! とか思ってた所で――


「でも今は違う」


 ――というおかしなことを二人ともいった。家族とはそういうものなの? ときっと混乱してる。まあ確かにヒイラギの様な小さな女の子には訳が分からなくなるのも仕方ない。前は家族だったけど、もう今は違うとか言われても……ね。

 だって前なんてNPCは意識してない。そこを意識してるのはプレイヤー達だ。


「ど……ど、ど、どういうことぉ~なんですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 ついにはそんな風にヒイラギは泣きながら叫んでしまった。しかもなんかヒイラギの心がぐちゃぐちゃになってるせいか、星詠みの御子としての力が溢れてる。


 背中側から感じる熱いくらいの力の本流。僕は「落ち着けヒイラギ!」とかいうけど、ヒイラギはただ頭を横に振るう。そしてなんかヒイラギのその心に反応するように、目の前の世界樹が今までに見たことない感じの光を発しつつあった。


 今までは穏やかに、世界を見守る様に優しく光ってた筈の世界樹。けど今はどうだ? なんか怒ったような赤い光を発してる。

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