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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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1413 校内三分の計編 73

「特別って意味わかってるのアンタ? 特別って何を置いても特別って事よ?」

「いや、それはわかる……けど……でも現実はそうじゃない」

「ここは現実じゃないじゃない」

「それはそうだけど……」


 ああ~なんかややこしくて頭が痛くなってくる!! だって特別がスペシャルなのはわかる。特別なんだからそうじゃないとダメだけど、実際はその一人だけを優遇なんて為てたら、反発が起きる訳で……でもメリッサはここはリアルではないから良いじゃんって言ってくる。


「お前はローレから特別扱い受けてるのかよ?」

「私は受けてないわね。でもアンタは特別扱い受けてるじゃない」

「はあ?」

「全く、特別扱い受けすぎた奴はこれだから困るわね」


 なんかめっちゃメリッサの奴にやれやれと肩を揺らされた! こいつにだけはそんな事、言われたくなかったよ! 僕が特別扱い……そうなのか? 


「特別扱いでしょ? ローレ様がアンタの事信頼してるのはわかるし……普通、ローレ様が逐一付き合ってくれるなんてないから!」

「それはあいつにも実があるからじゃ?」

「それだけだと本気で思ってるわけ? てか例えそれでも特別でしょ」

「そうか?」

「それに会長とだって個人的に親交があって、テア・レス・テレスでもないのに、会長と冒険行ったりしてる」

「なんでそれを……」


 確かに会長事日鞠がLROから出れなく成ったとき、それなりに色々と冒険をした。でもあれは必要だったのだ。まあ言えないけどね。だって再びLROに捕らわれた人が居るなんて漏れたら、今度こそVRというジャンルが終わる。

 実際、完全に安全と言えない物を稼働させ続けるのはダメなのかも知れ無い。普通にみたら……ね。それで何か起きたら責任なんて取れないわけで……でもその責任はきっと知ってる奴ら全員にあるよな。未成年だからって無関係ではいられない。

 こいつはどこまで……いや、あの期間、会長が捕らわれてたと思う奴は居ないはずだけど……


「この時代、有名な人なら自然と情報は集まってくるものでしょ」

「そういうものか……」


 てかそれなら、会長自身が何か対策してるか……日鞠はそう言う奴だし。


「アンタは自分がどれだけ特別扱いされてるか自覚無いから、嫌われるのよ」

「うぐ……」


 なんかぐうの音も出ない事を言われた。こんな奴に! いや、お前も嫌われ者だからな! 


「僕が嫌われ者かどうかなんていいんだよ。とにかくヴァレル・ワンを貰える訳ないだろ」

「いうだけタダ何だからいいじゃない」

「お前な、そんなアホな事を言う奴だって僕が思われるのはどうなの? 常識無い奴って思われるじゃん」


 実際日鞠はそんな事は想わないだろうけど、テア・レス・テレスの中にも、僕をよく知らない奴はいっぱい居るわけで、そういう奴らからしたら「何こいつ?」ってなるじゃん。ただでさえ、既に一部のテア・レス・テレスの奴からは「何こいつ?」って思われてるからね。


「別に他人になんと思われようが、大切な人にちゃんと認識されてればいいじゃない」


 なっ……に? メリッサの奴がなんかまともそうな……でもそれってただの自己肯定で結局、僕の評価下がるだけじゃん。なに良い奴風にいって誤魔化そうしてやがるんだこいつ! 

 挿絵を毎日どれかの小説に載せたいって言ってたけど、なんか挿絵のアップロードが小説投稿サイトで貧弱すぎて、事実上なろうにしかあげられないんですよね。

 そうなるとなんかモチベーションが下がったので、続けるかわかりません。noteの方でマンガでも描くかな?

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