表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2389/2703

2377 前に進む為のxの問い編 761

「えっと、その子は?」

「依頼を達成してきた……といえばわかります?」


 僕はテア・レス・テレスのメンバーの人にそういった。そもそもが彼からの依頼だったわけだしね。彼が懸念を抱いて僕に星読みの御子の居城まで行ってほしいといってくれたから、行動をした。その結果、僕はこの通り、星読みの御子を持ち帰った。

 まさか彼も持ち帰るとはまでは思ってなかったのかもしれない。けど実際危ないならこうすることだって……ね。あるでしょ。どうやらヒイラギの奴は僕の他には顔を見せる気はないのか、頭にあった布を下ろしてる。


「えっと……本当に星読みの御子様でしょうか?」


 そんな風に彼はかしこまった言い方をする。それに対してヒイラギ「そうです~、私がほしよ……ヒイラギです~」といった。


 おい……である。きっと星読みの御子と最初は言おうと思ったんだろう。けど忘れたのか、面倒になったのがしらないが、普通に名前をいった。てか今更だけど、ヒイラギは記憶をなくしてるのに、名前はヒイラギなんだよね。そこまで完全な別人にしなかったのは、マザーもその内にセツリとの邂逅を願ってるから……なのかも? 実際僕もセツリに教えてやりたいしね。けどあんまり前のめりにそれを教えても今はそれぞれちゃんと役割をもってヒイラギ達姉妹はこのLROに生きてる。

 だから見つけたとしても、以前のようにセツリの元に集まれるか? といえばそうとはいえない。このヒイラギがその最たる例だろう。だってヒイラギは今や星読みの御子だ。セツリと邂逅したとしても、簡単にセツリと共に行く……なんてできない。実際、それを望むのかもわからないしね。

 レシアの奴は以前の記憶があって、天涯孤独の環境だったから、今はセツリと一緒にいるみたいだけど……ヒイラギはそうはいかない。なんとなくで「親は?」とか聞いたけど、それに対しての答えは頭フルフルだった。

 頭を横に振ったヒイラギ。つまりはヒイラギは親をしらないんだろう。それにここはモブリの国だ。そして星読みの御子なんていう上の立場になぜか人種っぽいヒイラギがいる。


 この時点でおかしい。ローレの奴はあんなでも一応モブリらしいけど……ヒイラギは普通に人種っぽいからね。そんなヒイラギがなぜかモブリの国で星読みの御子をやってる。この時点でなんか「ある」だろう。

 簡単にモブリの国がヒイラギを外に出す……なんてするわけない。今は緊急事態だし、僕が無理矢理連れてきたが……次もこんな機会があるとはわかんないからね。

 だからセツリに安易に伝えるのはどうか? っておもうところだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ