表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2123/2702

2123 前に進む為のxの問い編 497

「ごめんなさい! でもこっちの言い分もあるんです!」


 そういって私は月のスキルを使って、攻撃を仕掛けた。炎を防ぐ氷にめがけて、一気にスキルの光が走る。


「月の光か」


 そういってみえなかったその姿が見えてくる。妖精王。その人は、とても美しい男の人だった。胸元が開いた白い服。背中には八つの羽。サラサラの長髪は真っ白で頭には宝石が埋まったリングをしてる。恐ろしい程にイケメンで、なかなかに厳しい瞳をしてる。


 甘い瞳もできそうなのに、私たちを見るその瞳はとても厳しい。やっぱり私たちのしたことに怒ってるんだろう。まあいきなり森を燃やしたのはさすがにやりすぎたと思ってる。でもこっちにも言い分はある。まあもう言わないけどね。


 こんな場所にまで連れられてきてしまったんだ。一回戦わないとだめなんじゃないかな? まあLROはどんな行動で攻略するのかは本当に千差万別だ。ボス部屋に来たとしても、本当に戦う必要があるのか? ってのはある。


 言葉が通じないのなら、戦うしかないのはその通りだけど、言葉が通じるのなら、実は戦わなくても攻略自体は可能……とかありそう。でも今の妖精王は私たちの言葉に耳を傾ける状態でもないと思う。


「え?」


 なんとなんと、妖精王も私と似たような光を集めていく。そして出したレイピアみたいなほっそい剣で踏み込んできた。そしてその剣先が私の頬をかすめる。


「その程度か? 月が泣いてるぞ」


 イケメンがめっちゃイケメンらしいセリフを吐いてる。けど、格好いい……とか思ってる場合じゃない。だって、今の一撃……私は完全に見えてなかった。当てようと思えば簡単に当てれたはずだ。だからこれはきっとわざと。私との技量の差を妖精王は見せつけてきてる。


「私もいる」


 すると妖精王をレシアが吹っ飛ばした。けど妖精王はそのきれいな背中の羽を使って、空中にとどまる。どうやら妖精王は羽を動かすたびに鱗粉なのか演出なのか、光が舞うようになってるらしい。まるで背景に光を背負ってるようだ。


 これがとんでもなくイケメンだからめっちゃ映える。まあ妖精は大体は美少女や美少年ばかりだった。物語でも大体はそうだろう。そしてその王様となったら、やっぱりとんでもないってことなんだろう。殴られたけど、妖精王にダメージは見えない。私はレシアと視線を交差させて、二人同時に妖精王に向かって攻撃を開始する。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ