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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
2025/2702

2025 前に進むためのXの問い編 398

「むむう……」


 私はドラゴンが暴れてるを必死に避けながら、不満の息を漏らすよ。だって……私は別に特別なスキルを持ってる……ってわけじゃない。これはとてもおかしい。だって私はこのゲーム開発者であり、中心だったお兄ちゃんの妹である。


 そしてそのお兄ちゃんは私のためにこの世界LROを作ったと言っても過言ではない。そんな私が優遇されてないのはどういう事? 私には私だけの特別なスキルってやつが必要ではないだろうか? だって最近は異世界転生したら勝手にチートなスキルがついてくるものじゃん。


 そこには愛とかないよね? なんか勝手に……だ。でも私に対して、お兄ちゃんは愛があったはずだ。だってそういうのがないと、こんな世界作らないでしょ。なのに私にはチートなスキルがない。これはお兄ちゃんに抗議したい。


 私だけの特別なスキルを忘れてるよってね。まあ実際……


(ただ楽になるスキルなんてあってもつまらないけど……)


 でも特別な物を持ってる人たちは羨ましくなるよね。スオウとか日鞠ちゃんとか……まあ祝福は二人だけの特別なスキルってわけじゃない。他の人も取ろうと思えば取れるスキルではある。


 まあ私は拒否されましたけど……それもおかしい。私特別じゃない? いや、リアルでは顔が良いだけの女でも納得できる……けどこの世界くらいは私を特別視しててほしかった。なんで私が祝福を取れないんだってね。おかしいでしょ。


 でも……結局の所、私じゃあ祝福をそこまで使いこなせる気もしないけど……


「くっ!!」


 なんかドラゴンがドドン、ドドン、ドドンと力強く三回くらい地面を踏み込んだ。それによって一気にここ全体が揺れる。足場が揺らいだ私は剣を地面に挿してなんとか倒れないようにするので精一杯だった。


「あっ……」


 私が止まったのを良いことに、ドラゴンがその大きな口を開ける。そのまま私はパクリと食べられてしまったよ。ここでグッチャグチャと咀嚼されたらそれまでだっただろう。けどどうやらドラゴンは私を丸呑みにしたらしい。


 きづいたらなんかプールみたいな……そんな広さの場所にいた。いや私のプールの記憶なんて学校に併設されてる場所の記憶しかないけどね。今年初めてプールの授業を受けたくらいである。


 勿論この夏休みにはプールにも行きたいし、海にだって行きたい。決してこんな場所ではない。私が行きたかった場所はね。なんか臭いし……それに私が浸かってるこの水……水というか消化液だよね? だってなにやらよくわからない白骨とかある。これはそのうち、私がこうなると……そういう暗示かな?

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