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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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1484 校内三分の計編 144

 学校に付く前に、僕と摂理は別れてた。てか日に日に、あの摂理のファン達の距離が家に近づいてる気がする。その家、家の前で待ってそうで怖い。そうなると、出る時間をずらさないと……ヤバい。主に僕の身の危険が。


 ただでさえ、日鞠の事でも、僕へのヘイトが溜まってる学校の奴らなのに、摂理と同棲してるなんて知られたら……直接攻撃を受けそうだ。てかさっきも……


「君は会長へ投票しするんでしょう? それなのに摂理ちゃんへと近づくんですね?」


 ってめっちゃ皮肉られたよ。確かに、日鞠の奴と票を流す様に言われて、うっかり明言しちゃったけど……でも僕達は一緒に住んでるんだから、一番世話できるの僕なんだよ! とかなんとか言いたいがそんな事を言ったら、この重度の摂理のファンたちは僕の事襲いそうだから言わないけど……


 というわけで、僕は一人で校門をくぐる。あいも変わらずに、校門では、クリスの支持者達がパフォーマンスをしてる。女子達かチアの格好して、踊ってるから、カメラで撮ってる奴らまで……まあ朝からあれは目の保養になるとは思う。てか日に日に校門に出来る人だかりが増える様な……


 いつもは遅刻ギリギリに来てる様な奴らまで、このパフォーマンスを見るために早く登校してるんじゃないのか? ある意味で、学校への登校率とかも増やしてるのかもしれない。

 実際、クリスが集めてる女子はレベルが高い。ギャルっぽい人たちもいっぱいいるし……そういう人たちって普段なら、関わり合いたくないが、こういうノリには積極的何だろう。てか今の生徒会があんまり生徒たちが近づかないように、してるし……結局の所、日鞠はそんなに選挙活動なんて行ってない。ただ、普段通りに、やってるだけだ。


 あいも変わらずに学校いる時間もそんなにないし……そういう時はどっかで打ち合わせとかしてるんだろうけど……きっとその人達だって日鞠がこのまま会長で居られるか不安何じゃないだろうか? 


 だって別段、今この学校で生徒会長選挙をしてるって隠してる訳じゃないし。普通なら、学外の人がそれを気にすることなんてないが、日鞠の場合は別だ。色んなプロジェクトと生徒会長として関わってる。

 そうなるとその立場がなくなって、あまつさえ別の誰かにスゲ変わったりしたら……そう相手側は不安におもうかもしれない。


 でも別にこっちに集中してあっちを止める……なんてことはややってないって事は、絶対の自信の現れなのだろうか。彼奴がどこを見てるか……なんて僕達凡人にはよくわからないんだけど……


「クリス様ーー!!」

「クリスちゃあああん!!」


 うん? なんか声援が増えた思ったら、なんか校門の外に別の制服に身を包む他校の生徒の姿があった。なにクリスの奴、他校のやつとも知り合いになってるの? てか結構いるぞ。他校の人たちは票にはならないだろう。

何考えてるんだ? それにあの人達も、よくやるね。他校に来て自分たちの学校に登校するって大変じゃない? もしかして何かクリスの狙いがある? そんな勘ぐりをしてしまうよね。

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