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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
1894/2705

1894 前に進むためのXの問い編 267

フラングランで風を生み出してそれでなんとか進んでるわけだけど……はっきり言って思ってた方向よりもだいぶずれてる。爆風によって流されたみたいだ。一応機体は無事……無事だと思うけど……草原を超えて一気に山に……とか思ってたのになんか草原の隣のほうの地帯に来てない?


 僕が着地したところは草が長い。いや、草の背が高いといったほうがいいのかな? 草原って精々草とか足首とかじゃん。なんかここは腰か、いやもっと高いそれこそ背ぐらいある草が生えまくってる。


 いやいや、めっちゃ困る。地図を出してるから自分がどっちに進んでるかってのがわかるからまだいいけど、これなかったらどっちに進んでるかすらわかんないぞ。


「まあけど、ここなら誰にも見つからないだろうし、そもそもがこっちに来てるやつなんていないんではない?」


 今の僕のヴァレル・ワンはさっきの空での爆発の影響でなかなかにやばい。勿論これまでのレースの影響もあるけどね。風でこころなしか守ったと言っても、結構機体にダメージが通ってたみたいで、なんかギシギシ言ってる。これは……少しメンテナンスをしたほうがいいかもしれない。本当ならレース中に機体を止めるなんてのは自殺行為と言うか、もうレースを諦めたと同じみたいな? それこそめっちゃコースを何周もするような長時間のレースなら機体のメンテナンスはとても重要だと思う。


 それこそレース中に何度もピットインするとかあるだろう。けど三週程度のレースではないよね。でも僕は機体の隅々まで風を通してるから普通のプレイヤーよりも直感的に……というか感覚的にヴァレル・ワンと繋がってると自負してる。


 だから機体の状況把握だってそこらのプレイヤーよりも真に迫ってる。このままでは大切な場面でその力を発揮できないだろう。それにこの先だって、他プレイヤーたちの妨害はどんどんと激しさを増していく。


 それを考えたら今しかない。きっと誰もが僕のことを見失ってるだろうしね。まあ流石に運営側は僕の場所を把握してるし、映像は観客席に届けられてると思うけど……とりあえず僕は一回を止めた。そして機体から降りて、風を再びヴァレル・ワンの全身に組まなく回して包み込む。


 これによって、どこが危ないのか診断してる。それにコードを出して、いろいろな数値を確認する。これが出来るのも大きいね。異常はすぐに分かる。凹みとか、傷とか……そこら辺は今はどうにもできない。


 とりあえず内側でダメージが大きい部分や、最初と比べて数値がおかしくなってるところをどうにかしないといけない。僕はインベントリから工具を出すよ。そしてカチャカチャとレース中にやりだした。


 この機体を組んだの僕なのだ。このくらい出来る。車のパーツなんか良くわかんないか、このヴァレル・ワンならわかるようになってる。ゲームって偉大だね。


 これで順位は落ちるだろう。けど、僕だけを妨害してるわけでもなし、順位の上の奴らは総じて妨害にあってるはずだ。それなら順調に進める……なんて事はきっとない。万全にした僕のヴァレル・ワンなら、多少順位が落ちたところでも、きっと追いつける!! それを信じて僕は手を動かすよ。

 なんかヴァレル・ワンの点々がなかったようですね。気づきませんでした。辞書登録のときにはなかったようでここ何回かはウァレル・ワンになってたようです。

 本当は『ヴァレル・ワン』なのでそのつもりでお願いします。

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