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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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1499 校内三分の計編 159

「ダイブ・オン」


 私はそう言ってLROへと入った。まずは自分のエリアへと飛ばされる。今、私はオウラさんやメカブちゃんとチームを組んでる。でも私たちはエリアバトルをやってない。だからチームとしてのエリアの広さはたかが知れてる。まあけど、それでも一人の時の小屋と木と小川だけって感じの場所よりかは進化してる。

 まあエリアバトルで色々とエリアは開放されて行くから、これでも多分全然なんだけどね……一応私たちのエリアには湖があって、その周りに花畑や緑があるっていうふうになってる。複雑な物は全然置けないから。小川を拡張して湖にして、初期から配置出来る花や木を並べただけと言うのは内緒だ。けどおかげで避暑地みたいな別荘感がある。

 夜でも、ここは昼間だしね。涼やかな風と、水面の光……花の香りに、透き通る青空が私のささだった心を優しくしてくれる気がする。私は装備を脱いで白のワンピースだけになった。しかも足元は裸足だ。ここはいいよね。リアルだとどんなにキレイだとしても、裸足で外に出ると、怪我をする可能性はどうしたってある。だって花の中にだって、小石とか小枝とかあるかもしれないからね。

 でもLROなら配置してないものはない。エリア限定だけどね。ここは私たちが作ったエリアだ。ちゃんと危険な物はないとしっている。だからこんな格好で出ても問題ない。私は花畑をすすんで、湖に面してるちょっとした飾り地面の石畳に腰を下ろす。これも初期から使えるものだ。


 沢山エリアバトルをして、エリアとかを広くしていけば、もっと凝った装飾の地面とかつくれるんだろうけど、私たちにはこれしかない。まあけど、案外あってるとは思ってる。蔦がうねうねした白いタイルみたいなものだ。日の暖かさを受けて、座ってもヒンヤリなんてしてない。寧ろお尻から、ポカポカした感じがわかる。そして素足の足を私は湖につけた。

 

「ふうー」


 ヒンヤリとした水が気持ちいい。穏やかな場所だ。ここなら誰にも邪魔されない。だいたいここに来るチームメイトってあんまりいないからね。大体さっさと孤児院の方に行くし……私は湖に足をつけたまま、仰向けに体を倒した。青空が丸くみえる。


「うーん、気持ちいいけど……」


 なんか色々と考えちゃう。ここはとてもリラックス効果高いが、悶々としてる時にくると、それを延々と考えてしまうかもしれない。だって他に何もできないからね。私だってもうちょっと幼かったら、ただ花を愛でたり、湖に飛び込んだりとして気を紛らわせることができたのかもれないが、自分はそんなに幼くないと思ってる。


「やっぱりこういう時は、じっとしとくよりも、動くほうがいいのかも」


 ずっとベッドの上だったから、すぐに体を動かすって発想にならないんだよね。ついつい止まったまま考えてしまう。


「よし!!」


 私は上体を起こして湖から足をだした。インベントリを出して、装備を変えて、ゲートをだして私はエリアからLROへと旅立った。

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