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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2293 前に進む為のxの問い編 668

「行くぞ」


 とりあえずセインはショタを端っこの方において、さらには特殊なアイテムである布をかぶせた。完全に気配を消せるわけじゃないが動かないとかなりの隠密さがある。だからこのまま気絶してくれてるのなら威力を発揮してくれると思ったんだろう。このエリアすべてがボスエリアとなるかもしれないし、俺たちだけが、ボスエリアへと飛ばされるかもしれない。流石にボス戦にセインはショタを連れていくわけにはいかない……とちゃんと判断できたみたいだ。

 けど俺たちがいなくなったら、月人が跋扈してるこの遺跡にこのショタを一人で残すのはとても危険だから、このアイテムをかけてる。


 セインはショタを布で覆った後、こっちにきて、バフをかけなおしてくれる。これから起きるボス戦を考えてできることはやっておかないと。そして諸々がおわって俺は月の石に手を伸ばす。手が触れた瞬間にそれが起きるのか? それともこの石を壁画から外したらそれが起きるのか? とりあえずまずは俺の指先が月の石へとふれた。その瞬間だ。


 月の石を中心に光が走って壁画が輝きだした。そして壁画は本当にただの壁画だったはずだが、その壁画の絵が動き出し、最初はその壁画がそのまま動き出してる感じだったのが、次々と入ってくる情報量の中知らない光景……生活……文化……人々が見えた。そして気づくと俺たちは知らない場所にいた。


 円形の舞台。足元は水が中心から外側に無限にながれてる。そして端っこから滝のようにながれていってる。そしてその水しぶきが背景を覆い隠してる。俺たちはその円形の舞台の端っこの方にいる。後ろを向くと流れ落ちる水がみえる。この下に落ちたら一体どうなるのか? 下に落ちて上から戻るとかの仕様だろうか? いや、きっと違うだろう。そんなにLROは優しくない。

 きっと落ちたらそれで終わりだろう。


「おいあれ……」


 そういうベズの視線の先には亀裂がある。空中にある亀裂。ここも謎だが、皆は冷静だ。なにせボスエリアとはこういうものだからだ。特殊なステージはまさにボス専用という感じで高揚する。大体こういう風なエリアまであるボスって理不尽に強いんだが……でもきっとここのボスに挑むのは俺たちが初めてじゃないだろうか? 

 それを思うと、止められないワクワク感って奴が出てくるのは仕方ないだろう。なにせ、こんな思いを感じたくてこのゲームをやってるんだ。

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