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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
1784/2703

1784 前に進む為のXの問い編 157

「どこまでも透き通る無垢な青、ともどもに向かえしぐるぐるの、まざりまざらし調べの歌よ。混ざり気なく押さえ気なくゆらゆらの、どんな壁へも課される事なく、ゆーらゆらに押せよ押せ――――発動――ジュウラローン」


 最後の節の詠唱と共に私は魔法を発動させました。淡い光が騎士ンズラベーダを包み込みます。これは全体的にデバフをかける魔法です。しかもデバフの効果が時間事に高くなっていくタイプ。厳密に言うと、時間というか、HP残量ですけど。的がピンチになるほどにこの魔法は効果を発揮するはずです。だから最初はそこまで効果を実感できないでしょう。でもそれで良いのです。気にしてくれなくて、寧ろ敵にその魔法を忘れさせた方が良い。

 そして忘れた頃にふと最後の最後で効いてくるって格好良くないですか? それが狙いで作りました。いろんなデバフ効果の魔法の詠唱を色々と組み合わせてつなぎ合わせて、どうやったら効果的に自分が求めるのが出来るのか……結構大変でした。


「ちょこざいな。だがこの程度どうということはない」

「それはどうも」


 私の魔法が発動したのを実感したでしょうが、その程度のデバフ率はこの敵には歯牙にもかける必要はないと判断したんでしょう。でもそれがいつか効いてくるのですよ。まあでも……そこまでこの騎士ンズラベーダを追い詰められるか……って問題はあります。アイテムも潤沢にあるとは言いがたい状況です。

 まだ騎士ンズラベーダが本格的に攻めてないからなんとかなってる。何せ相手はまだ武器さえも抜いてない。抜いてないというか、そもそも帯刀さえもしてないですけどね。でも騎士の見た目で武器がないなんて考えられないです。いや、それこそが常識にしばられてるのかもしれないですけど……でも普通は武器を持ってるでしょう。なにせ六本の腕が騎士ンズラベーダはあるんですよ? それなのに武器一つも持ってないなんて事があるでしょうか? 流石にないと思います。


「小さな違和感は高い次元ほど効いてきますよ」


 別にいらないフォローをオウラさんがしてくれます。うれしいけど、微妙な所ですね。敵にはこの魔法は忘れて貰った方が効果的ですし。私は優しいとか言われてますけど、最後の最後で私の魔法の効果で実は追い詰められていた――って事を知ったときの何ともいえないような顔を見るの……正直好きなんですよね。勿論回復魔法でチームを支えて勝ったときのみなさんの感謝の笑顔も好きです。でもそうじゃないのも好きです。

 このくらいは普通……ですよね。単純なバフ効果の魔法は既にテッケンさんやオウラさんにはかけてあるし、徐々にHPが回復する魔法も適用済みです。あとは不測の事態に備えてどうにか出来る魔法の準備ですね。もう一人くらい後衛がいるなら、攻撃魔法を撃ち込んだりするんでしょうけど、私はそこまで攻撃魔法は得意じゃないです。支援の方がメインですからね。

 そうなるとやることが……いえ、このレベルの戦いとなると、瞬きした間に仲間が窮地になることはあります。それを避けるためにも、気を抜くなんて一瞬も出来ない。しかも騎士ンズラベーダのHPは中々減ってないし、二人は悪くない動きをしてるのに、騎士ンズラベーダはまだまだ余裕が見て取れます。まだ何か必要ですね。一気にHPを削るためにも、まともに攻撃を入れらるれるように、何かを支援しないと……

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