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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2309/2702

2307 前に進むためのXの問い編 682

「トトくーん! トートくーん!!」


 そんな事を叫びながら、セインは進んでる。そんな事をやってたら次々と月人がやってくるわけだ。こんなことやりながら進むなんて俺たちだけでは当然だけどむりだった。いくらなんでも、次から次へと……それこそ本当に息をつく暇もないくらいに月人がやってくる。こんな中で正面から月人を受け止めるなんて俺たちだけでは不可能。

 すぐにこの物量に飲み込まれてしまう。けどテア・レス・テレスがいることが違った。彼らは完璧な連携……いや、違うな。確かに最初は完璧な連携をしてると思ってたけど、どうやら最初はそれこそ俺たちにいい顔をしてたというか? そんな感じだったらしい。流石は一番のチームと思われたかったんだろう。

 でも今は完璧な連携はなくなってる。けど月人を捌き切ってる。それはすごいことだ。はっりき言って今は結構皆さん自由に動いてる。やりたいことをやってるというか……けどそれが連携みたいになってしまってるというか? 不思議な光景だった。テア・レス・テレスの人たちは一つの連携のミスで文句を言いあったりはしない。むしろ「今のよかったぞ」とか「よっしゃー! 止め俺だったな!」とかなんか競い合ってもいる。


(この状況を楽しんでる……)


 凄いことだ。俺たちは必死だ。なにせセインがショタを探しながら行くことを提案してそして許可してもらってる。こんな声を上げるリスクは推して知るべしだ。てか現状がそうだ。本当なら「もうやめろ!!」とか言われたって文句言えない。でも、テア・レス・テレスの人たちはそんな事を全くいう気配がない。

 それに……


「なんであの人たちスキルが封じられないの?」


 ユズのそんな言葉。俺たちはみんな思ってた。戦闘に入って……というか遺跡のあのボス部屋以降俺たちはずっと戦ってる。もうすでに一つ二つは確実にスキルが封じられてるだろうし、もしかしたら五つ位封じられてたっておかしくない。てか、既に俺たちがそうだ。もう常設のスキル……そして予備のスキルまで封じられてる。俺たちはまだ先頭じゃないから、なんとか使えそうなスキルを組み替えて戦ってるけど、先頭で戦ってる人たちはそんな暇なんてないはずだ。なにせスキルの組み換えはウインドウを開かないといけない。ジェスチャーコードでもできるけど、予め組んでないといけないし、この時だけでやってるだろうし、覚えられる数にも限りはあるだろう。

 すでに全部使ってておかしくない。でも……テア・レス・テレスの面々の勢いは衰えない。何かをきっとやってる。もしかしたら上位のチームはすでに月人のスキル封じの対策を確立してるのだろうか? 

 教えてくれたら……とか思うがそれは贅沢か。こうやって仲間になってくれて、その彼等がスキルを封じられないのなら、それだけで心強い。そう思おう。

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