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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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2232 前に進む為のxの問い編 607

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 地面が揺れるほどの音と共に、地面を穿つほどの轟音。それに負けず劣らずの妖精王の絶叫。それが収まると……プスプスと黒ずんだ妖精王姿が見えた。

 そして妖精王の羽が炭のように黒ずんでボロッと崩れていく。見た目的には完全に死んでるような見た目である。体全体が黒くなってて全身が炭化してるかのよう……でも流石に妖精王のHPはなくなってはない。だから死んではないだろう。風が吹く。すると妖精王の炭化してる部分が吹かれて行ってその内側からみずみずしい妖精王の肌が見えた。

 どうやら炭化してたのは表面だけだったらしい。残念――とか思ってたら、巨大な魔方陣が妖精王の頭上に現れた。


(まさか、妖精王の?)


 僕はそんな風に焦った。だってその巨大さはこのクリスタルの森全土を包むほどの大きさだ。端的に言って、見たことない。けど……


「なんだ……これは……」


 そんなつぶやきが聞こえてきた。それは妖精王の口から発せられた。つまりはこれは妖精王ではない――ということはだ。僕はこの魔方陣を作り出したやつを探す。目をコードを見る目にして、その術者の形跡を探す。それか、魔力の流れ。

 実はコードにはちゃんとスキルやら魔法やらなら、それを使った者の名前が入ってる。沢山の人が世界中ではスキルやら魔法を使ってるだろうからね。きっと混同しないようになってるんだろう。

 僕たちの視点ではこの場所にいるのはそんなに多くないんだし、場所が違えば間違うことなんて……と思うだろう。けど世界を一つの箱庭として管理してるシステムではそうはいかないらしい。

 僕たちのようなプレイヤーが見てる景色がこの視界の範囲だけなら、システムはこの世界全体を一つとしてみてる……そんな感じだ。

 そしてみつけた。やっぱりだけど……この大規模な魔方陣。それを作り上げたのは勿論だけどローレのやつだ。僕は魔法を使うことがないから「おおスゲーでかいな」とかで驚くくらいなんだが、妖精王はそんな僕の比じゃない。


「信じられん……これが過小な存在によってつくられ……だと?」


 とか、なかなかに失礼なこと言いつつ、驚愕して、天に描かれてる魔方陣を見てた。そしてこの地上を焼き尽くすかといわんばかりの光が発せられる。


 その時、僕はみた。妖精王がその手を広げて、それを受け入れようとしてるのを。

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