表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2089/2704

2088 前に進む為のXの問い編 462

「生贄って……どういうこと?」


「あの場所、ドラゴンの夢の場所……あそこに供物を捧げることで、妖精はこの森に住んでる」


 なんかとんでもないことを言ってるよ。もしかしてこの森の支配者的なのがドラゴンということ? ということは、あの夢の場所であったあのドラゴンって実在してるってことか? でも待って……


「じゃあここにいるレシアとは別に、実はもう一人レシアがいるの?」


私はなんか頭が混乱してる。だってさっきいた場所は夢の場所だよね? そこからレシアを私は連れ出した。マザーに言ってレシアを連れ出したのだ。その許可をもらった。けど、あそこにあった装備は全く持って持って帰ってこれてない。それは夢だから……ってことで納得できる。


 でもレシアは連れ出せた。でもレシアはあの場所にいたドラゴンは実際というかこのLROにいるという。夢の場所であったドラゴンが実際にいるのなら、そのお腹の中? にはレシアだっているのでは? 


「それは……よくわかんない……」


「でも実際にあのドラゴンがいるんでしょ? ドラゴンが生贄を求めてるから、妖精たちはあの場所に送ってる訳で……」


「なんかややこしいわね……」


 私達の話をメカブちゃんが頭を揺らして聞いてる。メカブちゃんには難しかったか。いや私も混乱してるけどね。実際その場合、どうなるんだろうか? そもそもがドラゴンの腹の中にいるのか……わかんないんだけど。マザーに聞けば答えてくれるかな? 今や私とマザーは特別なパスを作ってもらってる。


 でもそれは私の為って訳じゃない。それはもちろん私とマザーの契約のためだ。それを実行するために特別なパスが必要だったのだ。あとはリアルでも色々とやることがある。


『ちち違うよ!』『そうだよ!! 僕たち、嘘つかない!!』『ほらほら、見てみて!!』


 そう言って妖精たちはその容姿を精一杯活用してくる。小さくて、綺麗な顔。そして驚くほどに整ってるその顔に綺麗な笑顔を貼り付けてる。ほっぺに両手を持っていって頬をムニッとしたり、人差し指でついたりしてのポーズをとってる。


 いやいや、確かにそのポーズは可愛いよ。でも同時にあざといポーズだよ。実際、『生贄』とかいうワードをレシアから聞かなかったら、普通に「可愛い!!」とか思ったと思う。なにせ今までは妖精のことを悪戯好きでお喋りな人懐っこい種族だと思ってたからだ。


 でも生贄とか聞くと、もっと強かで邪悪なものに見えるよね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ