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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2268 前に進むためのXの問い編 643

一年お疲れ様でした!

「まだ、まだいけるから!」


 私はウインドウを出した。二つのウインドウが私の視界には映ってる。そして自分の通常のウインドウには自分の今の状態やらステータスやら、装備品やら、そこら辺を全部確認できる一番階層的には上の部分にしてある。そこには今の私のスキルもあるわけだけど、それも勿論だけど戦闘スキルやら、パッシブスキルやら、もっと生活に根付いたスキルやらで細分化してるわけだ。

 そして一番上の階層だから勿論だけど、色々と表示されてる中でスキルも全部が表示されてるわけじゃない。なにせこのLROはスキルが大事なのだ。なのでだれだって三桁くらいは普通だ。でも最初の階層に表示されてるスキルはそれこそ5・6個くらいしかみえない。

 一回タップしてスキルの欄に行って初めてすべてのスキルが見える……という感じ。でも一番上の階層でも今は問題ないのだ。なぜなら、私のスキル欄には一つ、灰色になってるスキルがある。それは


『月の王家』


 ――なるスキルである。もちろんそんなのはこれまで全くなかった。ちなに取った覚えもない。なんかいつの間にかあった。そしてスキル欄の一番上に来てたのである。つまりはこれは重要なスキル。そう思って確認したら、どうやらこの城での立場を示したスキルってことらしい。

 つまりはこの月の王家のスキルがあれば、城の機能を使うことが出来るってことだ。そしてそれってつまりはこの月人は城の機能で作ってるわけで、これがパッシブ状態だと、王家という肩書? を感知して月人は攻撃してくれないのだ。だから今はスキル事態を切ってる。

 それによってようやく月人と戦うことが出来る。どうして今このスキルに注目してるのか……それはつまり、私だけにしか使えない裏技って奴が出来る。向かってくる月人の攻撃。それが一瞬止まった。私はそのすきをついて、月人の首をスパッと切った。

 私の腕よりも太い首だ。いや、実際首と顔の境目が人よりもないというか? それだけ太く、そしてさらには本当なら反応して月人は首に力を籠めると、それだけで私の剣では切れないのだ。

 けど今回は切れた。なぜか? それは私が裏技を使ったからである。


「どうだ!」


 私はそういって得意げに二人を見た。けどなんか二人ともとても白けたような目を私に向けてる。何か言いたそうだ。なっなななな何のことかなぁ?

明日は新年特別編をお送りします。

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