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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2133/2704

2133 前に進むためのXの問い編 507

レシアが戦闘不能になった。これは私達の戦力が大幅に低下してしまったことを示してる。なにせ今ままでの主なダメージ源はどう考えてもレシアだったからだ。その対応力で通じないはずの力をつうじるようにしてた。


 そして妖精王へダメージを与えてたわけだけど、そのレシアがやられた。いや、HPはまだある。けど拘束されて動けないから、実質やられてるようなものだ。とりあえず今はレシアには頼ることはできない。そしてメカブちゃんもなかなかにこっちに構うような状況ではない。妖精王はなかなかにメカブちゃんを……いや後衛って立場のやつを警戒してる。だからメカブちゃんは自由にできない。


 今自由にできるのは私だけだ。でも多分だけどそれが私に許されてるのって……


「私が弱いから……だよね」


 そうなのだ。私がもっと妖精王へと圧力を掛けられるのなら、メカブちゃんももっと自由に動けたはずだ。妖精王は私を気にかけてはいるが、脅威とは思ってない。確かに私の攻撃は妖精王にとって、有効みたいだけど、それを扱う私という存在を妖精王は脅威に思ってない。だから妖精王は他に構うだけの余裕がある。


 つまりは私のせい。レシアがやられたのも、メカブちゃんが攻撃を一身に受けてるのも……


「はああああ!!」


 私は剣に月のスキルを宿して、妖精王へと近づいた。でも……やっぱり……


「輝きが足りないな」


 妖精王はふわりと私の攻撃を避けて、逆に私の体をその細い刀身のレイピアで突き刺す。けど私は止まらない。相応のダメージなんてのは覚悟の上。攻撃を受けつつ、私は歯を食いしばってそれを我慢して前に進んだ。


「私に技術が足りないなんてわかってる!」


 私は今、新しい事を実は試そうと思ってる。普通、スキルは起点となるべき武器とか何やらが必要である。そもそもが攻撃系のスキルは武器とともに使うのが前提というか普通だ。でもそれって、本当に前提だろうか? この世界……このゲーム、LROは『自由』だ。自分の想像力でいくらだって新しいことを開拓できる。そこで私は思った。


 武器がないと攻撃系のスキルって使えないの? って。私は止められた剣を手放す。そして自身の体……それを意識して月のスキルを発動させた。

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