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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2316/2703

2314 前に進むためのXの問い編 688

 俺達は下に降りていく。すると広い部屋にでた。不思議な部屋だ。いや不気味? といった方がいいかもしれない。その部屋に入った直後……扉の直ぐ側に、何人かの人たちがいた。


「あなた達はこの里の?」

「おお、助けが! 助けに来てくれたのですか!?」


 一番年上と思われる男性がそう言ってくる。それに対して俺は「はい!」という。男性だけではなく、五人くらいの男女がいた。でもきっとこれだけ……なんだろう。なにせなんか儀式? というか祭事をしてたらしいし、これだけの人数ではないだろう。それに気づいてみると、彼らの服、なんか頭には白い布を撒いて、左右に白いギザギザの布なのか紙なのか、そんなのがひらひらとしてる棒をつけてるし、その格好だって、似たような白いゆったりとした服をきてる。まあここまで必死に逃げたせいだろう、汚れてるが……


「ヨヨ!」

「お兄ちゃん?」


 ショタがそう言ってセインの手を振り払ってここに居た一番年少の少女へと抱きつく。その子はなんかこの中でもひときわ豪華な服に身を包んで。もしかしてこの子がこの祭事の主役をやってたんだろうか? その可能性はある。でもなんかショタと違って、このロリちゃんはあんまり感情の起伏が大きくなさそう。

 長い髪におかっぱ頭。その顔にはきっとこの祭事のためだろう何やら模様が赤い塗料で描かれてた。そして今でも漂ってるクールな感じは、もっと成長したら魅力的になりそうな感じがした。今はまだ顔が丸い感じだから可愛らしさが強いが、成長したらクール美人に成るにちがいない。

 それを確信できる程に整った顔をしてる。まあLROの人たちは大体美男美女ではあるが。


「どうして?」

「どうしてってお前を助けに来たんだ!」

「お兄ちゃんだけじゃ無理なのに」

「そんな事いうなよ。けど無事で良かった」


 なんかクールなロリちゃんはその言動こそ厳しいが、別に嬉しくないってわけではなさそう。抱きしめられてる中、しっかりとお兄ちゃんを感じる様な顔してる。安心してるのがわかる。


「あなた達が来たということはアレはもう……」

「アレ? 月人のことですか?」

「まだ敵は居ます。このさきに出口とかは?」


 テア・レス・テレスの人が俺から引きついでそんな風に聞いた。けど男性は首を振るう。それはそうだよな。ここから逃げ出せるのならさっさとそうしてただろう。きっとこの先は行き止まりなんだろう。けど一体ここは? 隠された秘密の部屋みたいな……そんな感じの場所だ。既にボス部屋を見つけてなかったら、ここがそうだと思うだろう。そこそこ下ってきたのはここの天井を高く保つためなのか……何やらこの部屋、かなり広いし、天井も高い。壁は土とかむき出しで床もそこまで整備されてない。遺跡の方はかなり整ってたのに……隠されたここがこんな状態ってどうしてなんだろうか? 

 作りかけ? その可能性もあるかもしれない。


「なんだあれは?」


 テア・レス・テレスの人々が何やらそんな事をいった。俺達は既にスキルも消えてるし、ランタンだってこの広い空間では奥までは照らせない。だからよくわかんないんだが……なにかある――のか?

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