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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
1780/2703

1780 前に進む為のXの問い編 153

 エクストラボスとの戦闘が始まりました。現れた敵の姿はシンプルに人型をしてました。でも腕が左右に三つ付いてて計六つの腕がありました。そして尻尾の先に鋭利な物があります。赤い甲冑を身につけてて、兜の前面の目が赤く一つ光ってます。

 そしてフィールドも変わりました。さっきまではそれなりに広い洞窟のような場所でした。まあだいたいダンジョンは地下だからそういう場所になります。けど……フィールドがボス用の奴に変わって、周囲が暑い。炎の……いやマグマのような空間です。地面はあるけど、その下には真っ赤なマグマがうごめいてて、時々ドバッとそれが水柱のように吹き上がる。地面は点在してありますがこれって……最悪足場がなくなりそうな気がします。そうなると最悪です。私たちは空を飛ぶようなことは出来ません。てか……


「ダメージが入ってますね」

「すぐに魔法を使いま――」


 私が動こうとしたときです。目の前に……いえ、目玉に何か来る。


「ふっ!! ――ぐっ!? ああああああ!!」


 何が起ったか分からなかった。それほど突然でした。しっかりと見ると、オウラさんがその手を犠牲にして私を護ってくれたのが分かります。オウラさんはあの一瞬で私を攻撃してきた何かを掴んで止めてくれたみたいです。なんという反射神経でしょうか。

 いえ、驚いてる場合じゃない。エクストラボスは動いてないようで動いてます。


「固まってると危険です! 散会!」

「はい!」

「おう!」


 私は後ろに、オウラさんとテッケンさんは前へと進みます。その間に私は詠唱をしてまずはスリップダメージを無くす魔法を使います。大丈夫、舌はまだ回ります。これを終えたら回復を−−


(まさか一体いつ攻撃を?)


 −−全く動かないから油断してました。そう、このフィールドになったときから戦闘は始まってるんです。更にどれだけ強いかも知れないエクストラボスです。一瞬の油断が命取り。私は回復魔法の次には結界を張ることにしました。なにせ動いてないように見えて攻撃をしてきた敵です。

 いつ狙われるか分からないですからね。自身の防御を万全にしてた方が良いでしょう。後衛は地味だけど、そこが崩れたら一気に戦闘継続は難しくなります。ましてやこのパーティーには後衛は私だけです。落ちるわけにはいきません! 私は一つの詠唱を口ずさみながら、次の詠唱を頭で整えて行きます。

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