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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2236 前に進むためのXの問い編 611

「あんた達、もう逃さないわよ?」


 にこっと笑顔なのはローレのやつだ。その笑顔にワイワイと騒いでた妖精たちがピタッと止まった。ローレの奴は笑顔だけど、その笑顔に圧が有ったのだ。それに……だ。妖精だけど妖精ではない、そんな存在に妖精たちは気づいた。


「みんな、ローレの言う事訊いてあげて」

「え? え? 貴方は?」

「なんか凄い力を感じるよ!」

「ちょっちょっちょ!? なんかめっちゃ神々しい!!」


 妖精たちの反応が凄い。確かにフィアはちょっと光ってるが、神々しいと言うほどかと言うと今はそうでもない。けど妖精たちは皆、フィアを見てわなわなとしてる。もしかしたら僕たちの視界とは違う……何かが妖精たちには見えてる可能性はある。


「ふっふーん! みんなよく聞いて!! なんとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! この方は……いやこの方こそ伝説の『フィアチェリーゼ』様なのよ!!」

「「「ふぃふぃフィアチェリーゼ様ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!??」」」


 そんな感じで妖精たちがめっちゃ驚いてる。まあ妖精王の反応でもわかってたことだが、本当にフィアは妖精たちには特別な存在だ。だからこそ一気にテンションが爆発しても不思議ではない。


「しゅ、祝福をお願いします!

「ずるいぞお前! 僕にも!」

『私にもお願いします!!」

「はい、私なんかで良ければ。では皆さん、固まってくださいね」


 何やら祝福というのをやるらしい。それが一体何なのか僕たちにはわかんない。妖精たちはまるで遊園地でアトラクションを待つ子供達みたいに見える。そのくらいはしゃいでる。祝福は一体何をやるのか? 普通こういうのはサインとか求めるものでは? とか思ったけど、ここはLROである。サインなんて文化はないんだろう。

 そもそも彼ら妖精だしね。だからサインのかわりが妖精には祝福なんだろう。僕が持ってる祝福という力ではない。フィアはスーと飛んで集まってる妖精たちよりも上にきた。そして羽をパタパタとする。するといつもとは違う光の鱗粉が下の妖精たちに降り注ぐ。


「「「うおおおおおおおおおみなぎってきたああああああああああ!!」」」


 そんな事を下の妖精たちが言ってる。一体あの鱗粉にはどんな成分が混ざってるんだ? と僕は不安になったよ。

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