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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2332 前に進むためのXの問い編 706

「うぐぐぐぐぐぐ……」


 なんとか大型月人の両手を抑えてる私。けどサイズが全く持って違いすぎるせいで、その膂力は圧倒的にこっちが不利です。せいぜい一メートルくらいの違いなら、熊にだって負ける気は無いのですけど……流石に数十メートルの差はもう圧倒的……と呼べる違い。

 こうやって耐えてるのも本当ならおかしい。けどきっとこれがゲームだからでしょうね。補正が入ってるのでしょう。けどそれでも長く耐えられる感じはしない。


「その槍を……振り抜いて……」

「いや、無理でしょこんなの!」


 そうでした。メカブは非力でしたね。そもそも脚を踏ん張ることもあの場所ではできませんし、私でないとむりですか……けどだからって非力なメカブでは一瞬でもこの両手を止める事なんてできなかったでしょう。だから選択肢はなかった。さてどうしましょうか……


「ちょっと待ってなさい!」


 そういってメカブが詠唱を開始する。とりあえずその詠唱が完了するまでは待ってみましょう。するとメカブの詠唱が終わって私の槍を通してその魔法が発動したようです。


バゴーン!!


 と強烈な音と光が放たれる。それはどうやら私の槍を通して、メカブは超大型の内部で爆発させたらしい。そしてそれによって、この巨大な月人の体が揺らぎます。


(効いてる!)


 同時に腕の力が抜けました。私はメカブを回収して再び肩に戻りました。確かにぐらついたけど……まだ倒すまではいかない。でもやってみせます。こいつが倒れたら、きっと他のプレイヤーも今がチャンス!! と思って参戦してくれるでしょう。私はインベントリからロープを出します。ロープは色々と使える場面があるから何時でもインベントリに常備してます。助かりました。

 肩から首元を一周してローブを巻きます。そして――


「行きますよ! しっかり掴まってなさい!!」


 ――そう言って私は超大型の月人の背中側に飛び降ります。メカブにはロープを強化してもらってちぎれないようにしてもらい。私は筋力を強化して飛び降りる勢いと、自慢の力を使って、背中側に月人を引っ張る。

 本来なら私一人の力で倒れる様な存在ではないでしょう。どっしりと構えられてたらきっと揺らぐこともない。けど今はダメージがとおった直後。奴の体幹も揺らいでる。ならやれます!!


「ふんぬうううううううううううううううううううう!!」


 ロープがピンと張って超大型の月人の首を閉めつつ後方へと引っ張る。ついでに機転をきかせてたのか、メカブが奴の膕に魔法を打ち込んでた。それによって膝をガクンとしたのかどうかはわかりませんが……超大型の月人はついには地面に倒れてくる。

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