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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
1945/2705

1945 前に進むためのXの問い編 318

「どういうことだ?」


 


 僕は何度も倒した奴らが落としたアイテムを確認する。町中で倒したせいで犯罪マークが付いちゃったが……まあ仕方ない。時間が経てば消えるしね。それに僕はそこまでそれを気にしてはない。決闘じゃない、町中でのキルは「こいつキルしました」的なマークが名前の横につく。名前は鑑定とかなくても普通に見える範囲だから、誰にでもこいつ危険なやつ――ってのがわかるようになる。


 それにそういう事をし続けると、NPCとの関係にも変化があったりする。単純に怯えられて会話できなくなったりね。別にNPCたちにはステータスは見えないわけだけど、評判とか噂という感じで広まるみたいだ。


 あんまりやり過ぎると、その町や国で指名手配されたりもする。町中でキルしまくるやつとか、普通に考えたら凶悪殺人犯だからね。それも当然というものだ。絶対にバレる犯罪ってことになる。デメリットが大きいから町中ではそうそうキルをするプレイヤーなんていない。普通にフィールドに出てから襲ったりそこら辺は工夫するよね。


 けど今回はそんな悠長な事は言ってられなかったからね。遣れる時にやらないときっとチャンスはなかった。別に執拗に取り返す必要もなかったけど……でも僕のスピードでただ逃がすってのも現実味的にありえないかなって思って。ある意味で上手く行き過ぎたのかもしれない。


 まあけど最後の最後で僕がもらったはずの優勝商品が無いんだが……


「確かにこいつらの誰かが持ってるはずだけど……」


 映像を確認しても、ちゃんとこの人数だ。全員倒したんだから、見逃しなんて無い。なにか特殊な設定をしてた? でもチームの誰かがデスした時の移動先は彼女になってたわけで……それを利用して僕の優勝商品を掠め取ったはずだからな。


 その対象が死んだ時はどうなるんだ? 第二候補にいくのかな? それが誰か分かんないが、チームの誰かの筈だ。メッセージ送ってみるか? でもきっとベロンベロンに酔ってるんじゃないだろうか? LROなら体に害を与えずに酔えるからね。食べてなくても食べたように体に錯覚させることが出来るLROである。


 酔ってないのに酔った状態になることだって出来る。勿論めっちゃ酔う……ほどにはならない。ダイエット利用だって規制されたからな。酔うのもあんまり酔い過ぎると危ないからほろ酔い程度にしか酔えなくなってる。けど泥酔になる奴らって一定数いる。どういう原理なのかはわかんない。なぜか酔う。


 場に酔ってるのか……なので彼らもその状態になってるかもしれない。いや、彼らの性格上、きっとそうなってる。だからメッセージなんてきっと気付かないだろう。


「映像を確認するとなにかわかるかも」


 なんとこのコードで見える映像、巻き戻しが出来る。だからとりあえず僕は映像を巻き戻してみて、もっとよく細かいところを見ることにする。

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