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命改変プログラム  作者: 上松
第二章 世界に愛された娘
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 私は油断なく爆発を見守ってた。なにせ相手はあの会長だ。今は私の思い通りに事が運んでる。てか、本当ならこれで終わりだ。会長はそこまで高HPでも高防御力をしてる訳でもない。普通に考えたらこの私の攻撃に耐えられる訳がない。


 でも――


(きっとまだ終わってない)


 ――そんな予感がある。いや、これは確信かもしれない。だから私は既にもう一つの魔法もx準備してる。更にこの爆発に加えてそれを叩き込む。


「え?」


 でも魔法を放つ前に予想外の……いや、確か一度起きた事が起こった。そうなんだ。ここ……このステージはテア・レス・テレスが用意した物だ。だからそれがもう無いなんておもってなかった。でも……いきなり来ると、思考が一瞬止まる。


 下から聞こえてた筈の戦いの音。そして五月蠅い声……それらが真っ青な空の更に私の頭上から聞こえる様になってた。一体何が起きたかというと、テア・レス・テレスが用意した最後のステージが反転した。くるっとね。


 でもそれだけじゃ、私の上に来るはずはない。なにせ私はステージから結構離れてたしね。ただくるっと反転したんなら、私の下で勝手にプレイヤー達が落ちてくだけだ。そして飛べる私が実質一人勝ち出来る。でもそうはなってない。何故かステージは私の上にあり、そこでひっくり返る事でその上にいたプレイヤー達を全員たたき落としてる。


「「「うあああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」

「「「きゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」


 そんな叫びは大体、こっち側の奴らだ。そしてテア・レス・テレスとは言うと、完全に落ち着いてる。そして私の事を完全に狙ってた。


「くっ」


 襲いかかってくる矢や魔法。このタイミングってこの時の為に発動を待ってたとしか思えない。私はメノウの力でそれらを遅くする。そして発動しようとしてた魔法で一気に全部を撃破。空に白い煙が満たされる。そのせいで仲間と敵……双方私から見えなくなった。


(めんどい……それに会長はどこに?)


 一応今もリルフィンに会長の監視はさせてる。あいつなら一度捉えた敵を見失うなんて事は無いはずだ。その目と鼻と更にもっと別の何かを見てる。でもどう考えてもこれは会長の仕業だろう。そもそもが足場になる大きなステージの周囲の階段とかそんなの一部が動くのは見てた。


 でっかいステージが動いてもおかしくはなかった。まあ一瞬で移動したのはどう考えてもカラクリがあると思うけど……そんな風におもって次の準備をしてると、一気に爆煙の中からいくつもの光が輝く。そして出てきた奴ら……それらが全員、なんと会長に見える。しかも明らかに二十人なんて数を超えてる。


 こっち側の奴らまでそういう風に見えてる。やっかいな。私が歯がみしてる間にプレイヤー達は私の所まで落ちてきた。ただジタバタしてる奴らが大半だ。きっと会長に見えてるのは私だけなのかもしれない。それともそんな余裕がないのが。でもそんな中でもテア・レス・テレスと思われる奴らは仕掛けてくる。ただ、落ちていく会長の中に交じって、好戦的な会長共が私へと攻撃を向けてくるよ。


 でも私には届かない。なにせ私の障壁はそこらの奴が作れる障壁とは質が違う。けど……そんな余裕も全員が再び私の下に落ちていくまでになくなった。なにせ……私の障壁が破られたからだ。テア・レス・テレス達の地味な攻撃なんかじゃ、そうそう破られる筈はない。でも……確かに障壁は幾度かの奴らの攻撃を受けて破られてその刃が私にダメージエフェクトを出させてる。


 私はそのことにイラッとして周囲全員をいったん吹き飛ばす程の衝撃を出した。

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