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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2033/2704

2033 前に進むためのXの問い編 406

ズザザザザアアアアア――


 私は壁になってたスライムを突き破ってその先に出た。


「よし、これで……え?」


 でもなんと、その先を見て私は目を疑ったよ。だって……壁の向こうには更にスライムの壁が出来てた。


「嘘……」


 私は握ってる剣の柄に力を込める。まだバフ系のスキルの効果は切れてない。とまってなんてられない。だってこのバフが切れてしまったら、きっともう……さっきの月系統のスキルはクールタイムに入ってしまってるが、まだ戦闘系スキルはある。それを駆使して突破していくしか無い。


 私は素早く壁に近づいて連撃を叩き込む。それによって更にその先に抜けて、そしてその次の壁も……そしてその次の壁も突破する。でも……


「ちょっと!! どれだけあるのよ!!」


 いくつもいくつも突破してもその先には壁がある。流石に怒りがこみ上げてくる。でもそんな事を言ったとしてもそれにスライムが答えて壁を解除する……なんてことはない。


 だから無駄だってことはわかってる。文句を言ったって意味なんて無いってことも……


(でも……)


 どんどんと使えるスキルがクールタイムに入ってく。それに戦闘系のスキルはまだクールタイムが短いが、強力なバフ系は一回切れるとそんな簡単にかけ直すって事ができる程にクールタイムが短くない。勿論アホみたいに長いわけじゃない。一時間とかそんなタイムではなく、それこそ五分とか位でしか無いわけだけど……はっきり言って今の状況では五分も突っ立ってるなんてできるわけない。


 それに戦闘系の攻撃スキルと違って、そんなにバフ系のスキルは持ってない。だって普通はバフ系のスキルは一度掛けてそれで持たせるものだし、パーティーを組んでると、それこそ後衛の人達に任せることになる。自分で持ってるのって最低限って感じなんだよね。


 それにバフ系はスキルでかけるよりも魔法として掛けられる方が効果が高い。それに魔法だとクールタイムとか関係ない。なにせ詠唱が必要だからだ。詠唱が絶対に必要なLROの魔法は枷でもあるが、その分勿論優遇もされてる。発動できれば強力って感じでね。


(私も一応覚えてる魔法はあるんだよね)


 別にLROははっきりとジョブを分けられてるわけじゃない。ただプレイヤーが区別するために前衛と後衛とか言ってるだけだ。システムではそんなのはじつは無い。だからプレイヤーはどんなスキルだって、どんな魔法だって手にすることができる。


 そこに枷は一切ない。だから後はプレイヤーの工夫次第でどういうキャラにでもできるって感じだ。ただ、戦闘中に詠唱なんてのは誰もが思った以上に難易度高かった……ってだけでね。


 


(でもこのままじゃ……)


 はっきり言って、この壁にはきっと終わりがないと私は感じてる。だってここはドラゴンの内部なのだ。そして抗体であるこのスライムはきっと無限に湧いてくる。そうなると、終わりなんてあるはずない。ということは、いつかは私は全てのスキルがクールタイムに……いや流石にいくつかは回せて行けるだけのクールタイムの短さではある。それこそクールタイムが十秒とかそういうのもあるからね。


 でもその技で突破できる程にやわいかというと……ある意味で柔いせいで突破できない。なにせ弾力があるからだ。


 スライムの弾力がある程度の威力は吸収してしまう。それを超えることができるある程度の威力のスキルが必要になる……


 それは流石に数十秒って単位のスキルでは……私の最短の月のスキルは35秒だけど……それじゃあ……ね。


 本気でここで魔法とスキルの融合を成功させるしかないかもしれない。

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