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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2350 前に進む為のxの問い編 734

 私たちはそれからなんやかんや説得というか、言いくるめられて? テア・レス・テレスと一緒に大変な状況の別の種の首都へと行くことになってしまった。もしかしたら人種の国の首都みたいに、その国のコアクリスタルが破壊されてお気軽にその場所に行けなくなってる……かもしれないとか思ってたけど、そんな事にはなってなかったらしい。


 まあけど、実際これで状況が収束するのか……それはわかんなかった。確かになんかこの事態のボスみたいな巨大な月人をなんとか倒したわけだし、一応目に見える月人をも倒すこともできた。


 そしてこれでなんとかこの侵攻イベント……といっていいのかわかんない事態は終わった感……を皆が感じてる。皆というのは今この場にいて、この人種の国の首都を守るのに手を貸した全てのNPCとプレイヤーの事である。


 けどさ……本当に終わったかのかなんてのはわかんないんだよね。けど……


(私が考えつくような事を会長が……日鞠ちゃんが考えてないわけないわけないよね)


 そういう事である。なにせまあ? まあ? 私には及ばないが、会長は優秀である。そう私には及ばいが、非常にね。そんな会長が大丈夫ともういってる。

 確かこの事態の始まり……それは確かいきなりその国の中枢から月人があふれ出したっていう……そんなのだったはず。原因は特定できてるのだろうか? まあ推測は色々と上がってた。一番有力なのはそれこそ、月の石。各地の月関連の遺跡の最奥から回収されたそれ。


 それは大体国が大金をもって買取をしてた筈ということ。だからこそ、そんな月の石はその各国の中枢に集まってた筈……という見解があった。そしてそこから今回の月人達はあふれ出してきたんじゃないのか? みたいなね。


「大丈夫ですよ。既に月の石の活性化は収めています。その術も、ちゃとあるから、この国はもう大丈夫」


 そんな事を会長はいった。あたりまえのようにそういってるけど、おかしいからね。なんでそんな術を既にもってるのか……とかさ。けどまあ会長がそういうのなら、そうなんだろう――と思えるからね。それに既に城には王様たちが戻ってるらしい。このタイミングで実はテア・レス・テレスが現れたのも、なにかありそうである。一番いいタイミングで貸しを与えにきたとか? 

 事実、この国の王様は会長に対してとても大きな貸しを作ったことになる。そして今……会長は主要な種の全てに、その貸しを作ろうとしてない?

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