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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2372/2702

2360 前に進むためのXの問い編 744

大幅修正しました。なんかサン・ジェルクとリア・レーゼがごっちゃになってましたね。違和感あったんですよ。なので読み返しました。これ以降も修正します。

 僕はモブリの国の方へとよこされた。そこはリア・レーゼ、星詠みの御子と呼ばれる人が統治する、モブリの国でサン・ジェルクと対をなす大都市だ。

 実際は中心的にはサン・ジェルクが首都なんだろうけど、儀式的なことはこっちのリア・レーゼでやるから、きっと月の石とかもこっちに持ち寄られてたんだと思う。

 それにリア・レーゼは世界樹に沿って作られた街だ。世界樹という月にまで届きそうな木があるからそれも原因かもしれない。


 一緒に来たテア・レス・テレス数千人の戦力。こんなのをいきなり託されても困る。いや、自分はいいようにしていいって言われてたけどね。

 テア・レス・テレスはたくさんの人数を効率的に運用するために色々と独自な技術を持ってきてるようだ。それを全て開示知てくれることはないが、僕も色々と渡されてる。その一つになんとマジックバックがあった。

 いろんな異世界転移ものでお馴染み「マジックバック」はそのと大きさに反比例して想定以上の収容量があるというバックである。

 実際プレイヤーにはなんの意味もない。だってインベントリがあるからだ。インベントリこそ、プレイヤーにとってのはマジックバックといっていい。

 けど……である。けど今、月の影響でそれを使えなくなってる。まあ僕と会長は使えるんだけど……でもその中にはなかなかに便利なものがあるらしいから受け取っておいた。

 見た目はウエストボーチで上品差がある布製品ってかんじだ。


 リア・レーゼでは世界樹に沿って建てられた建物から下に向かって月人が溢れ出てるようだ。リア・レーゼの構造上、世界樹の上の方に重要な施設が集まってる。

 だからその重要な施設の何処かに月の石は保管されてたんだろう。そこから溢れてきたから、月人は自然と勢いを増して下の方に流れてきた。


 どうやらその勢いはかなり凄まじかったと……この建物の惨状を見ればわかる。世界樹を中心にして、その麓にまで築かれたリア・レーゼの町並み……その美しかった景観が炎と破壊によって壊されてる。

 花が溢れたきれいな町並み……自然との調和が見事だったかつてのリア・レーゼは今や見る影もなくなった。


 「行くぞ!!」


 僕はコア・クリスタルへと真っ先について、そういって戦い出した。

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