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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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1640 前に進む為のXの問い編 2

「いや~今日も儲かった儲かった!」

「ほんと、このまま大会でも優勝すれば、俺たち一財産築けるな! レスティアに屋敷なんか建てたりしてな! ガハハハハ」

「私たちのような裏の人間が拠点を外に晒すなんて愚の骨頂。買いたければ個人で買ってよね」

「まったく、夢がない奴だなお前は。俺はここでは全ての欲望を解き放つつもりだぜ。女! 肉! 金! それがもうすぐなんだ、これが笑わずに入られるかよ!」


 どうやら最近僕が加わったことで、とても羽振りが良いようだ。最初はこの人たちは親切面して近づいてきたわけだけど、早々に僕がその正体を看破して儲け話を持って行くと一にも二にもなく乗ってきた。


 こいつら所謂犯罪組織……というかチームで、僕を使ってテア・レス・テレスからヴァレル・ワンを奪取した奴らだ。僕はそのチームに今は潜り込んでる。まさにスパイ的で結構面白い。


 そしてなぜにこんなことをやってるかと言うと、勿論テア・レス・テレスのレースに出るためではある。何か目的がこいつらにはあるらしい。それまではまだ聞いてないが……どうやらその大会の褒賞でそれをねらってるみたいな?

 犯罪チームなんだから犯罪者らしく裏工作してやればいいのに……とか思うが、相手が会長である日鞠では分が悪いのは明らかだ。てかこっちでは会長呼ばれてるけど、今やリアルでは立場的には日鞠って会長じゃなくて、摂理が会長だからややこしい。まあ普通に皆まだ日鞠のことを会長呼んでるけどね。


 とりあえず僕たちは今はその大会で優勝するために最高のヴァレル・ワンを作るために動いてるのだ。


 本当ならテア・レス・テレスが発行するクエストをこなして、それの報酬として様々なパーツがもらえるって物なんだけどね。でもそれもなかなかに闇が深い感じになってる。


 クエストにその報酬がどんな物かはかいてあるけど、パーツにも高品質や低品質。さらには最高品質とかあって、それは完全ランダム。というか、褒賞としてもらえるのはそれらパーツのガチャ券なのである。

 一応クエストの難易度が上がれば、レアリティの高いパーツが出やすい券がもらえるけど、それでも百パーではない。だから大変な思いをして、良いガチャ券を得たとしても、良いパーツが出るとは限らないのだ。一応良いガチャ券を使えば屑パーツは出ないみたいだけどね。


 一応必要な部品ごとにガチャが分かれてるのは良心的なのかもしれない。全て闇鍋になってたら、完成させるのも大変だからね。多分それじゃあ、あまりにも大会までにヴァレル・ワンを間に合わせられるプレイヤーが少なくなるかもってことなんだと思う。


 ヴァレル・ワンを一機完成させるだけなら、そこまで大変でもないんだ。でもそこから自分のこだわりだそうと思うと、可能性が広がって先が見えないって言うね。

 そんな人たちの行動を邪魔するかのように、僕たちは動いてる。実際良心が痛い。一応勝負ってことにしてるのは、最低限僕の良心を保つための体裁なのだ。


(言い訳だな)


 そんなことはわかってる。でもこういう遊び方もあるんだなって思って面白くやってる。僕たちに襲われた人たちには悪いけどね。でも暴力は使ってないから、まだ言い訳できるよね?

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