2060 前に進む為のXの問い編 433
私は自身の剣で自分を突き刺す。じっさいこのゲームにはフレンドリーファイヤとかは勝手に防がれる。それは自分へのダメージだってそうだ。例外はそれを代償として自身をパワーアップさせたりする術となると例外にはなる。
けど別に私は今回パワーアップをするわけじゃない。だから普通なら……というか普通に刺しただけでは、実際は刺さってるがダメージとはシステムがみなさない……という状態になるだろう。
それでは困る。それでは私の背中についてる小さな炎をどうにかすることは出来ない。私はこの攻撃で少なくとも背中を吹き飛ばしたい……と思ってるんだ。
頭おかしくなった? とか思うかもしれないが、そうじゃない。だってこれしか方法がないから仕方ない。実際、リアルでこんな事はしない。てかやったら死ぬだろう。それに滅茶苦茶痛いことは想像に難くない。だから出来るわけはない。でもここはLROだ。痛みある程度あるが、それは我慢できる程度の痛みだ。
それに死ぬことはない。リアルでこんな自分の胸に刃を突き立てたら下手したら……というか大抵は死ぬだろう。だからそんな事はできないが……ここでなら、覚悟さえあればできる。
実際自分の体に刃を突き立てる――という行為は「大丈夫」とわかってても怖い。
「リアルでリストカットしてる人とか……よくやるよね……」
私は背中を刺したまま、そんな事呟くよ。だってリアルだよ? 絶対にめっちゃ痛いじゃん。血とかドバドバなのか……はしらないが、出るだろう。そんなのを常習的にやっちゃう人がリアルにはいるらしい。
信じられない。
「いく……よ!!」
私は自身を貫いた剣に光を宿す。じっさい私のスキルでは自分に攻撃を通すってことは出来ない。けど、この武器……それ自体についてる能力なら? 実際装備してるのなら、私の体の一部ってことになってるとは思う。事実、刺しただけではダメージにはなってないし、刺さってるように見えるけど、実際痛みもない。
でもこの武器についてる能力はかなり強力だ。システムをバグらせることができるかもしれない。そう思って、私は剣を刺したまま、その力を使ってみることにしたんだ。レシアだってこれを受けてかなりのダメージを受けてた。それを自分自身に撃ち放つ。
大丈夫……だってレシアだって耐えた。ならチートな装備に全身を包んでる私が耐えられないはずはない。私はそう言い聞かせて、刺した剣からドデカイ光をはなった。流石にこれは痛かった。でも痛いって事は、ダメージになってる……なら背中にはりついてた炎だって巻き込まれてない……なんてことはないはずた。この痛み分……成果が出ることを私は期待してるよ。