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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2376/2706

2364 前に進むためのXの問い編 748

 744部分から書き直しました。ごめんなさい。

「ありがとうございます!」


 僕の報告を聞いて、テア・レス・テレスの隊長格? なのかそんな人達が何やら会議してる。実際今は僕の下にいる……みたいな感覚でもいいのかもしれないが……会長がそんな事を言ってたからね。

 でも実際、そんなのは納得できないだろう。僕から命令されるとかね……そしてそれを会長がわかってないわけもない。きっといざとなったら……という保険だろう。

 一応そういう立場に任命しておく……的な? 僕が下手に出しゃばらないなんてのはあいつが一番よくわかってるからね。


 既にテア・レス・テレスも戦闘に参加して、月人を押し始めてる。そこで彼らは今まで戦ってた人たちに救助の手を差し伸べて関係を構築に図ってた。

 ああいうのは僕にはできない。インベントリが使えないのはLRO全体で発生してるみたいで、きっと彼らのマジックバックは重宝されるだろう。

 物で心を開かせて……って感じだけど、別にテア・レス・テレスはその代償をここでは求めたりしてはない。なにかあるかも……とはしてるが、普段からテア・レス・テレスは善行を積み重ねてるおかげだろう。各国ともいい関係を築いてるから、受け入れられる事ができるはず。


 そんな中、僕はどこの戦場に向かおうか? と思ってた。どうやら何体か大型の月人が確認できた。超大型……ってわけじゃない。けどそれでも手強いだろう。ならそいつ等をまずは潰すように、縦横無尽に遊撃役を買って出るか? と思ってると、何やら一人のテア・レス・テレスの人が話しかけてきた。


「あの、戦場に向かうのなら、上をお願いします。貴方なら風で上の方へと飛べるでしょう?」

「それはまあ」

「ですが上の方はまだ手つかずで危険が伴います。ですがどうやら星詠みの御子様がまだ上に取り残されてるようなんです」

「それは……わかりました」


 なんか重要な任務を任されてしまった。彼は直ぐに何処かに……というかなんかモブリの人に報告してる。ヒゲを蓄えたその人は見るからに偉そう……きっとあの人が頼んだんだろう。


 けど実際星詠みの御子となれば放って置くなんてできない。今の御子がどんな奴かまったくしらないが……かつてのその立場だったローレってやつよりもきっとひ弱いだろう。

 なら助けるしか無い。あいつなら放っておいてもなんとかするだろうって思えるが……それ以外なら見過ごすことはできない。

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