表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
1547/2703

1557 校内三分の計編 167

『そこまでです! いかがわしい配信は今すぐやめなさい!!』


 そんな声がスマホから聞こえてくる。うう……もどかしい。本当は私だってあの場に行きたい。けど倉敷さんがそれを許してくれない。とりあえず生徒会に期待しよう。確か今は、日鞠ちゃんの変な写真が出回ってたけど……あれはいったい? とか思う。まあ日鞠ちゃんが大変なのはその通りなんだろうけど、生徒会として、学校内の風紀の乱れを見過ごすことはできないだろうからね。


『なんですか? いきなりぃ? いかがわしいって、誰ですか教室でやっちゃってるのは!?』


 そういっでクリスちゃんが周囲を見回してる。いやいや誰もが思ってるだろうけど「あんた達だよ!!」って言いたい。


『あなた達ですよ!!』


 あっ、生徒会の女子生徒がみんなの心の声を発してくれた。うんうんだよね。私たちもだけど、動画内の教室にいる人たち、廊下側の人たちもうなづいてる。まあ教室の中を映してるから、廊下側は見えないけど、きっとあの教室の前には人だかりができてるだろうから、まちがってないと思う。


 カメラ内に入ってきたのは数人の生徒会の人たちだ。けど、それでもクリスちゃんもスオウも動こうとはしない。いや、スオウは実は生徒会の人が声を上げて教室に入ってきたときに、体を起こそうとしてた。けど、そのスオウの行動を実はクリスちゃんが頭を押さえつけて阻止した所がばっちりカメラにはうつってた。そしてそれは今も変わらない。なぜかクリスちゃんはスオウを自身の太ももに拘束しときたいらしい。

 たぶんスオウも抵抗してるんだろうけどクリスちゃんはそれでも話さない。そのためにさっきよりも深く太ももに埋まってるし、もう寝かせてるというか、太ももで挟んで逃げられないようにしてるようにみえる。

 でもきっとこの映像も羨ましい……とかおもわれてるんだろうな。クリスちゃんの太ももに挟まれたいって思ってる男子はこの学校では多い。そしてきっと私とかのふとももにも……スオウならね。スオウならいいよ。


「わたしたデスかぁ? びっくりデス!!」

「何がびっくりですか! てか、貴方もいつまで女性の太ももに埋まってるつもりですか!!」


 生徒会の人はいつまでもクリスちゃんの太ももに埋まってるスオウにカチンと来てしまったようだ。まあ自分が怒ってるのに、気持ちいいところにいたら……ね。けどそれはスオウの意思ではないとわかってほしい。クリスちゃんのせいなんだよ?


 でもそんな私の声が画面越しの彼女に届くわけもなく、スオウはクリスちゃんの太ももに埋まったまま、ガミガミと言われてた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ